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原油高騰はやはり投機が原因

2009年05月26日 12時39分59秒 | 世間の話
資源エネルギー庁は22日、2008年度版のエネルギー白書を発表しました。
http://www.enecho.meti.go.jp/topics/hakusho/2008/index.htm

その中で急騰と反落により世界をかき乱した原油価格の混乱の原因がヘッジファンド(投機基金)などによる投機の増加と分析。実際の需給関係からかけ離れた価格が形成されたと結論付けています。

昨年4月期に実際には一バレル60ドル程度だった相場が120ドルまで押し上げられたと白書はしています。

私達中小業者はこの原油高騰により様々な実害を被りました。
全国で廃業に追い込まれた仲間は数知れません。

そしてこの件に関して国は果たして十分な対策を取ったと言い切れるでしょうか?
ヘッジファンドの害悪が指摘される一方で、投機が原因でなく中東の情勢やその他の原因を主張し、正確な対策をミスリードした御用学者が居た事も忘れてはいけません。

廃業や自殺に追い込まれた業者は還って来ず、投機規制に踏み込まない安易な対策や階級的利害の意を汲んだ誤魔化しの分析が問題をボヤかす。
亡国の政治を変えない限り、同じような悲劇は何度も繰り返す事でしょう。

事務局つ



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