サイババが帰って来るよ

Count down to the Golden age

チョー秘密の聖地に行ったぜ

2019-02-04 04:00:23 | 日記

ヨシオ:アボリジニは、もともとインドから渡ってきた人達で、というよりオーストラリアとインドは昔、陸続きやったんや。民族的には、インドのタミル人ととてもよく似ているんや。

分かっているだけで四万年も前からオーストラリアに住んでいて、あちこちの岩や山や川、木、などを日本のように八百万の神と見て信仰して壁画を残し、神聖な聖地をあちこちに持っているとても霊的な人たちやねん。彼らが霊的波動の事も理解していて何の不思議もない。

実際、この大きなオーストラリアの大陸にたくさんの部族がバラバラに住んでいるのに、全部の部族ではないが、一年に一回何処か決められた場所で落ち合い、お祭りをするんや。

彼らはもちろん、携帯もないしメイルも無い。どうやってコンタクトを取り合ったんやろうか。

ポニョ:テレパシーと違うか。

ヨシオ:そうかもしれんな。自分の兄弟が死んだり、病気になったりすると腕の皮膚の一部がヒクヒクと動くんや。という人も知っているし、彼らはとても霊的に繊細な人らやで。

意思の力をとても大事にしていて、仲間の掟を破ったものは、ある骨をその者に向けるだけで殺すことも出来たんや。
ヒラニヤカシプは大科学者で、自然や四季や太陽系を研究していました。

ある時、ヒラニヤカシプは、地軸が23,5度傾いていることに気づきました。

そして、ヨーガで得た力によって、好奇心からその傾きの角度を変えてしまいました。

その結果、大災害が起こり、ヒラニヤカシプは地軸をもとどおりに戻しました。ヒラニヤカシプは自らの意思の力によって、太陽と月の軌道も操ることができました。

それゆえ、彼は自分を神だと思い込んでいたのです。
26/5/95

遠く離れた親戚の様子や敵の様子を霊体になって探ることも出来たんや。
何というても土地勘がすごいな。地図もなく、砂漠のようなところを間違えずに何ヶ月も歩いて目的地に着くことが出来る。

ポニョ:神業やな。おいらが川下りやっていけるんは、おいらのような方向音痴でも真っ直ぐ漕いで行ったら目的地に着くからな。山行く時は、必ずGPS持って行くで。

ヨシオ:アボリジニは、子供の時から歌を唱って子供に道を教えるんや。歌の中に、旅の途中にある水飲み場や、カンガルーやエミューがうろつくところ、山や丘、谷や小川そんなんを物語にして歌形式で覚えさすんや。

だから、俺たちから見れば、ただの丘や小川だけれど、彼らから見ればその丘が昔、勇者たちが戦って、ホワイトスピリットに祝福された聖なる地であったりするんや。

アボリジニにとっては、一つ一つの景色が自然の絵本と一緒や。

俺たちは、本を読もうと思ったら、図書館とか行くとけどアボリジニにとっては、景色が図書館やねん。

ポニョ:自然の生きてる図書館や。それが、白人が来て、自然を破壊される。彼らのとっては、ただの丘や、小川と違うかったんや。たまらんかったやろな。

ヨシオ:そうやったやろな。オーストラリアのような乾燥大陸で一番重要なのは、水や。彼らは、水筒も持たずに何千キロも歩いて移動するんや。

オーストラリアへ行って観光土産にアボリジニアートを買い求める人もいると思うけれど、どのアートも大小様々な渦巻き模様が描かれている。

ポニョ:渦巻きナルトや!

ヨシオ:そういうと思ったわ。あんた、じっと静かに聞いている人と違うもんな。この辺でなんかチャチャ入れると思ったわ。

ポニョ:あんたも、入れるやんか。

ヨシオ:とにかく、あの渦巻きは、水飲み場を表している地図やねん。

ポニョ:あんな簡単な、絵が地図か。

ヨシオ:そうや。俺の知り合いは、その一つの水飲み場に案内されて行ったんや。

カナナラの近くのキャニングストックトラックからそんなに離れていない場所やった。と言っても分からんやろうけど。
何年か前に日本人がオフロードバイクで横断しようとして、途中で動けなくなり救出された砂漠の道や。

とにかく砂漠の真ん中で、周りは背の低いトゲのある草が茂っているだけの場所にどこにでも転がっている岩があった。

そして、それをのけると、細い直径五十cmぐらいの、人がやっと入れるぐらいの縦穴が八メートルほどあって、ロープで底まで降りてゆくと、次は斜めに下って行く横穴があり、履いながら三十mほど行ったんや。

すると、驚くなかれ、野球場ほどの大きな湖面を持った地底湖に着いたんや。

懐中電灯の光に照らし出された湖面には、たくさんの目の無い魚が泳いでいて、水の中に入るとすぐに足が届かないくらい深くて、その水も塩気のない真水だったと言っていた。

そこは、秘密中の秘密の聖なる地底湖なんだそうや。

オーストラリアは、昔南極のように氷が千m以上も覆われていて、地軸が変わってから氷が溶け大地が出て来たので、地面の下深くには溶けた氷が巨大な地底湖となって真水を蓄えているんや。

最近分かっただけで、日本の本州ぐらいの大きさで、深さも千m近くあるらしい。

俺の知り合いは、その一部を見たんやろうな。


宇宙においては、神は最初に水として顕現しました。

人間は水なしには生きていけません。

水は地上の目に見えるところに在ったり、地下に伏流水として流れていたり、いたるところに存在しています。

神は水として、生きとし生けるものすべてを護っています。

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オーストラリアの真ん中は、その巨大氷が乗っていたので窪んでいるねん。

世界的に知られているエアーズロック、本当の名前は、ウルルと言うんやけれど、その近くにある近代的なホテルが建ち並んでいる観光客の街は、この地下水で水を賄っているんや。

その水を調べると、とても古くて何万年も前の古代の水なんやで。それをプールの水に使ったりして無駄にしてるんや。

アボリジニが旅をする時はもうほとんどの、細かい情報は歌になって頭に入っているから、あとは今言ったような大事な聖地は、忘れんように手荷物として持っているディジャリードゥやカンガルーを仕留める武器に描いたりするんや。

彼らにとって、一日に一頭カンガルーやエミューを仕留めるって大変なことやねんで。

ドリーミングタイムのストーリーにも、二人の英雄がカンガルーを、どちらがたくさん仕留めることができるかを競い合う話があるんやけど、ホワイトスピリットが出て来て、わしは、お前たちの食べる分だけのカンガルーを殺す権利しか与えとらん。と言って罰を与えるんや。

そういうドリーミングタイムと言われている神話もたくさん語り継いでいるし、ホワイトスピリットと言われる大霊を信仰している。

ある、神話では、世界の終わりにオーストラリア中の全ての海沿いの土地が大津波で水没する。というのがあって、その神話は最高の秘密だったんやけれど、それを元にして製作された「ラスト ウエーブ」という映画もある。日本語の字幕も付いてるよ。

ポニョ:三、四十年ぐらい前の昔の映画やろ。おいらも、ビデオショップで借りて見たぜよ。なんでも、オーストラリアに、日の出づる方の国から預言者が来たあとに地球規模の大津波が起こり、オーストラリアの海岸に面した土地が全て水に浸かる。という話やったな。

その前に、いろいろと異常気象が起こったりするとかいうシーンもあったな。

映画では日の出づる国は、チリになってたけど、この預言者ってひょっとして.......。

ヨシオ:とにかく、子供達をアボリジニの村へ連れて行って白人の歴史史観から見たアボリジニとは違う観点から見れるようになって、良かった。

それまでは、白人のおかげで、アボリジニも原始時代から一直線に現代文明の恩恵を受けることが出来た。というのが一般の人たちの、アボリジニの人たちを見る捉え方やから、どうしても軽蔑してしまう。

特に、政府の補助金を貰っても、酒を買って使い切ってしまい、酔っ払いがいっぱいうろうろしているのが、アボリジニの社会と思っていたから。

でも実際は、子供を家族から切り離して西洋式の教育を、全寮制の学校で無理やり受けさし、女の子は農家に手伝いに行かせてその牧場の親父の慰みものにさし、女の子が生まれると残して、男の子を生むと殺して来たんや。

今、中国がウイグル族にやってる事とよく似ているんや。

ポニョ:ウイグル族の男には、職を与えず失業させて貧しいままにして結婚出来なくさせ、女性は、金を持っている漢族の男と結婚さして、民族融和という名の民族差別をして行く政策やろ。

そして、学校ではウイグル族の言葉文化を教えない。使わない。そして、使えなくして、忘れさし、民族とその文化を消滅さす。

ヨシオ:どこでも一緒やな。民族抹殺や。だから、西オーストラリアでは、純粋なアボリジニは全滅したんや。アボリジニの事をこちらではヌンガーと呼ばれているんやけど、その意味は白人との混血という意味や。

タスマニアでは、もっと酷くて全てのアボリジニを抹殺したんや。

牧場を歩いて横切るアボリジニを、カンガルーを撃つようにライフルで殺しまくったんや。

アボリジニには、私有財産という観念が無いので牧場にウロウロしている羊なんか、お腹が空いていると捕まえて殺して食べてしまうので、鎖に繋がれて牢屋行きのアボリジニが続出したんや。

ナロジンでも、ほんの五、六十年前まで森に住んでたんやで。すぐに西洋式の生活に慣れるわけがないやんな。

俺たちが、行ったアボリジニのでも、年寄りのアボリジニは、誰も英語が喋れないんや。

若い人だけや。息子の友達のアボリジニは、まだ砂漠のオアシスに全家族が住んでいて昔と変わらない生活をしてると言っていた。

今、オーストラリアは観光客が世界中から、押し寄せてきているけれどこのような歴史を持った国って誰も知らないし、知らせない。

アボリジニの人たちは、つい最近まで選挙権さえなかったんやで。

ポニョ:人間扱いされてなかったんや。知らんかったわ。


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