堺北民主商工会

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ヴェニスの商人

2007年08月28日 11時57分02秒 | 世間の話
シェイクスピアの代表作の1つ、ベニスの商人を紹介します。
この話は高利貸のシャイロックと貿易商アントーニオを中心に、人々の欲望や愛想をからめて進む戯曲なのですが、最大の見せ場はやはり有名な「人肉裁判」でしょう。
シャイロックへの借金の担保に自分の胸肉を1ポンド取られたアントーニオ。
そしてアントーニオを憎む金貸しシャイロックはアントーニオに対して胸肉を斬り取って差し出すように裁判で求めます。

実はシャイロックはアントーニオが困っている人に、無利子でお金を貸していたことが気に入らなかったのです。
アントーニオが不運により破産するや、契約書をタテに容赦無くその命を奪おうとするのだが・・。
そこはお芝居なので大団円が待っているのですが、それにしても、現代日本にもシャイロックが沢山いるような気がします。
自分の欲望に忠実で、人を傷つけても何とも思わない。

名作故の普遍性でしょうか?

事務局:つ


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