原爆症訴訟について

８月６日のヒロシマ被爆の日に先立ち、原爆症の認定に関する裁判の判決が出ていた事をご存知でしょうか？
国の認定基準の厳しい線引きの為に、今も重い後遺症に悩む人達が認定を求めて裁判を戦っていたのです。
結果は原告の全面勝訴でした。
国はこの事を真摯に受け止めて、控訴をしないで欲しいと思います。
すでに被爆から６１年が経ち亡くなる原告も少なくありません。
人類未曾有の受難に対し、国は誠意と情愛ある対応をして欲しいのです。

昨日のヒロシマの原爆慰霊式典の中で小泉首相は
「国は被爆者への保障をしてきた」
と言い切りました。
もし本当にそう思うのならば、裁判所の判決を守ってください。