堺北民主商工会

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日本経済と中小業者と民商運動

2011年05月25日 12時45分05秒 | 世間の話
久しぶりに経済の話を書きたいと思います。
少し堅い文章ですがおつきあいください。

今多くの人々の商売が大変になってきています。
中小業者を襲う営業苦と生活苦の原因は、資本主義の宿命である「資本家による資本家の収奪」という本性に集約されます。
その矛盾の深まりが二大政党制、自己責任論など様々な思想や仕掛けにより包み隠され、他の資本主義国でも類を見ないほど容赦なく社会を破壊しているというのが日本という国の特徴です。

しかし、商売や最低限度の生活を維持できない人々の増加は、経済の先行きの不安定さを意味しおり、収奪の勝者であるはずの財界ですらも最終的には崩壊の中にあるといっても良いでしょう。
しかし彼らは目先の利益を優先し止まることが出来ません。
あたかも暴走している原子炉の様に自分の足元すらも溶かしているのです。

くしくも大震災と福島原発の惨禍は儲かれば何でも良いという風潮に十分すぎる一石を投じており、これから多くの日本人の思想に影響を与え続ける事でしょう。
この様な状況の中で私たちの民商運動が問われ続ける事は必至です。
言うまでも無く、社会を良くする為の運動が民商運動です。
今後も会の団結を大事に、仲間を増やし力強く運動を発展させてゆきましょう。

事務局つ

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