ベツレヘムの家畜小屋発

グレグレ耶蘇・桜泉のブログです。

幼子は、欲と道連れ、神の国

2011年11月30日 | グレ耶蘇生活
昨夜はパパガスが研究会で遅くなるので、母子3人で静かに夜を過ごしました。
(静かったって、普段が普段、他の家の普通ぐらいの騒がしさ。いつもが異常なんです。猿屋敷。)

お食事をしずしず頂きながら(しずしず頂きつつ「コラ、遊ばないでちゃんと食えっ!」と怒声が入ります)、クリスマス…どうすごそうかねぇ…と言うお話になりました。

子どもたち、すかさず、教会行きたいと申します。

敬虔なる子どもたちよ!
幼子のようにならなければ神の国には入れない、神の国はこのような者たちのものであるとはこのことだったか!

……なーんてね。
母は知ってますよ、近所の教会の親子室のオモチャや、母教会の幼稚園の遊具、ちやほやしてお菓子を下さるオジサマオバサマが目当てだって。

君たちが風邪引いたり胃腸炎になったり肺炎になったりせず、桜泉の体調がその日良ければ、そして何より、教会倦厭ムードむんむんのパパガスの許可が下りれば、子どもたちよ、君等の願いは叶うであらう。祈りませう。(爆)

心は19歳

2011年11月30日 | その他もろもろ
病院の帰り、歩くのはいいリハビリと思い、早稲田通りに向かいました。
卒業式の日に入って以来のモスバーガーで早お昼を食べました。
心は大学1年の19歳に戻っていく気持ちになりました。
しかし体は経産婦の間もなく39歳。尿意に弱い…。orz
卒業後に出来た教育学部の新校舎のトイレを借りました。
後はどんどん高田馬場を目指しました。
明日から師走というのに汗ばんでいい気持ちでした。
歩きながら、19歳の私と会話をしていたような、そんな気がします。

ちなみに、大学。トイレがみんな洋式できれいで、エッチな下らない落書きもなく、キャンパスにはアヤシイ立て看板(349系のとか、某ヨガサークルのとか←あってたまるか)もほとんど見られず、ただ時の流れを感じるばかり。

下らん会話に時を費やした喫茶店や食堂の一部がまだ今も残っていたのには嬉しく思いました。ちなみに今時の学生さんはどんな会話をするんだろう。もっと真面目なこと論じるんでしょうか。
なお、本郷界隈のカレー屋さんに入ったとき、カレー食いながらみんな難しい話をしているので驚いたことがあります。東大生は、猥談、ギャンブル話、恋バナなんかはしないんでしょうかねぇ…。

私を試みに遭わせず

2011年11月29日 | グレ耶蘇生活
ガン検診で、

銀座に来たら、

まず検診と自費の薬で、

大学の先生が二人去っていくのは分かっていたけど、

教文館に着くまでずっと、
誘惑から導き出してください、試みに遭わせないでくださいと祈っていたのに、

やっぱり気付いたら、

お医者さんが四人と銀貨1枚銅貨2枚が(銀貨30枚じゃなくてよかった!)、

財布から去って、

両手に荷物になっていました。

いや、誰のせいでもない、

克己心足らない自分のせい。

女流小説家が去らなかっただけ増し、

…お金持って教文館行っちゃダメです、耶蘇は皆。破滅しますよ…orz

挙げ句に甘味処でまた医者と銀貨をはたいたのは誰でしょう…。

夢の保育園

2011年11月28日 | その他もろもろ
いつか、

保育園を、

作りたいね、

なんて、

夢想に今、

桜泉(パパガスも)、

希望を見いだしています。

それには、

もいちど、

発達心理学や、

保育学や、

家族社会学や、

組織運営なんか、

学び直さなきゃ。

あ、最後のはアレ、ドラッカーの「マネジメント」を読んで、真摯なオバサンにならなくちゃ。

三連投稿疲れたのでおやすみなさい。

天王星について研究、文章執筆中?

2011年11月28日 | その他もろもろ
はい、タイトルはわざと誤字にしました。私が論じたいのは天文学ではなく、我が国の、小腸天王星という名の、政治学や歴史学的に言えば立憲君主制のことです。
歴史とりわけ古代史ファンらしく古代からひもといて、古典文学も引き合いに出して論を組み立てかけていたのですが、が、が。

昨日のアレとか昨今のいろいろを見ているうちに、そもそも日本に真の民主主義は育ったのか?戦後66年の公民教育はハナから骨抜きの失敗ではなかったのか?という疑念がむくむくと湧き、この現状では、現行憲法に規定された天王星という立憲君主制をとっておいた方がいい、かろうじて民主主義らしい何かはこの制度に守られている気がしてきました。
こうなってしまうと桜泉のそもそも専門外です。
も少し、いろいろ本で勉強してから何かものすかどうか考えます。

これと多少リンクしたネタで、好大志秘伝家のご病気と今後のあられ方についてはぜひ書きたいことがありますが、事が事ですので後日落ち着いて。(桜泉一貫して基本この方の味方です。悪いことは書かない予定。)

以上、憂国の病人オバサン、但し小心者なんでわざと一部誤字つき、でした。

頭に来たときゃ労働歌

2011年11月28日 | その他もろもろ
子らは無茶苦茶、世の中は無茶苦茶、頭に来たときは労働歌をかけながら家事をするに限る!
ベートーベン交響曲第九番合唱つき第四楽章!(ちなみにグラモフォンの、ウィーンフィル×アバドという割りとよく知られてるはずの一枚。)
BOSEのCDラジオプレイヤーで大音量にしてもいいのは…隣家が民家ではない、庭付き一戸建て二世帯住宅(但し築四十余年)に住まわせてもらっているお陰である…。

明日の労働歌はヘンデルのメサイアよりハレルヤコーラスになるかもしれない。(明後日はジェシー・ノーマンが歌うThe Holy Night=さやかに星はきらめきになるかもなー。)

江、終わる。

2011年11月27日 | その他もろもろ
大河ドラマが終わりました。
最近は坂の上のポニョだか坂の上のおじゃる丸だかのせいで、11月でエンドなんですね。
あたしゃ、あの坂の上の田村麻呂だかいう番組がでーっ嫌れーなんですよね。いくら菅野美穂さんとかもっくんとか香川照之いやはや市川中車が出ていても。

あ、それはともかく。
いまいち不評だった今回の『江』ですが、途中から見始めまして、あれはあれでいいんじゃないかと思いました。
桜泉は、史実に忠実な大河より、史実ぶっ飛んだり、勝手な解釈が入ったり、現代風に演出してあるの、好きです。
『篤姫』の時は、原作からのぶっ飛びぶりに、しばしばひやひやさせられつつ、どんどん惹きつけられてしまいましたし。
(同じ“原作からのぶっ飛び”といえば、だいぶ前の毛利元就の方が許し難かった…。)

田渕さん流が一本筋通ってるじゃないですか。家族のきずな、親子のきずな、夫婦のきずな、己の真実に従う女性像…というテーマが。

それに、結局、最初の御台所と最後の御台所の一生を描いたことになりますよね。一人の脚本家が。
(厳密に最後の御台所は一条美香=徳川慶喜の妻ですが、彼女は大奥入りをしていませんし、和宮親子内親王は御台所の呼称を嫌い、宮様と呼ばせたとのこと、従って、名実ともに最後の御台所と言ったら、天璋院篤姫その人なのではないかと思います。)
なかなか、大河として面白い趣向だったと思います。

そもそも桜泉は、浅井三姉妹に関してはもう……ええ……何でも聞いて!状態。
なんとなれば、出会いは高校生の時。杉本苑子作の新聞小説『月宮の人』。
やはりお市の方から始まり、浅井三姉妹、そして江の末娘・東福門院和子の生涯を描いた長編小説。
……独身時代、半ばバイブル状態でリピート読みしたもので………。
(そういえば、遠藤周作…の『女』という小説も参考になるかと思いますが…なんかあれは嫌だった。桜泉、どうも遠藤周作好きじゃない。ごめん。)
あれで歴史好きになったといっても良い、私の、歴史への入り口が浅井三姉妹なのです。
(もちろんそれ以外にも、古代史への興味を開いた小説とかの出会いもあり、いくつかの接点から歴史好きになったわけですが。今どきの歴女とはちょっと趣を異にすると思います。)
なので、とにかく大河がドカーンと浅井三姉妹に向き合ってくれて、それだけでもほんとにありがとうです。

しかし今回一番良かったのは宮沢りえちゃん(すみませんねえ…一つ年下の、なんか若い時からのお友達みたいな親近感があって、ついいつもこう呼んでいます)だったと思います。婆もほめちぎりでした。
最初の方、10代を演じるのはかなり厳しーんじゃないかとハラハラしていましたが、秀吉との複雑な恋の関係のあたりや、淀殿となってからの彼女、特にだんだん家康に追い詰められていくときの、目、そう、目での演技が凄かった。凄味がありました。いい女優さんにおなりになったと感動しました。

そして最後に一言ぼそり。(だいぶ前の方のネタですが。)
…北大路欣也様と旅行に行って、その際に本能寺の変が起きて、とっ捕まって、市村正親様にお会いしただと?それ、おいしすぎだよ。代わって。(爆)

無事のクリスマス飾り

2011年11月26日 | グレ耶蘇生活
明日からアドベント(待降節)ですので、子らがいない隙に、クリスマス飾りを出して飾りました。

納戸の中で、クリスマス飾りの箱の隣にあった、桜泉の旅行かばんは、東日本大震災で棚から降り、納戸の扉を押し開けました。
なのにクリスマス飾りは無事棚に留まりました。

この不思議を思い、かの震災の犠牲者・被害者の方々のこと、あの日歩いて家を目指し、コンビニの乏しいカステラで夜を明かしたことなどを、覚え、祈りを捧げる今年のアドベントでありたいなと思います。

飲みたい…

2011年11月26日 | グレ耶蘇生活
桜泉、病気なんで、酒はドクターストップかかっています。
もともとやや下戸なので積極的に酒は飲みませんが、飲んだらアカンと言われたら…飲みたくなりますよね、やっぱ。

だから思いました。
イエス様、「飲み直しについて」いきます!(笑)但しぶどう酒はあの、ちびグラス一杯までで、あとはぶどうジュースで勘弁してください、と。

にしても…ずっと前書いたことあったはずなんだけど…最後の晩餐は、おにぎり又はお餅と、甘酒又は梅酒でやってて下さったらなぁ…。津津浦浦の教会で、毎週美味しい思いができたのになぁ…。(爆)

秘めた祝杯

2011年11月25日 | その他もろもろ
それは、いつものスタバで祝うものじゃない、そう思った。
スタバのクリスマスは、私の作ってきた家族の歴史とその祝い。

妻になり、母になり、歳を重ねていっても、人の心には、そういうものと切り離された、けしてだれにも開けて見せることはない、美しい場所が取ってある…。

君が生まれたという日。
これまでもこれからも、ときわに、とこしえに、私がある限り、心の中で小さく小さく、寿ぐだろう。

君とてこの世界のどこかでアラフォーのおじさん。
私より355日遅く生まれた君も。
でも、この美しい場所に住まい続ける君は、未来永劫、学ラン姿のままだから。
君は私にとっての詩であり続けてほしい。

ハッピーバースデートゥユー。
別のコーヒー店でそっと、温かい、甘いコーヒーで祝杯をあげた。

とんだ科捜研の女になりました

2011年11月25日 | 幼子は身も心も健やかに(育児)
朝。
ゆーくんが、
「パーシーがない!」
大好きなパーシーのプラレールが行方不明に。
大体この頃、他のおもちゃに気を移して浮気したり、ちゃんとお片付けをしないからこういうことになるのだ。

とりあえず本人をなだめて、保育園に行かせた。
パパガスに聞いたら、祝日のロマンスカーに置き忘れたかもとのこと。
確かに、証拠写真(携帯写真)が残っている。確実な目撃の証拠は、23日付のこの写真が最後だった。
ただ、桜泉は、そのあとに、兄弟で取り合いをしていたようなおぼろげな記憶があった。

さあ大変。
掃除をしがてら、家の隙間という隙間、布団の裏という裏、犯罪の証拠探しのように探し回るも、採取されるのは綿ぼこり、食べカス、糸くず、紙くずばかり。

とうとう小田急の忘れ物センターに問い合わせもした。
その途中、電話の向こうの小棚が目に入った。
はっ!

「にいにに取られたちゅないたら、ととにたくしておちゅ」(にいにに取られたくないから、ここに隠しておく)

その言葉が脳裏を横切った。

そして、小棚の扉の奥に、パーシーと…Jくんが愛しているドラミちゃんのおもちゃが発見された。
パーシーを取り合って、腹いせに兄のドラミまで隠したらしい。

帰ってきたら、沢口靖子の口調で、「ゆーくん、犯人は、あなたですね」と言おうか、それとも、霊能師のふりをして、霊能力で発見することにしようか、どうしようか、思いめぐらしている。

(てわけで今日は少し調子いい。でも、疲れた時のサイン、背中痛があるので要注意、要注意。)

読書のち寝るのち怒鳴る

2011年11月23日 | その他もろもろ
行楽日和なのになんだかひどく頭が重くて寒気がしました。
男組を乗り鉄の旅に送り出したらひとわたり掃除をして、読書に勤しみ…たかったのですが少し読んだらとても横になって暖まりたくなったので、毛布をかぶってずーっと昼寝をして過ごしました。勿体なかったけど仕方ありません。

子らが帰ってきたら家はカオス。私を争って若い男が喧嘩を…まぁ…じゃなくて、母に甘えたいガキの抗争あり、無茶苦茶な食事マナーあり、父親をなめくさった言動あり、わがままあり。
最後は特に悪いゆーくんを風呂でシャワーお仕置き(ひょうきん族の懺悔みたいなもん)、ついつい怒鳴るはめになる…。

夜は寝る前読書をやめて、よく休むとします。おやすみなさい。Zzz…

グレ耶蘇なりに子供に教える。

2011年11月22日 | グレ耶蘇生活
先日のこと。

一昨年あたりのJくんの誕生プレゼントのラッピングを使って、古着整理をしていたら、子どもたち目ざとく見つけて寄ってきて、クリスマスのお話になった。

桜「で、二人はクリスマスって誰のお誕生日か知っているよね???」(←厳密にはお誕生『日』ではないけど、目をつぶる)
J「Jくんの!」
桜「お前何様だよ!」
J「かあかの」
桜「残念、20日違うんだ。…イ、がつく人、二人もよく知っているでしょ!
ゆ「いーたん!」

――いーたんってなんやねん。
おきーがえ、おきーがえ、およーうふく♪
いないいなーい、ばあっ!
そりゃ、うーたん。

桜「ほら、マンガにも出てくるあの人だよ!」(←おぃ)
J・ゆ「イエス様!」

二人にとっては漫画のキャラかい…。

ま、でも、クリスマスのことを「サンタクロースがトナカイで空中飛行に成功した日」と覚えず、正しく知ってもらえて良かった。

また別の日のこと。
保育園で自然と覚えてきたのだろう、ものを選ぶときのお約束の呪文…
「どれにしようかな、天の神様の言うとおり」
桜泉の住んでた地域・時代には、この後に「柿のたね、一、二ぃ、三、ミカンの皮を剥いた」となるのだけど、子どもたちのは違った。
「天神様の言うとおり!」

確かに天神様にはいろいろ世話になった。ホント世話になった。こんなバカ桜泉が大学なんぞに入れたのはあなたのおかげです、って感じ。(でも、天神様、へんねししたでしょ。私が京都に行くことだけは許さなかった。同志社だけ落っこちた。いくら自分が京都に帰れなかったからって、そりゃないだろう。)

でも、今はグレ耶蘇ファミリーなのだ。子どもたちにこんなのを教え込んだ。
「どれにしようかな、天の神様の言う通り、イエス様の言う通り、聖霊様の言う通り、アーメン!」

子どもたちはいつの間に(しばしばイエス様を吹っ飛ばすが)、ちぇいれいたまの言うちょおり、などと言っていた。
保育園で、珍しいバージョンとして、ひそかにはやり始めているかもしれない…。

無理に変わったことはすることないが、生活の中に自然にイエス様がいてほしいので、こんなふざけたことばっかりやっている、グレ耶蘇、桜泉。

(絵は、桜泉作『いーたん』)

拝啓説教者の皆様

2011年11月21日 | グレ耶蘇生活
グレ耶蘇が偉そうにですが、いつも言ってることを、アドヴェントを前にして改めて言いたいです。

日本中の説教者の皆様。
説教題を外に貼り出すなら、一般人の言葉で(キリスト教・教会用語無使用で)、道行く人の心を引き留める、“キャッチコピー”を説教題にしてください。

あなた方は、福音のセールスマンなのではありませんか?株式会社神様商事の、営業マンではないのですか?

あなたのお客様はいつも会堂に集う聴衆だけですか?
道を歩く人々、会堂の外の人こそ、これから販促すべき顧客層ではありませんか?

タダにして豪華な品物・福音を、世の中にあまた居るお客様方が「ぜひ欲しい!」という気になって頂くために説教題はあるんだと思います。

特に…毎週口惜しいです。近所の○々木○部教会の○村先生!
数回拝聴したあなた様の解き明かしは分かりやすく力もありました。
ぜひ説教題を磨いて、町を行く若者からご老人までに、寒風の中のたき火のように温かく力に満ちた、福音を伝えて下さい。
(あんまり寒風吹きすさぶ中のたき火は危ないですが…。じゃあ寒風の中の焼き芋!)

アドヴェントを迎える全ての説教者の皆様、がんばれ!