堺北民主商工会

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消費税20年でこんなに変わった

2009年04月06日 12時33分40秒 | 税金の話
消費税は福祉の為に絶対必要。マスコミ等を通して流されている“自称・常識”。
消費税創設からのこの20年で我々が支払った消費税は総額213兆円になるそうな。
これだけ集めたのだから、さぞかし福祉は維持されたのだろうなぁと思いきやそうでは無い、笑えない現実があります。

①サラリーマンの医療費窓口負担
1割→3割
②高齢者窓口負担
外来800円入院一日400円→一割
③国保料(一人当たり平均年額)
56374円→84367円
④国民年金保険料
7700円→14660円
⑤厚生年金受給開始
60歳→65歳
⑥障害者福祉利用負担
無料→原則一割
⑦特養ホーム待機者
2万人→38万人

20年比較で見ると「笑っちゃうね」ってくらいの悪化・改悪ですね。
もちろん自然現象ではありません、すべて政治の引き起こした問題です。

ですがひょっとしたら「消費税があったからこの程度で収まっているんだ、贅沢言うな!」という政府の言う事を最大限に善意に解釈するお人よしもいるかもしれませんので、一応補足を書いておきますが、何故上記のような絶望的な福祉改悪が起こったかと言えば、もちろん
「消費税が福祉の為というのが真っ赤な嘘だから」です。


上のグラフを見てもらえれば明らかですが、消費税導入後に減税された法人税を見れば、ほぼ消費税が法人税(それも大企業中心)の税金を棒引きしてやる為に消えた事が分かります。

消費税は福祉の為なんていう大嘘に惑わされていては、今後税率アップの企みに抵抗する事も、庶民の為に何が良いのか?を掴み取る事も到底覚束ないでしょう。

導入から30年後、40年後、100年後。
皮肉で「笑っちゃう」のでは無く、本当の笑顔を多数者が掴み取れるように、皆で団結したいものです。

事務局:つ



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