そらまめ日記・猫と暮らす会(猫とクラス会)

静岡県浜松市を拠点に、人と猫とが上手に暮らせることを願い
共生をテーマに自分なりの言葉で日々を綴っています

向き合うのは自身です

2018-06-06 17:51:26 | そらまめのひとりごと
猫を飼うにあたって、けっこう夢見る夢子ちゃんがいらっしゃいます。


かわいい猫動画、カレンダーなど見て、猫ってこういうもんだと勝手な妄想をするわけです。


もちろん妄想してもかまわないのですが、相手は生きているわけですし


思った通りなんて絶対にいかないわけです。


せっかく買ってきた爪とぎでは爪を研がず、なぜにこんなところでと思うところで爪を研いだりします。


新しいカーペットで思いっきりゲロってることもあります。


さあ出かけようと思って着替えた瞬間スリッと寄ってきて、ああ新しいスカートが毛だらけじゃあないですかと


叫んでしまうこともあります。


病気にもなるので、そんなときは自分の予定を返上してでも病院にかからなければならなくなります。


予定外の出費になることだってあります。


猫を飼うっていうのは、そういうことをあきらめたり、そんな瞬間でも腹を立てるんじゃなくて


やられてしまった自分を失笑して、次は負けないぞ~みたいに工夫したりできるかってことだと思うのです。


お金もなんとかやりくりするぞ~って思えるかどうか。


猫に多くを求めるのではなく、そんなときどう向き合えるのか自分自身を変えていくことが大切かなと思います。


しつけようなんて思ったって、思う通りのしつけができるはずもなく


取って来いとかできる猫の飼い主さんって、ものすごく猫を大切にしてて


愛情がたくさん伝わってきます。


だから猫たちもこんな芸当ができるようになったのかなと・・・。


よく動画を送ってくださいますが、そんなときわたしは猫はもちろんですが、


ここまで可愛がってくださってる飼い主さんたちにいつも感謝の気持ちでいっぱいになります。


わたしたちが関わり、手塩にかけた子たちを愛して下さって・・・・感無量です。


物事はすべて表裏一体です。


良き面もあれば悪い面もあるのですから、縁あってわが家に迎え入れた子の、個性を認めて大切に思ってくださることが願いです。


もし自分の産んだ子が、こんな子だのこの子のせいでなどと職場や学校や嫁ぎ先で思われていたら


悲しくないですか?腹が立ちませんか?


なぜいいところを見てくれないのだろうかと悔しくなりませんか?


それでも人間なら、立ち向かったりそこを回避して次の場所を求めることも可能です。


でも、モノ言えぬ子たちはそれもできません。


猫は習性を変えることはできませんが、迎えた飼い主さんは見方や考え方を変えていくことができます。


人間は知恵があるから工夫もできるのです。


猫を飼っている方、これから飼おうと思う方はぜひ何かがあったとき


自らがチェンジできる柔軟性があるのかを、今一度自分自身に尋ねてみてほしいと思います。







コメント
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