堺北民主商工会

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年賀状づくり

2006年12月12日 10時04分18秒 | 活動紹介
昨日、ある会員さんが年賀状の作成を民商事務所でされていきました。
ここ数年ずっと自作しているだけあって、パソコンソフトを使用して、要領よく作業はすすみます。
途中、煮詰まると質問をされますが、・・
聞かれても事務局も普段の業務でハガキのソフトは使うことは無く、悪戦苦闘です。

努力の甲斐あって、商売用とお友達用の2種類のデザインが完成しました。
一人で家でやるより楽しかったとの事。

「パソコンなんて私には無理」って思われている方、
やってみると簡単なものです。
チャレンジしてみませんか?

事務局:つ

国金融資の相談にのりました

2006年12月11日 13時35分54秒 | 活動紹介
先日、若手の会員さん(美容室)の国民生活金融公庫の、融資申し込の相談にのりました。
その方は今まで、店舗付き住宅を賃貸し営業されていたのですが、すぐ近所に店舗付き建物の販売物件が出て検討した結果、思い切って購入する事になったのです。

店舗付きの物件の場合、居住部分は住宅ローンで借り入れ出来ますが、店舗部分の改装や移転費用、設備は営業資金になるので、営業用の融資を利用しなければなりません。
相談の結果「かなりの高額の申し込みになり、月額の返済額も高くなりますが返済計画はちゃんと立つ!国金を利用しよう!」という事になりました。
ポイントは今までの店舗の家賃が必要無くなる点です。その分の経費が浮く為に、十分ローン及び国金への返済金が確保出来るのです。

問題は国金の面接にてその点を理解してもらえるかどうか?です。
現金商売の方は通帳への振込等で客観的な記録が残らない人が多く、営業状態を融資審査の時に証明しにくいのです。幸いにその方はパソコンのエクセルを利用し、日々の売上や経費を記録されていました。
それを見やすいように整理し、返済計画も主張されたので、申し込み額の満額の借り入れが出来ました。
本当に良かったです。

事務局:つ

サイバニクス

2006年12月08日 10時25分51秒 | 世間の話
 「山海嘉之」と云う人物がいる。彼は筑波大学大学院の教授であり、世界初のロボットスーツ「HAL」を開発し、新テクノロジー「サイバニクス」の生みの親である。「サイバニクス」というのは、脳・神経科学・行動科学・ロボット工学・心理学やIT技術・生理学など、様々な分野の学問を融合させた新しいテクノロジーの事だ。山海氏は小学校の頃から「ロボット科学者」と「サイボーグ」に憧れていた。8歳の時、アシモフの小説「私はロボット」に熱中し、以来ずっと「サイボーグ」と「ロボット」の世界を研究、それを現実のものとし、新しいテクノロジーで文字通り、世界第1人者となった。彼は言う「HALは人間を支援していく事に焦点を当てています。人の身体のしくみを利用し、神経の信号を読み取ってロボットに同じ動きをさせる事が出来る。これが「HAL」というロボットスーツです」と」。「HAL」は筋力の弱った患者が着用することで、自立動作の支援やリハビリ支援にも用いることが出来る等、実用化に向けた実験、研究開発が進んでいる。
 その彼が岡山県だったか母校の小学校に出向き、課外授業を行うというテレビ番組が先日、放映されていた。小学生に「科学」という学問に興味を持ってもらい、その学問を通じて立派に「人間」として成長して欲しいと願って、彼は授業を行う。何日か経った授業の最後に生徒を前にして「ロボットは生身の人間と違って怪我をしたり、死んだりはしない。だから、ロボットは人を助ける事にも利用できるが、悪い事(戦争)にも使える。この事をあなた達はどう思いますか。」と問いかけた。すると、ある女の子が即座に「良い事に使おうとする人は”良い心”を持った人で、悪い事に使おうと考えるのは”悪い心”を持った人だと思います」と答える。山海氏はよもや、こんな答えが返ってくるとは予想もしていなかったのか、急に胸が熱くなり、思い余って感涙する。正に、彼の研究・開発を支えている思いをこの女の子は授業を通じて、見事に受け止めたからである。
 科学・技術の発展は本来、人間を助け、人間社会を豊かにするものでなくてはならない。そして、この事を可能にするのは「”良い心”を持った人間づくり」・「国づくり」を真剣に、取り組んでいくことだ。
 先日、「教育基本法の改訂法案」が衆議院本会議で強行採決されたが、この改訂法案を立案・提案した人達(官僚・政治家)は”良い心”を持った人達だったのだろうか?
 山海嘉之氏は言う「夢・情熱・愛」が科学の根源であり、テクノロジーの開拓を加速します。「人」のことをどれだけ思いやれるかがテクノロジーの発展に重要です」と。
 彼の思いを裏切るような「国づくり」は止めて欲しいと声を大にして叫びたい!

パソコンの選び方

2006年12月07日 12時56分00秒 | 世間の話
何年か前からパソコン購入の相談を受けるようになりました。
帳面付けや請求書、インターネットなど、商売には今やパソコンは欠かせません。

そんなパソコンの失敗しない選び方を紹介します。
(注:決して特定の商品を貶める目的の文章ではありません。また実際の購入は自己責任でお願いします)

①デスクトップかノートパソコンか?
デスクトップとは据え置き型のパソコンです。持ち運びは無理ですが、ノートに比べて安価で性能の良いパソコンが手に入ります。
一方ノートパソコンは割高ですが、持ち運びに適しており、屋内でも場所を取りません。
この特徴を踏まえて自分にあったマシンを選びましょう。

②性能の比較のポイント
CPU・・パソコンの処理速度に直結します。大きい程、高性能です。
メモリ・・同上。大きい程、高性能です。
ハードディスク・・データの保存容量です。大きい程、高性能です。

当たり前ですが、高性能になれば値段も高くなります。その辺のバランスがポイントです。

③いらない機能の無いものを選ぶ
代表格がテレビチューナーです。パソコンでテレビを見たい人は別ですが、仕事用のパソコンには必要ない場合が多いでしょう。無い機種をえらべばそれだけで割安になります。
(他にも指紋認証や、使わないようなパソコンソフトも要らない人にとっては要注意です。)

あくまで参考に。
商売繁盛にパソコンを役立てて下さい。
会員さんでお悩みの方はいつでも相談してくださいね。

事務局:つ





消費税の届けに注意!

2006年12月06日 12時37分05秒 | 税金の話
消費税の届出の話です。
平成17年度(前回の申告分)の売り上げが1000万円を超えた人は、消費税課税事業者に19年からなります。
それに伴う、「課税事業者届」や「簡易課税選択届」は今年の年末が〆切ですので、くれぐれもご注意下さい。

会員さんで必要な方はいつでも事務所までお問い合わせ下さい。
また会員外のの方も、不安のある方はお近くの民商へ行ってみましょう。届出一つで大きく税額が変わるのが消費税の怖いところです。
納得のいく申告が出来ますよ。

事務局:つ

忘年会シーズン

2006年12月05日 09時57分00秒 | 活動紹介
12月に入り、忘年会のシーズンですね。堺北民商でも各支部や専門部で忘年会が決まってきましたので、お知らせします。

12月12日(火)7時~ 殿馬場支部忘年会 「いわし舟」
   13日(水)7時~ 税金対策部忘年会 「かつらぎ」
   18日(月)7時~ 浅香山支部忘年会 「すし美」
   22日(金)7時~ 湊支部忘年会 「桜井」

まだまだ各支部にて決まっていくと思います。
民商の仲間と飲む酒はいいものです。普段あまり外に出ない方も、この機会にどうでしょうか?

また、少し気が早いですが、恒例の新年会は1月13日(土)夜「ホテルリバティ」にて開催します。こちらは堺北民商全体で開催します。のでお楽しみに~。

事務局:つ

教育基本法について

2006年12月02日 12時51分34秒 | 世間の話
教育基本法の問題ですが、国会の中と世間ではどうやら認識が180度違うようです。
世論調査によると、「今国会での成立が必要」19%、「今国会の成立にこだわるべきではない」55%となっており(日経新聞11月28日)
タウンミーティング問題などはほって置いて、採決を急ぐ政府の異常さが際立ちます。
何より問題なのは教育基本法を改正するメリットが一般国民に無い事が一番の問題です。
http://www.jcp.or.jp/img/pdficon.gif
以前にも掲載しましたが、現在の教育基本法を皆さんは読まれた事はありますか?

短い法律なのでぜひ読んでみましょう。
http://www.houko.com/00/01/S22/025.HTM
「何もいじる必要は無いではないか?」
「少なくとも自民党案の愛国心とかは入れる必要は無いんじゃないの?」
という事を感じられると思います。

そして・・
「教育基本法改悪反対に何か出来る事は無いか?」という方へ
教育基本法に関係する議員や団体に一括でメールを送信出来るシステムを紹介します。
http://www.hyogo-kokyoso.com/webmail/kyoikukihonho1.shtml
よければ活用下さい。
事務局:つ


「人」として

2006年12月01日 10時47分00秒 | 世間の話
 石川県、能登に人口33,000人の輪島市がある。この街は御陣乗太鼓と輪島塗で有名な所。この地にスザン・ロスさん(44歳)というイギリス人が住んでいる。彼女は当地、イギリスで22年前に輪島塗に出合って、そのトリコになった。単身、日本にやって来て、輪島塗の師匠に弟子入りし、修行が始まった。来日した当初、彼女は輪島塗は「ペンキ塗り」と一緒みたいなものだから、3ヶ月もあれば一人前の職人になれると思っていたそうである。ところが修行を積み重ねるに連れ、輪島塗の底の深さを知った。そして、現在に至るまで22年間。この間、3歳年下の旦那さん(イギリス人)とも結婚し、2人の女の子も誕生した。今は彼女は輪島塗の作品個展を開催するまでになった。彼女の作品は輪島塗の伝統的作法を基礎にしながら、現代的感覚も取り入れた実に、素晴らしい出来栄えだ。その作品を見る全ての人が色使いとデザインに驚嘆する。さすがに値段もお高い(輪島塗なら当然かも。作品完成までに何と124もの工程が必要なのだから)。
 しかし、その彼女が言う。「まだまだ、私は修行の身です。これからも修行を重ね、全身全霊でより良い作品作りに打ち込みたい」と。
 「論語」に儒教の創始者である孔子の作品がある。
 「子曰わく、学びて時に之れを習う、亦た説ばしからずや。朋有り遠方より来たる、亦た楽しからずや。人知れずして怒らず、人から君子ならずや。」(孔子は言う。繰り返し学び、友と学問について話し合い、人から評価されずとも怒らないのが学ぶ者の姿だ。)
 孔子の一言一言を弟子達は自分達を一生、教え鍛えてくれる恩師として肝に銘じた筈だ。弟子の一つ一つの質問に簡潔明瞭な言葉で答え、孔子のその言葉が2千5百年も経った今も、ズシリと胸に響くのは不思議なことだ。
 人間は考える動物である。自分自身を常に、鍛えていく事が「人間」として成長する条件でもある。その際、人は決して忘れてはいけない事がある。それは常に、人は驕ることなく、「謙虚」であり続ける事が大切だと言うことだ。言い換えれば「謙虚さ」を失っている「人」は何時も、「その場しのぎ」であり、それ故、「人」としての進歩や成長は有り得ないという事だ。
 日本人以上に日本を愛している「スザン・ロスさん」のように!