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保育園の職員劇で「かさじぞう」をするから、背景にする絵を描いてほしい、と依頼された。じいさん、ばあさんの住む小さな家の囲炉裏がいい、と聞いて、ならばざざっと筆のタッチいかした粗いのがいいかと考える。
囲炉裏といえば、木彫りの魚に自在かぎ。そこにかかった鉄鍋だ。雪の降る夜、囲炉裏ばたで一杯。いいなあ、それに露天風呂がついてたら言うことはない。
まだ実現していないけれど…。
などと夢想しながら、久しぶりに筆と墨、顔彩絵具を取り出す。あずかった模造紙を畳にひろげて鉛筆でラフを描き、太筆でえいやっと。ここ2年ほどはスケッチにも行ってないし緻密には描けないけれど、身を乗りだして筆をふるうのは楽しい♪
じょいやさっ、じょいやさっと米俵をかついだお地蔵さんが雪道をやってくる。
すごく味があって素敵です。
鉄鍋のなかでおいしそうにぐつぐつしているのは何かなぁ。。って想像をかきたてられます。
とても雰囲気出てます。素晴しい..^_^.. 根明かの絵ですね。
水墨画に色もつけた墨彩画というのがあります。その時に使うニカワ分の弱い一種の岩彩です。
色がつくとなんとなく明るくなりますね。実際は本当におおざっぱな絵なんですよ。