雪の向こうには
人の思いが見えている
いや雪の向こうには
人の思いを超えたものが
静かに重く
見えている
罪責だったり
後悔だったり
思慕だったり
憎しみだったり
「私」の思いは
しばしば私を超える
その制御は完全でない
人の思いは人の制御を超えたものとして
雪の向こうに浮かんで吹かれる
見つめるのだ
そこには安易なる「神」という記号も逃げ場も持たないで
しかし己に制御はできないものがあることを
確かに雪に教えられ
見つめてそして生きるのだ
人の思いが見えている
いや雪の向こうには
人の思いを超えたものが
静かに重く
見えている
罪責だったり
後悔だったり
思慕だったり
憎しみだったり
「私」の思いは
しばしば私を超える
その制御は完全でない
人の思いは人の制御を超えたものとして
雪の向こうに浮かんで吹かれる
見つめるのだ
そこには安易なる「神」という記号も逃げ場も持たないで
しかし己に制御はできないものがあることを
確かに雪に教えられ
見つめてそして生きるのだ