![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/41/fc938af7b3c6e278947fc5b9f08ce26e.jpg)
40歳を前に遭難死した画家・犬塚勉の制作ノート、「稜線の風の如く」には「風景ではなく自然を描く」「自由でのびのびした自然な暮らしの中から作品が生まれる。自然があれば何もいらない」と書かれていた。
晴天の午後、窓から山並みを眺めていたら、それらの文章を思いだして御岳に向かう。遊歩道の散歩道で、前から気になっていた「気になる木」を四方から眺める。逆光が目に痛いけれど、ここかな、と位置を決めておおまかに鉛筆スケッチ。まだかたいススキの穂が、白い光を浴びて風に揺れる。
何度か通わないとどうなるかわからないけれど、ふと画題だけ浮かんだ。「秋風に寄りそう」なんてどうだろう、と自問。ちょっと情緒に流れすぎているか。だったら「気になる木」かぁ、CMじゃないしなあとぶつくさこぼしながら、とにかく観察する。近くで白鷺を見つけた。水面が、くだけた光をはね返す。風が吹いている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/96/9ace4249fb70022e4beeaca7f914f8cd.jpg)
晴天の午後、窓から山並みを眺めていたら、それらの文章を思いだして御岳に向かう。遊歩道の散歩道で、前から気になっていた「気になる木」を四方から眺める。逆光が目に痛いけれど、ここかな、と位置を決めておおまかに鉛筆スケッチ。まだかたいススキの穂が、白い光を浴びて風に揺れる。
何度か通わないとどうなるかわからないけれど、ふと画題だけ浮かんだ。「秋風に寄りそう」なんてどうだろう、と自問。ちょっと情緒に流れすぎているか。だったら「気になる木」かぁ、CMじゃないしなあとぶつくさこぼしながら、とにかく観察する。近くで白鷺を見つけた。水面が、くだけた光をはね返す。風が吹いている。
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