さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

王子にはミシュランのラーメンがある

2015年11月17日 | 関東甲信越



ラーメンといえば、東京に住んでいるので大勝軒、麺屋武蔵といった有名店をはじめ、
すでに100軒以上は食べている。醤油、味噌、塩、とんこつ、それぞれの組み合わせ、
ワンタン、凝ったチャーシュー、つけめんなど、あっちもよければこっちもよいので、
自分のなかでもランキングはできない。

結局は果てしない探求の旅を続けるしかないのであるが、その旅の途中でも、強く
印象に残る一杯というものがある。そのひとつがこれ、王子の伊藤屋である。

とにかく出汁に妥協のない仕事をしている。よけいな具は一切なし。ただただスープを
味わって飲め、という一品だ。



「中華そば」と「肉そば」しかない。ただし「大盛り」と「つゆ増し」はある。
こういう一杯を出されたら、スープは一滴も残してはならない雰囲気ですよね(^益^;

ミシュランに載ったという話であるが、作っているオヤジは厨房に隠れていて見えない。
ラーメンを出すのは中国人のアルバイト。店の内装も飾りっけはないし、徹底して
無駄を省く方針のようだ。



看板も出さないし、駅から離れた閑散とした商店街なのに、ここだけには常に客が
入っているようだ。



東京23区とは思えないような寂しさの商店街。駅から離れて不便なところだから、
バブルのときにもそれほど影響は受けなかったのかな。路地に入ると、古い造りの
酒屋とか、前時代的な床屋などが残っていました。



少し大きな通りに出ると、超巨大な団地があってびっくら。ひとつの棟で何百世帯?
それがずらずらいくつも並んでいる。この団地群だけで小学校や中学校ができるよね。



最後は荒川の土手を歩きました。金八先生に出てきそう。中学生時代に、クラスの
女の子と一緒に歩いて帰る、なんてしてみたかったなーw