堺北民主商工会

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国民健康保険を1万円値下げするには

2007年06月18日 12時50分52秒 | 税金の話
中小零細業者のほとんどの方が高すぎる国民健康保険料に頭を悩ませている今日この頃ですが、皆さんに朗報です。
日本共産党が参議院選挙の公約として「国保1人1万円の値下げ」を提案しています。
1人1万円、夫婦で2万円、子供もいれば・・。
ずいぶんと助かります。また負担が減る事により、収納率も改善され更なる値下げに繋がるという2次的な波及効果もある事は想像に難くありません。
現在の業者の痛苦を和らげる素晴らしい提案だと思います。
さて、問題は2つ
①財源をどうするか?
②共産党は少数なのに本当に実現できるか?

まず①についてですが、実現の為には4000億円の予算が必要です。現在4000億円に匹敵する国庫の無駄遣いや大企業優遇を探して見ると・・。
ありましたありました沢山ありました。
A、米軍のグアム移転費用→7000億円
B、地対空誘導弾パトリオットシステム→5000億円
C、減価償却制度の見直しと法人税減税→1兆7000億円
D、米軍思いやり予算→2370億円
E、電源開発促進税(原発へ垂れ流しの予算)→3500億円
列挙していけばキリが無いくらいです。
つまり金は無駄を削ればある。
今すぐ全部無くせなんていう提案ではないのですから、十分に可能性はある。

次に②について実現できるのか?についてですが
これは今のままでは99%実現は出来ないでしょう。
何故ならば、財界奉仕・アメリカ奉仕・官僚利権の温存を党是とする自由民主党と政教一体となってその悪政を下支えする公明党が政権を握っているからです。
公明党の支持者の少なくない人たちが国保に苦しんでいるというのも、皮肉な話ですが、参議院選挙での結果やその後の世論が重要なポイントになるでしょう。

少なくとも、文句だけ言っていても何も良くはならないという事ではないでしょうか?
「選挙なんて関係ない」→「今度は行ってみよう」
「陰ながら応援しています」→「嫁さんや子供にも声をかけよう」
これだけの事で、世論を確実に動かせます。
生活がしんどい人は一考されてはどうでしょうか?

事務局つ