ベツレヘムの家畜小屋発

グレグレ耶蘇・桜泉のブログです。

うさぎさん

2008年03月30日 | 幼子は身も心も健やかに(育児)
Jくんは教会でうさぎを抱っこさせてもらったそうです。(うさぎを連れて来てる人がいます。先週=イースターだけだと思ったら、そうじゃないのね!)

パパガスパールに写真見せてもらいました。Jくんはうさちゃんに頬ずり。

電車やバスだけではなく、生き物も好きだとわかってほっとしました。
家でも、ぬいぐるみを抱っこしたりはしてましたが。

家には今はペットがいません。
でも、Jくんには、動物や命を愛しく思う人になってほしいです。

もしかしたら夏に実家のインコたちを引き取るかもしれないことになってます。
だからではないのですが、今Jくんはインコにも少し感心あって、先日愛玩鳥の図鑑をあげました。
Jくん、もしインコさんが家に来たら、仲良くしてね。

ちなみに教会には、金魚がいます。あと、かかりつけの病院には亀がいます。
Jくんがたくさん動物と仲良しになれますように。

今日はお休み。

2008年03月30日 | グレ耶蘇生活
今日は桜泉は教会お休み。Jくんとパパガスだけ行っちゃった。お家は静か。
私はどこかでケータイで説教を読もう。モバイル説教。
体がすっごくだるい。
昨日、ムキになって歩きすぎたんだな。最近時々、ムキになって出かけたくなる。Jくんと出かけたくなる。お産が近づいて、何か内なる自然がそうさせているのかも知れないけど。
教会も本当は行きたい。讃美歌歌いたい。みんなとご飯いただいたりもしたい。
でもやっぱり体がすごくだるい。
たまらないほどだるい。
お産のことも何も考えられないほどだるい。
礼拝どころではない・・・。
・・・。

おとこまえ

2008年03月29日 | 幼子は身も心も健やかに(育児)
今日、お花見に行くはずが、Jくんは初めての美容院体験。
ジェルまでつけて、どうしたの?!て感じ。

帰りにクラスメイトのM佳ちゃんに会った。生憎、Jくんは「髪切って寒い」と帽子かぶっていたから、かっこいいとこを見せられなかった。残念。

それにつけても、キッズ美容院は、手際がいいから嫌がらないし飽きて泣いたりしない。ビデオもある。お土産ももらった。
…だから大人並みの値段。

次回はまた家で切るかな…。(散髪ハサミをなくしたのでデパートに買いに行ったのが事の発端だった。)
カット後、お花見も行ってみたけど、すごい混雑につき中止!
今日は行楽日和だから仕方ない。

Jくんは夕方からずっと、「赤いぶーぶ、かんかん、ちょきん(赤い自動車型の椅子に座って、髪を切った。)」を繰り返している…。

Jくんだけと過ごせる最後の週末かもしれない。思い出のヘアカットになったかな。

ちなみに。
私はもう毎日、あやしい腰痛や強いお腹の張りや、妙な腹痛がしている。(前駆陣痛だろう。多分。)
今日も美容院のあるデパートで、何度か腰が痛くなって周りに心配かけた。
でも、病院はこのデパートと自宅の中間にある。いや、デパートの方が少し病院に近い。健常な人なら徒歩5分もないかも。
安んじて、お買い物などを楽しんでいる…。(おぃ)

もうすぐお産(2)マタニティウェアの始末

2008年03月28日 | マムレの樫の木陰発(ゆーくん妊娠ライフ)
どうころんでも、あと半月のお付き合いたる、マタニティウェア。
どう始末するか思案中。

Jくんの時の夏物と、今回買い足した冬物と…。

パンツタイプのマタニティウェアは基本的にまだまだ着る。体型が完全に戻っても、気に入ったやつなら着る。
また、授乳服兼用のはこれからが本番。

問題は、ジャンパースカートと授乳不対応のチュニック。もう着ない。

ジャンパースカートは普段から好きなので、可能ならリフォームして、卒乳後のワードローブに加えたいけど…そんなことしてくれるリフォーム屋さんや仕立て屋さんはいるかな?
夏のマタニティチュニックは…結論から言うと着ない。マタニティは所詮マタニティ。去年の夏(妊娠発覚前)、袖通してみたけど、やはり産後には格好が合わないと思った。

何かいいリサイクル方法があれば好都合なんだけど…。

ベビー服の交換サイト(桜泉もたまに利用)、ああいうののマタニティウェア版があるといいなと思う。

ネットオークションに出す方もいるとか。でも、売るほどの高級品でもないし…捨てるには惜しいし…無償または超廉価で譲りたい、というところ。

ちなみに、…マタニティウェアたち、今度こそ、二度とは出番なしという想定で、こんな記事書いている桜泉。

目の前のハンガーに吊るされた、間もなく別れのジャンパースカートさんたち(Jくんの時IY堂で買ったもの)が、「まさか二度も出番があるとは思わなんだ」と言っている気がしたりして。
捨てるには惜しい。いずれにしても、別れがさみしいな…。 

もうすぐお産(1)Jくんの立ち会い

2008年03月28日 | マムレの樫の木陰発(ゆーくん妊娠ライフ)
先日ちらりと書いた、Jくんのお産立ち会い。

…思案中。

昼間ならやはり、LDR室に居させたい。怖がったら退席させればいいのであって、幼児には無理、と決めつけなくていいかなと。

2歳3ヶ月の頭に、記憶されるか分からない。でも、いい。

人間は、いや、命は、工場で作られるのでも、デパートで買ってくるのでも、鳥さんが運んで来るのでもないことは、忘れてもいいから体験してほしい。生きるのは綺麗事ではないことも。

しまった、昨日、助産師外来で相談しわすれた!
第一、パパガスパールとまずは話し合わないと。母親だけで勝手に決めたらいけないね。

また、この週末にでも、Jくんにお産のことを簡単に話して聞かせよう。それに、来週の健診(最後になるかも!)には連れて行こうか…。立ち会いの有無に関わらず。

これで即、女を、命や性や生殖を、バカにする男にならない保証にはなりえないけど、…大切な教育の第一歩だとは思うので! 

縁起悪くて上等じゃ♪

2008年03月27日 | マムレの樫の木陰発(ゆーくん妊娠ライフ)
37週の健診。トラブルなく。
体重増えてない。いや、減っている!?腹囲も。
昨日一昨日とアイスなんか食べたのに。この間コロッケ食べたのに。あ、ドーナツも。
(いい加減にせぃ。)

この調子なら、4月になるかな、という予感。

前にも書いたけど、実際の予定日とは別に、この日がいい!という出産希望日がなくはない。

昨日、訪問助産師さんからおもしろい話を聞いた。
かつて彼女が病院勤務時代に出会った、出生時刻を改ざんしてくれ!という産婦やお父さんの話。
もちろん大幅改ざんではなく、数分のことだけど。

そのひとつのケースが、4時9分で縁起悪いから1分ずらして、だったそうだ。

分かるけど…。
桜泉なんか相変わらず、ボンちゃん命日・4月9日を狙っている。それに、ここまできたら、ぜひ39週越えてくれ!(ちなみにJくんは39週0日生まれ。)

ともあれやっぱり縁起より、殉教者にあやかりたい、あやしいクリスチャン母・桜泉であった。
…しかしやはりともせんは将来周りにからかわれるかな?

まあいい。
4月1日の方がよほど腹がたつ!働く母の死活問題だ!
まさに、ウソでしょう?て感じ。
4月1日の23時50~59分なんかに生まれたら、やはり「改ざんしてくれ~!」と駄々こねるかもしれない…。

さて、どうなるやら。

※写真は。健診のあと、桜色の帽子を買って、一人お花見に。ちょうど一年前にJくんとお花見に来た。あっという間の、めくるめく一年!…Jくんは週末に連れてきてやろう。

最後の買い出し

2008年03月26日 | マムレの樫の木陰発(ゆーくん妊娠ライフ)
今日の都心は桜が咲いていい天気。

午前に骨盤ケアの整体を受けたら、午後はふらりと外出…。

Jくんのニットキャスケットをかぶったら、入った。桜泉頭がでかいのに。
ちなみにJくんは、せっかく買ったこのキャスケットを嫌って一度もかぶらない。

これまで行っていたクリーニング店が閉店なので新しいお店へ。一軒目、開いてるのに誰もいない。呼んでも出ない。……。
二軒目、保育園の近くの古そうなお店にお願いした。

それからバスに乗った。桜がたくさん見えた。

バスを乗り換え。
六本木で「産前最後の買い出し」。シアバタークリームや、産後ケアのマッサージオイル、母乳茶、春になって無性に飲みたい中国茶…。

昔流行った中国茶、中国緑茶のペットボトル、今はなくなってしまったなぁ。
なんて思いながら茶葉を買った。
これでしばらく、食後は烏龍茶かプーアル茶だ。

こんなにたくさん楽しんだのだけど、なぜかなんだか気分はふさいでしまう。夕方だからかな…。

La jalousie de J-kun

2008年03月25日 | 幼子は身も心も健やかに(育児)
昨日、ともせんのベビーベッドやベビーバス、抱っこひも(※)が届きました。
(※桜泉はスリングを2つも持っていますが、あまり器用でないし、新生児に使うのは怖くて嫌なので、最初の2~3ヶ月は専用の抱っこ具を使います。)

早速、居間を模様替えして、ベッドを設置してもらいました。

夕方、帰ってきたJくん「あぇ?」と大声を挙げました。部屋の様子は変わっているし、何より、大きな「電車ベッド(キャスターのついたものはみな電車)」がある!
テレビの位置も、僕のおもちゃ置き場の位置も違う!

まずJくんは、ベッドをカートのように押して動かしたがりました。もちろん、キャスターのストッパーがあるから動きません。
次に、配置が変わってしまった自分のおもちゃ置き場から、おもちゃを全部取り出しました。
それから、ベッド上に仮に置いてある、栗鼠の形の授乳クッションを、貸して貸して…と駄々こねました。
チョロQや折り紙セットや貯金箱や積み木などを、全部ベッドの柵の隙間や上から投げ入れました。
柵から入らないような大きいおもちゃを部屋中にまき散らしました。

もちろん、パパガスパールと桜泉に、ボコボコに叱られたことはいうまでもありません。
(一応、はじめはゆっくり説得したんですがね。「ともせんは赤ちゃんだから、こんなおもちゃではまだ遊べないし、むしろ、入れたら怪我をしてしまうんだよ」と。)

Jくんにしてみたら、ずばり一言、「なんじゃぁこりゃ~!!!!」なんでしょうね。
というか、表題の通り、「La jalousie de J-kun」か…。

「ともせんは、まだ姿も見えない赤ん坊のくせに、こんな面白いベッドを貰うなんて、ズルイ!!!」
「僕は、僕のカバンの中にベビーベッドをかくし……できない!!!!」(もちろん、でかすぎて。)

…Jくん、このベッドは、お前さんが8ヶ月まで使っていたものと同じモデルのものなんだよ。しかも、アンタは最近、大人ベッドを買ってもらったじゃないか。ちっともズルくない!!!!
と、言いたいところですが、彼が納得し、ベッドがある状況に慣れるまでの辛抱でしょう。既に、朝になれば、いたずらをしませんでした。

ちなみに、「La jalousie de Gaspard」というのが、『リサとガスパールのローラーブレード』の原題です。

初めての傘

2008年03月24日 | 幼子は身も心も健やかに(育児)
Jくんに初めての傘を買いました。
桜泉の傘を持ちたがるので。
これから春夏で雨の多いシーズンなので。

店ではだいたい、3歳児以上用がほとんどでしたが、Jくんの体格は3歳児並なので買いました。

桜泉の曾祖父は零細な傘店をやっていました。
桜泉誕生の前年に他界しましたが、したがって家には桜泉誕生より数年前までのデザインの傘が余っていて…。物心ついた頃には、ゆうに一昔以上前のデザインの傘を使わされてました。
初めて傘を買ってもらったのは9歳の時!

というわけで、傘を買う、特に子供が傘をわざわざ買うというのは、今でもプチ贅沢な気分になります。(!?!)

Jくんには、傘を大切に使って欲しいです。(安くはなかったんだぞ!)

うれしいイースター

2008年03月23日 | グレ耶蘇生活
(顔ぼかしてて、何だか、あやし~!)

復活祭おめでとうございます。

1週間前の様子では、不調またはずばりお産で、礼拝なんか無理ではないかと思ったのに、一家(爺婆も)で復活祭礼拝に出かけられました。
それ自体奇跡のように思います。

Jくんはシャーマン先生にきれいなイースターエッグを頂いて超うれしい!ずっと手に下げていました。(食べられるやつでなくて吊るす飾りの。)

お腹のともせんは、ハンドベルのミニコンサートに反応して躍っていました。
※ちなみに、クワイヤのメンバーに、Jくんの保育園の先生がいらっしゃることが先週わかって、地球は狭いなぁとびっくり。

もうすぐ出産。最後の記念に、またまた人間イースターエッグ写真や家族写真をたくさん撮りました!
まだ来週だって教会行きたいけど、さて?
皆さんには出産前最後という前提で送り出されました。

♪球根の中には花が秘められ
かーか(お母さん=桜泉)の中にはともせん秘められ
Jくんの中にはウンチ秘められ(^_^;)
いつ出てくるかは
ただ神が知る( ̄▽ ̄;)

(讃美歌「球根の中には」の替え歌!)

両親学級

2008年03月22日 | マムレの樫の木陰発(ゆーくん妊娠ライフ)
病院の両親学級に参加しました。経産婦のくせに。
でもお産の復習になりました。

同じグループになった初産婦さんたちに、ついつい体験を語り…怖がらせてしまったかもしれません。
m(_ _)m

病棟見学は、先の休日受診や入院のせいで、いやそもそもJくんも去年入院したことあるし、桜泉が夜間休日救急の世話にもなったことあるし、外来も一家でいろんな科にかかっているから、…目新しいことはありませんでした。
新生児室にはJくんが時々お世話になる小児科部長先生の姿が、なんてこともあり、J病院との付き合いの深さを実感。
…ていうか、こんなに来てるならスタンプカードか回数券でもあって、10回来たら売店か喫茶でお茶がタダにしてくれないか?と思ってしまいました。

とにかく慣れたところでお産ができるという安心感を確かめた感じです。
(11週頃から26週までN病院に浮気?したのが悔やまれる。初期の印象や事情など考えると、まあ致し方ないけど。)

あと、自分はお産や医療や健康に、多分人よりいくばくか関心が強いしこれまでにも情報に接したり学んできたのかも、と感じる場面がありました。
体力気力があって、対人仕事向きのキャラクターだったら…何か医療や健康、特に女性の健康にまつわる仕事についたかもしれないのに…と思いました。
実際は体力気力対人スキルや性格、全てがそれに不向き。関心だけは高いのに!
でも素人の立場であっても、健康や生命に関心が高くいられたら、家族や自分、知人などの役に立つこともあるかもしれません。
これからもお産のこと、女性の健康、育児や子供の健康などなど、学んで知って考えてゆきたいです。

最後に。
立ち会い出産もできるJ病院。
パパガスパールよりJくんに立ち会わせたい桜泉ですが、いくらなんでも2歳3ヵ月の子には無理かな…?
命の始まり終わりなどは、どんなに子供でも隠さず、自然に体験して欲しいのですが!

追体験Jくん

2008年03月21日 | 幼子は身も心も健やかに(育児)
Jくんは最近、追体験ブーム。
印象深いこと、楽しかったこと、ちょっとトラウマなことを何度も話します。

とーと、ばしゅ、いー←お父さんとバスで保健所に歯科健診に行った。

じーじ、ばしゅ、ばいばぃ←爺とバスに乗り、降りたらバイバイした。

Aしぇんしぇい、ぴあ←引退牧師のA先生が聖歌隊指導でピアノを弾いていた。

じんぐー、かめ、いない、べんとー←神宮に遠足行って、池の亀は見えなかったけど、お弁当食べた。

ちくちく、しゃか、しゃわー、びょういん←坂でガラスが足に刺さって血が出たから、シャワーで洗って手当てして、病院に行ったよ。

…。
しかしこれがために、先日困ったことに。

おちゃ、あちち、ばしゃん、ゆか、きょうかい、じゃー、ばたー…と言うのです。

日曜日、体調悪いんだからと婆に止められていたのに教会に行き、帰りにJくんとタリーズに入ったら、Jくんが熱い紅茶をこぼして手に火傷!引き返してK江さん(牧師夫人)に介抱してもらいました。水で冷やしてから、シアバターを塗っていただいたので、翌日には腫れないで済みました。

Jくんの言うのはまさにそれ。
紅茶が熱かった。ばしゃんと床にもこぼれた。教会で手を冷やしてシアバター塗ってもらったよ…てことですから。

後日、というか先の入院中、婆に全てばれてしまいました。

それにしても、気をつけていても子供のイタズラと事故は一瞬!
しばらくJくんとカフェには行きたくないです…。どうしてもカフェなど外食する際は、コールドドリンクにせざるをえないかな。

聖金曜日に寄せて

2008年03月21日 | グレ耶蘇生活
今日は大斎?・・・結局小も大もない、やっぱりやっぱりダメダメクリスチャンの桜泉。
朝からパンを食べ、即席のシチューを食べ、バナナも食べた。
Jくんにはちゃんと食べさせないわけに行かないから・・・とか言って結局同じものを食べる。
臨月になってから、つわりに戻ったみたいな胃の不快がとれない(普通大方の人は臨月になると胃が楽になるんだけど)んだから、そういう観点からも節制すればいいものを。

※大斎とは。一言で言えば、断食するの。はい。何にも食べないってわけじゃないんだけど。

それはさておき、聖金曜日に寄せて。

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明後日は復活祭。
十字架刑に処せられたイエスは、日曜日の朝に蘇られた。

でも、ずっとずっと疑問だった。
復活するって分かっていて十字架にかかったの?本当にそうなの?

それじゃあ何だか嘘っぽい。はっきり言って、値打ちが半減。
最後に印籠が出るって分かっていて見ている水戸黄門、最後に犯人が捕まるって分かっていて見る刑事物。それに似ている気がする。

復活するって分かっている死を死ぬなんて、死んだことにならない・・・とまでは言わないけれど、すべてを背負った死の中の死とは言えない気がする。
今はいろんな研究や説や考えがあり、また自由に論じられているので、それについては神学者も信徒も牧師先生も関係ない人も、いろんな説や考えを述べられているけれど・・・。

死をしっかり死に切って、要は復活するかどうかなんか全然分からない、惨めで悲惨で本当にこれで何もかも終わりかもしれない、すべての人の真っ暗な絶望を一身に背負った死を、神様が復活に変えたから、それは本当の復活だし、それに従い抜いたイエスという方はやはり神の御子だったんじゃないだろうか。

10年ぐらい前、ユンギアンの心理学、箱庭療法などの学びにちょっとはまったことがあった。
あの人たち、やたら「死と再生」なんてテーマが好きで、そういう言葉でくくって説明したがっていて、すごく反発を感じたことがあった。
苦しみにある者にとって、あなたは再生できますよ、なんて言い草自体が、鼻に突き、また却って苦しみを増し、疲れや悲しみを招くことだって大いにあるのだ。
苦しみは苦しみ、死は死。ただ、それをあるがままに受け止めるしかない、そう思っている。もし本当に寄り添ってくれるなら、一緒に苦しんでくれ、死んでくれ、ただこの苦しみを、死を、一緒にそのまま受け止めてくれ!そう思う。

人間にできるのはそこまで。
惨めさ弱さ、悲しみ、苦しみに、じっと従うしかない。
復活は、新しい命は、自分ではない「外」から、神様からだけ、本当の力ある方からだけやってくる。だからそれは強くてすばらしくて、神様は人間じゃなくて神様なんじゃないだろうか。

イエスという方がそれを、死を死に切って、そしてその後のことまで見せてくれた。
だから私たちは、・・・・・・少しは(人によっては大いに、完璧に)、苦しみ悲しみ、そして絶望的な死を恐れずにいられるんじゃないだろうか。彼は私たちの苦しみ・死に、どこまでも一緒に寄り添ってくれた。そして神様はその人を復活させてくださった。

このあいだみた夢、処刑されそうになる夢。土壇場で「Jくん!」と叫び、逃亡しようとするあの夢を思い出す。死は終わり、すべての終わり、愛するものと引き裂かれ、すべての望みが消えるもの、恐ろしい悲しみしか胸に去来しなかった。母として、愛児と引き裂かれるのは、すべてにまさる絶望だった。
それから、4月9日がだんだん近づくにつれ、あのボンちゃん(ボンヘッファー)のことを思い出す。堂々たる、静かな態度で処刑されたと伝わるけれど、彼の胸の中に、今際の際には、やはり「お父さん!お母さん!マリーア!」と、愛する人と引き裂かれる叫びが無かったとどうして言えるだろう。祈り、信じつつも、やはり叫びたかったであろうに。私は彼のそういう叫びを、耳の奥に聞いてしまう。

弱いものは弱い、悲しいものは悲しい、苦しいものは苦しい。
この世のモノサシで測る限り、人間の掟に従う限り、それは無価値で惨めなものばかり。
そして生きる限り、やはりこの世のモノサシから完全には逃れられない。

でも、神様のモノサシは違い、神様の力は違う。きっと違う。
この無価値、惨めさを、輝かしいものに変え、愛で包んでくださる。

思えば、今この現実の桜泉も惨めだ。いや、35年の人生を振り返ると、情けなくて情けなくて、みっともなくて恥ずかしくて腹立たしくて、そして、これからどれだけ生きても、それが人の世の価値的に、挽回できるとか、変えられるとか、埋め合わせられるとか、どうしても思えないのだ。(詳しくここに書くようなことじゃないから書かないけれど。)
消すこともできない、これからカッコいいものや良いものや善いものに変えることもできない。
多少は自分の努力や運で何かいいこともあるだろうけれど、根本は換わりそうにもない。まして過ぎたことは消えやしない。惨めは惨め、無価値は無価値、失敗は失敗。

十字架にかかったあのイエスの弟子となり、あとに従っていくということは、こんな自分をそのまま受け止めて、じっと歩んでいくこと、まさに弱さを強さにしてくれる、死を復活にしてくれる、神様を信じて、それがいつなのかどういう風なことなのかどういう意味なのか、分からなくてもじっと従う・・・そういうことなんじゃないだろうか。つらいけど、ほんと、つらいけど。

今すぐ幸せに、自分の望む幸せにしてくれる、恥をすすぎ、力をくれるような別の神様の方に従うなり、自分で何とかするなりすればいいのかもしれない。
でも。
きっとそんなことをしても、やはり苦しみは、惨めさは、なくならないって気が、直感だけどしているから、今日は、今日も、今日特に、あの十字架のことを思いたい。

大荷物な入院準備

2008年03月20日 | マムレの樫の木陰発(ゆーくん妊娠ライフ)
今日は洗足木曜日。明日は聖金曜日。でもこの体や天気では、夜の礼拝は無理。
ちなみにJくんも雨で退屈!お散歩行きたいと泣いていた。

で、全く関係ない話題。

一旦退院できたので、改めて入院支度をした。
Jくんの時は、かなりのものを病院で用意してくれたので荷が少な目だったけれど、今回はなまじっか大きい病院だけに、自分で用意するべきものが多い。

初期の必需品、後からでも良いもの、退院時に要るもの、と分けて荷づくり。

そしてただでさえ多い、病院所定の荷物の他に、桜泉独自の持ち込み品があるから…どうなる?!いくら家が近いからって…。

独自の品とは。

★モーハウスのTシャツ、モーハウスブラ。

☆晒しとトコちゃんベルト。

★(注文中につき、届くのが間に合えば)ランシノーという乳首用クリーム。

☆本3冊。しぇいしょ(……。)、しゃんびか(……。)、『改訂版 だれでもできる母乳育児』(メディカ出版)。

★授乳クッションや自宅のトコちゃん枕。←授乳クッションくらい病院にあるかな…。

こうして見ると、まるで母乳育児と骨盤ケアの鬼。(^^;)
そしてあたかも「敬虔な」信者。(((^_^;)
※変換で出るからいいけど、敬「虔」という字が書けないバカ桜泉。

実際は。
丈長のマタニティパジャマがどうも苦手だから、モーハウスの授乳Tシャツが欲しいわけだったり。
前回分娩時に骨盤下部に何も(晒しまたはトコベル)巻かなかったら、見事に多量の弛緩出血して困ったからだったり。
やはり前回の経験で、授乳がらみのトラブルを軽減したいからだったり。
※乳首裂傷や腱鞘炎で辛かった。また、夜中ほとんど授乳や何かで起きてて、気晴らしがなく辛かった。

で、気晴らしに聖書と讃美歌かよ…。(-_-)

だって桜泉は気晴らしに書籍派。音(ラジオやCD)よりは本、雑誌。音が欲しくば讃美歌を歌う。

…とにかく、少しでもトラブルを回避し、楽チンにお産して産褥期を過ごしたいという、だらけた思いから荷物が増えつつある。

しかしほどほどにしないと、帰るとき困るし、病院にもご迷惑かけそうだ。
う~ん。

ちなみに自宅の枕は何のため?
寝るためではなく添い乳時の赤ちゃんの支えに使う。
今回は始めからうまく行くといいな、添い乳。これができたら「楽チン産褥ライフ」の極み!

…楽することばかり狙う、やはり怠惰母、桜泉であった。
(ストイックな育児なんて続かないじゃん!←怠けても時々息切れしてる。)