サイババが帰って来るよ

Count down to the Golden age

神様から愛されるにはどうするの?

2015-12-27 00:00:48 | 日記
真の信仰心とは、無私の奉仕と愛が結びついたものなのです。SS春86p34

ポニョ:以前記事にしたアルゼンチンの孤児たちの話は何度してもええよな。自分で話していてもグッと来るぜよ。

ヨシオ:そうやったな。孤児たちがインドに行けるように、ババが金の延べ板をフラワーポットに隠されたんやな。すごい愛やな。俺たちは神話の時代に生きているんや。無相で属性や名前を持たぬ全能の創造主が、俺たちのためにこの地上へ人として生まれて仕事をされているんや。俺たちと一緒の地面を歩き、同じ空気を吸い、そして同じものを食べて、同じ言葉を話されている。その神そのものであるサイババの事を、神の化身だと気付いて帰依している俺たちは本当に幸運やな。

ポニョ:しかも、その神の仕事の一部をもらっている人ってこの世に何人ぐらいいるやろな。でも、そのアルゼンチンの子供達は嬉しかったやろな。サイババサンタさんからのプレゼントやな。もう一度その話を聞きたいな。

ヨシオ:それじゃこの機会に掲載しよか。

ポニョ:おいらがアシュラムに滞在している時にたくさんの子供達がアルゼンチンから来てたんや。薄いブルーのスカーフをみんな首に巻いていたから、アルゼンチンから来た子供ってすぐに分かったんや。

ヨシオ:国によって色やデザインを工夫しているから、その人がどの国から来た人かってすぐに分かるよな。

ポニョ:でも、子供ばっかりで両親が見当たらなかったんや。もちろん付き添いの人はいたけれど。おいらは、英語が出来る一人の付き添いの人と立ち話をしてたらその人は一人の子供を捕まえて、その子供と話してご覧と言って通訳してくれたんや。おいらは、「君たちはアルゼンチンから来たんだろう。遠いところからやって来たんだね。ババのダルシャンを楽しんでいるかい?君たちのグループの子供達はとても楽しそうだね。毎日あちらこちらと走り回って。ここは、とても安全なところだし、何と言っても神様が人の姿を取ってダルシャンを与えておられる場所だから世界で一番天国に近いところだよね。」とか言って話しかけていると。その子供は「僕たちはここに来るのが夢だったんだ。毎週一回、アルゼンチンのサイババセンターで日曜学校に行っていたんだけれど 、そこでババ様の話をいろいろ聞いて、是非インドに行ってこの目で神の化身であるババ様を見たいと望んでいたんだけれど、旅費が高くてお金も無いし諦めていたんです。だって、ここに来ている僕たちはみんな孤児なんだ。両親と生き別れになったり、死に別れて誰も面倒を見てくれないので、施設に引き取られてた仲間たちばかりなんです。サイババセンターの人たちが日曜学校で正しい生き方ってどう生きるのか、神様を愛し、真実に生きて自分がしなければいけない仕事を正しくして、いつも幸せな気持ちで生きるように教えてくれているんです。また食事をはじめ、いろんな事で僕たちの面倒をよく見てくれるんです。それでも生きて行くのに精一杯で、時々食事を抜かなければならない時もあったんです。でも、サイババセンターの日曜学校でババ様の愛に溢れた奇跡の話を聞くと、いつか皆でババ様に会いたいね。お金をこつこつ貯めたら皆で行こうねと言っていたんです。サイババの組織の人たちは、社会奉仕の大切さも教えて下さっているので、僕たちはよく、公園や公共施設を掃除する奉仕をサイババセンターの人たちと一緒やっているんです。ある日、公園を掃除していたら大きなコンクリート製のフラワーポットの中に枯れた花に混じってゴミがたくさん投げ込まれているのに気が付いたんです。僕はこのままだと良くないと思い、一つ一つ枯れた花やゴミをフラワーポットから取り出していたんです。そして、ゴミを全部取り出したかどうかフラワーポットの底の方に手を入れてみると、重くて冷たい長方形の金属の塊があったんです。それを取り出すとなんと金色にキラキラ光っている金の延べ板だったんです。僕は慌ててそれをサイババセンターの人と一緒に警察に届けたんですが、しばらくすると誰も取りに来ないので施設に戻って来たんです。僕たちはこの金の延べ板をお金に替えて、施設の仲間全員のインド行きの切符を買って、こうしてババの元にやって来ることが出来たんです。アシュラムに着いて暫くすると、ババ様は、僕たち全員をインタビューに呼んで下さってこう言われたんです。『私はフラワーポットの中に金の延べ板を上手く隠したつもりだったんだけれど、よく見つけれたね。大したもんだ。』と褒めて下さったんですよ。そして、『君たちが国へ帰る時は私も一緒に連れて帰ってね。そうすればいつも私が君たちと一緒にいることが出来るからね。』と言われたんです。」と言ったんや。

 誰が皆さんをここに招待したのでしょう? 
皆さん方は、スワミへの愛によってここに来たのです。
この愛のみによって、何十万人もの人々がここに来たのです。
バガヴァンはここにいて、皆さんに連れて帰られるのを待っています。
皆さんの好きなようにスワミを連れて帰りなさい。
スワミは完全に、バガヴァンを心から愛する人のものです。
バガヴァンが皆さんに望むものは、皆さんの心を込めた無条件の愛のみです。
この真理を心に留めて、愛に満ちた人生を送りなさい。
これを、スワミから皆さんへの贈り物として受け止めなさい。
いかなる人をも憎んではなりません。
いかなる人を憎んでも、神自身を憎むのと同じです。
あなた自身のすべてと、一切の持ち物を神に全託しなさい。
混じり気のない神の至福を経験しなさい。23/11/99


ヨシオ:人は神を愛するっていうけれど、それより神の愛を受け取ることが、俺たちが先ず最初にやらなければいけない事なんや。神の愛をもらったらこの世で何でも出来るんや。

ポニョ:でも、アルゼンチンの子供のように神を愛したからこそ、ああして神に愛してもらって金の延べ板を貰えたんやろ。

ヨシオ:人は、神を愛しています。と言っているのに、その神の教えに従っていない人がたくさんいるやろ。ババは今までたくさんの講話をされて人々を啓蒙し導き、そして正しい道を示されて来た。でも、どれだけの人がその教えに従って生きているんやろか。アルゼンチンの孤児たちもサイの組織の人たちと一緒に毎週奉仕に出かけている。綺麗な心で神様を思いながら自分たちはろくなものを食べていなくて、いつも腹を空かしているのに彼らが出来る範囲で社会に貢献しようと頑張っているんや。俺が探していた本物の霊的な組織ってすぐに分かる二つの条件があると前に言ってたやろ。そのうちの一つが自己犠牲を伴った奉仕を神に捧げているかどうかなんや。そういう自己犠牲を伴った奉仕をしない限り、自分に痛みを伴わない奉仕って神は喜ばれないし、その人の霊的な発展にも繋がらないんや。何百億円持っている大金持ちが百万円寄付してもそれは貧乏人の俺たちが五十円寄付するのと変わらないやろ。だって、その人にとってその寄付が痛みを伴っていないやんか。アルゼンチンの孤児たちはいつも腹を空かしているのに、自分を犠牲にして神様を思いながら社会奉仕している。それだけで神様から愛される資格があるんや。

何より大事なのは神から愛されているかどうかです。
自分は神を信じ、愛しているつもりでも神が愛してくれなければたいして遠くへ行けません。
それではどうすれば神から愛されるようになるのでしょうか?
その答えはバガバッドギーターの帰依の道を説く章に見られます。
帰依の道とは、いつも神と一つに繋がっているということです。
どんな時もゆらぎの無い心で実践することを帰依の道は教えています。
強い決意を持ち、暮らしの中でひたむきに教えを実践すること、そしていつも悦びに満ち足りていることです。SGc3

ポニョ:あんたも、今まで稼いだほとんどの金をババの為に使い切ったもんな。もうあんまり残っていないやろ。

ヨシオ:ほとんど使い切ったな。この前ノンハイブリッドの種を買えと言われて、七百万円ほどババから追加のお金をもらったけれど、それも使い切ったな。お袋の葬式代や固定資産税などが高くて大変だったので、金が全て底をついて、一時期、夫婦二人でビルの掃除人として働いたことがあったな。俺はゴミ拾いや掃除用の電気自動車に乗って、廊下やフロアーをウロウロする役やったんや。小回りが効いて面白かったな。でもトイレ掃除は主に嫁さんの係りやったけどな。あの人は何をやってもハッピーなんや。トイレは私の係りで~す。とか言って、とても嬉しそうにやっていたな。しかも手洗い用の液体石鹸が切れていると言って、自分の家のやつを持って来て嬉しそうに補充するんや。

ポニョ:あんたらが日本にいてた頃は、会社を経営していたし、何億も貯金があって高級車に乗り、高級住宅街に三階建てのコンクリートの家に住んでいたって言ってたよな。写真で見せてもらったけれど、確か屋上に日本庭園まであったよな。大きな灯篭もあったで。

ヨシオ:一応、人並み以上の優雅な生活をしてたな。別荘やヨット、ゴルフの会員権も持っていたからな。

ポニョ:それが一転ビルの掃除人やて。それも夫婦揃って。ちょっと神さんの仕事やからと言っても金を使い過ぎと違うか?嫁さんがよく辛抱してるぜよ。

あなたがたは皆、人間の身体は無私の奉仕をするためにのみ与えられたことを実感認識せねばなりません。
そのような奉仕はハートを広くし、エゴを滅ぼし、至福を生じます。奉仕は又人々の間に兄弟愛と神への父性愛の意識を促進するのに役立ちます。
しかしあなたのすべき仕事はそれで終わるのではありません。
あなた方は同時に、全ての人類に霊性の発展の為に、一体性を培う教えを広めなければなりません。
人類を、二元から不二一元に導かなければならないのです。21/11/95

ヨシオ:嫁さんは能天気で別に何とも思っていないんや。神様の仕事をしているって知っているから。でも時々おかずを買う金が無くなってしまい、家計が底を着く時があるんや。大きな倉庫を持っているし、家も結構大きいから固定資産税やら市民税がとても高いんや。そんな時に俺はババに聞くんや。「ババさんよ。もう買い物に行く金も無くなったな。全部あんたの金を使ってしまった。明日からどうしようか?ちょっとアドバイスしてくれるかな?」と尋ねると、ババは、「まだ余分な車を持っているやないか。明日それを売ればええやろ。買い手を寄こすから。」と言われたんや。俺はすぐに車をきれいに洗い、待っていると翌朝買い手が来てすぐに売れたな。実は、車を売って金儲けはしていないけれど、ポニョも知っているように、海外から来た貧乏学生のために、お袋の介護の合間を見つけて事故車をオークションで安く買って、それを修理して実費だけもらって安く売っていたんや。まあ俺なりの一種の奉仕やな。それを口コミで聞きつけて車を売ってくれって貧乏学生が突然来るんや。

ポニョ:事故車の修理って板金もやるんやろ。まあ、あんたは飛行機も自分で作ったぐらいやから、何でも出来るんやろな。まだ飛行機は持っているんやろ。

ヨシオ:現金が無いだけで、物はたくさんあるな。俺はこの物質的な世の中に何の幻想も持っていないんや。この世界から何か恒常的な幸せをもらおうと思っていないし、それが得れると信じてもいないんや。いつこの世界からさよならしても良い覚悟は出来ているし、持っている財産は全てババに返してから死のうと思っているんや。

ポニョ:神様に全てを捧げるという自己犠牲を伴った覚悟で生きていたら、神様から愛されるよな。

神ご自身がダルマを育むために降臨しているのです。
君達も私と同じ作業に従事するのであれば、それは神を礼拝することになるのです。
そうすればあなたは、神に奉仕し、神の帰依者と自分自身に奉仕することになるので、神の身近にいる者となり、神に愛される者となるのです。CWSSBJp75

ヨシオ:俺は金は貯めるものではなく、回して行くものやと信じているから、オーストラリアに来て、すぐに繁華街に商業ビルを買ったんや。しばらくはその家賃収入で食っていけるやろと思って。

ポニョ:そのビルはまだ持っているんか?

ヨシオ:いや金が底を着いて来た時に売ったな。それでババのことを知ってから、そのビルの一階にある六店舗のうちの一つと、二階のフロアー全てをババに使ってもらおうとサイババセンターに言いに行ったんや。するとちょうど、サイのグループがババのアシュラムから帰って来たところで、俺が都心の一等地にある商業ビルを無料で提供する話をすると、そこにいた人たちは飛び上がって、ババや!奇跡や!なんて言って俺の両手を掴んで飛びながら喜んだんや。俺は目を白黒させていたら、リーダーの人が俺にこう言ったんや。「あるサイの帰依者が文房具店を営んでいて、その一角をサイババ書店にしてサイババ様の本を売っていたのですが、残念ながらそのビルを建て直す為に文房具店を店じまいすることになったのです。それで仕方なしにサイババ書店も同時に閉めることになったのですが、皆がどうしても続けたいと思っていたので、今回インドに行った時にババ様にその事を頼もうと皆で相談したんです。幸運な事にババ様がインタビューに呼んでくださり、ババ様に書店の件を直接頼みました。するとババは、『君たちがオーストラリアに帰ったら、私が繁華街の一等地にあるビルを、サイババ書店の為に無料で提供してあげよう。』と言われたのです。今その話を皆にしていたところに、あなたが入って来たのですよ。」と。

人が持っている清らかなハートと無私の行いは、人が繰り返し生きてきた前世の功徳によってもたらされたもので、人間として生まれてきた証といえましょう。19/10/93
欲望とむさぼりを戒め、いつも満ち足りていて、神の愛を受け取ることが出来るように努める。
ただ神様を愛しているだけでは足りません。
どうすれば神様から愛されるか。
どうすれば神の恵みを得られるか。
どうすれば神の愛をじかに得られるか。
それを良く理解せねばなりません。
神は自分のものだと言って泣いたり叫んだりしても何もなりません。
神様におまえは私のものだと言ってもらうように願うべきです。SGc23


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