おおつごもりです。おおみそかもいいのですが、つごもりという言葉が何だかゆかしく思います。
大晦日と言うと桜泉は、商店の経理の仕事をしている母がチョー忙しくしている、とにかく忙しい日、親に余計な世話かけたらアカン日、というイメージがいまだに抜けません。ちょっと緊張します。
朝、夢で少しうなされました。
嫌な思いをした体験がフラッシュバック的な感じで夢に出てきたのです。いや、夢でなくて、起きかかっているところの朦朧とした意識の中で、フラッシュバック体験をしたのかもしれません。
やっとこのところ、思い出さないで過ごしてきたことだったのに…ああ、新しい年はまた職業人として、そして一方で母として、忙しくも為すべきことを為していこうという時に、それをくじくような夢でした。かなり、ブルー。
近所の教会に、礼拝に行こうとしたら、生協の配達が来ちゃったり、いろいろあって、手間取り、遅刻。これまたその時は心臓バクバク、頭イライラ…。
朝のテレビでは、今年一年の総括をしていて、それを見ながら「来年がいい年(社会)になるとは思えないよね…」と夫婦で語り合っていました。
ああ、何という大晦日。
でも、そんなことを思いつつ、教会帰りに、ひとけも少ない、でも空気は気持ちのよい街を散歩していたら、やはりあの詩を思い出しましたね。
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善き力あるものらにかわることなく静かに囲まれて
不思議にも護られ、慰められて
わたしはあなたがたと共にこの日々を生き
あなたがたと共に新しき年へと入ってゆく
なお古きことがわれらの心を苛み
なお厭わしき日々がわれらの重荷となり苦しめるだろう
ああ、主よ、われらのうなされる魂に与え給え
救いを、そのためにあなたはわれらをお造りになられた
そして、あなたの差しだすのが重く苦い
苦悩に満ちた杯であろうとも
われらはそれを感謝し震えることなく
あなたの善き、愛すべき御手から受けるだろう
だがもう一度あなたがわれらにこの世界と
その太陽の輝きの悦びを贈ってくださるなら
われらは過ぎ去ったものを思い起しつつ
われらの生はことごとくあなたのものであることを思うだろう
あなたがわれらの闇にもたらし給う
暖かくも明るい蝋燭の火を今日灯し給え
できることならわれらを再び一つに導き給え
われらは知っている、あなたの光の夜輝くことを
静寂が今や深く広がりわれらを取り囲むとき
聴かせ給え、われらにかの澄んだ響き
眼に見えることなくわれらをつつむ世界のあなたの子らすべての気高い賛美の歌声を
善き力あるものらにこよなく護られ
われらは慰められつつ待とう、たとえ何が来ようとも
神はわれらとともにあり、夜も朝も
そして確かにどの新しき日々も
(ボンヘッファーの詩。六本木ルーテル教会の週報より)
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ハッピーハッピーな世が明日すぐ来るとは思えない、スーパーマンみたいな誰かが世の中をさっと良くしてくれるとは思えないし、
そんなのはきっとまやかしで危険で…、自分個人のことでも世の中のことでも。
このボンちゃん(って誰かが言ったんだもの。ボンヘッファーのこと。)にこのような詩を書かしめた、力の源なるかみさま、
わたしも誰も、また、そのように、あなたから力を得て、支えられて、生き難い世の中で、為すべきことを為せるように導いてください。
この詩を教えてくださったシャーマン先生ありがとう。
この詩を遺してくれたボンちゃん(…おぃ)ありがとう。
ボンちゃんにこんな詩を書かせてくれたかみさまありがとう。
※ボンちゃんっていうと、昔買ってたかわいいインコを思い出すが…
大晦日と言うと桜泉は、商店の経理の仕事をしている母がチョー忙しくしている、とにかく忙しい日、親に余計な世話かけたらアカン日、というイメージがいまだに抜けません。ちょっと緊張します。
朝、夢で少しうなされました。
嫌な思いをした体験がフラッシュバック的な感じで夢に出てきたのです。いや、夢でなくて、起きかかっているところの朦朧とした意識の中で、フラッシュバック体験をしたのかもしれません。
やっとこのところ、思い出さないで過ごしてきたことだったのに…ああ、新しい年はまた職業人として、そして一方で母として、忙しくも為すべきことを為していこうという時に、それをくじくような夢でした。かなり、ブルー。
近所の教会に、礼拝に行こうとしたら、生協の配達が来ちゃったり、いろいろあって、手間取り、遅刻。これまたその時は心臓バクバク、頭イライラ…。
朝のテレビでは、今年一年の総括をしていて、それを見ながら「来年がいい年(社会)になるとは思えないよね…」と夫婦で語り合っていました。
ああ、何という大晦日。
でも、そんなことを思いつつ、教会帰りに、ひとけも少ない、でも空気は気持ちのよい街を散歩していたら、やはりあの詩を思い出しましたね。
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善き力あるものらにかわることなく静かに囲まれて
不思議にも護られ、慰められて
わたしはあなたがたと共にこの日々を生き
あなたがたと共に新しき年へと入ってゆく
なお古きことがわれらの心を苛み
なお厭わしき日々がわれらの重荷となり苦しめるだろう
ああ、主よ、われらのうなされる魂に与え給え
救いを、そのためにあなたはわれらをお造りになられた
そして、あなたの差しだすのが重く苦い
苦悩に満ちた杯であろうとも
われらはそれを感謝し震えることなく
あなたの善き、愛すべき御手から受けるだろう
だがもう一度あなたがわれらにこの世界と
その太陽の輝きの悦びを贈ってくださるなら
われらは過ぎ去ったものを思い起しつつ
われらの生はことごとくあなたのものであることを思うだろう
あなたがわれらの闇にもたらし給う
暖かくも明るい蝋燭の火を今日灯し給え
できることならわれらを再び一つに導き給え
われらは知っている、あなたの光の夜輝くことを
静寂が今や深く広がりわれらを取り囲むとき
聴かせ給え、われらにかの澄んだ響き
眼に見えることなくわれらをつつむ世界のあなたの子らすべての気高い賛美の歌声を
善き力あるものらにこよなく護られ
われらは慰められつつ待とう、たとえ何が来ようとも
神はわれらとともにあり、夜も朝も
そして確かにどの新しき日々も
(ボンヘッファーの詩。六本木ルーテル教会の週報より)
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ハッピーハッピーな世が明日すぐ来るとは思えない、スーパーマンみたいな誰かが世の中をさっと良くしてくれるとは思えないし、
そんなのはきっとまやかしで危険で…、自分個人のことでも世の中のことでも。
このボンちゃん(って誰かが言ったんだもの。ボンヘッファーのこと。)にこのような詩を書かしめた、力の源なるかみさま、
わたしも誰も、また、そのように、あなたから力を得て、支えられて、生き難い世の中で、為すべきことを為せるように導いてください。
この詩を教えてくださったシャーマン先生ありがとう。
この詩を遺してくれたボンちゃん(…おぃ)ありがとう。
ボンちゃんにこんな詩を書かせてくれたかみさまありがとう。
※ボンちゃんっていうと、昔買ってたかわいいインコを思い出すが…