愛宕神社の裏山から日の出山に至る山道がある。距離はおよそ6km、と本殿脇に表示もでている。そうか歩けない距離でもないな、と今年の初め、まだ峰に雪が残っている頃に挑んでみてえらい目にあったのだ。距離表示にうそはないのだろうけれど、とんでもない山道だった。
表示にそって最初のうちこそ踏みしめられた道が続くが、木の根っこを足がかりにして上へ上へと進み、滑り落ちないように潅木の枝につかまり、見上げるような坂道をたどり、息もたえだえにたどり着いたら3時間経過していた。眺望はすばらしく、山頂からは御岳の山が間近に迫るが、帰路を考えると気が遠くなりそうだった。
その日の出山へは向かわずに神社から左のルートをたどると、即清寺の裏へ出て吉野梅郷に続く道が細々と山をぬっている。陽気にさそわれて、水筒とスケッチブックを持って「ロケハン」に出たら、半年前にはなかった見晴台が作られており、ここで一休みしてねとばかりに木製のテーブルと椅子がひかえていた。
携帯用のキャンバス地の椅子を肩にさげていたのだが、こんなに座り心地はよくないし、左手の杉林は画題にもいいし、と荷物をおろし、大きく深呼吸してから鉛筆を走らせた。家から10分ほどの距離だし、ここなら空き時間も使えるし、と心が小躍り。御岳までの時間がない時は、この木洩れ日の森につきあってもらおう。
表示にそって最初のうちこそ踏みしめられた道が続くが、木の根っこを足がかりにして上へ上へと進み、滑り落ちないように潅木の枝につかまり、見上げるような坂道をたどり、息もたえだえにたどり着いたら3時間経過していた。眺望はすばらしく、山頂からは御岳の山が間近に迫るが、帰路を考えると気が遠くなりそうだった。
その日の出山へは向かわずに神社から左のルートをたどると、即清寺の裏へ出て吉野梅郷に続く道が細々と山をぬっている。陽気にさそわれて、水筒とスケッチブックを持って「ロケハン」に出たら、半年前にはなかった見晴台が作られており、ここで一休みしてねとばかりに木製のテーブルと椅子がひかえていた。
携帯用のキャンバス地の椅子を肩にさげていたのだが、こんなに座り心地はよくないし、左手の杉林は画題にもいいし、と荷物をおろし、大きく深呼吸してから鉛筆を走らせた。家から10分ほどの距離だし、ここなら空き時間も使えるし、と心が小躍り。御岳までの時間がない時は、この木洩れ日の森につきあってもらおう。
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