サイババが帰って来るよ

Count down to the Golden age

絵描きの世界は奥が深い

2019-02-02 04:00:23 | 日記

ポニョ:以前の記事で、おいら達がキャンパスの中に描かれた絵で、同じキャンパスに描かれた物質世界の絵に対して執着や意思や衝動などを持っているので、なかなか絵を描かれた大元の神さんを見ることは出来ないというところが面白かったな。ババの本を読んでいてもマーヤーの説明がイマイチ分かりにくい所やったから何かスッキリしたって感じかな。でもその同じキャンパスに描かれているガネーシャやいろんな八百万の神様はどういう役割をしてるんや?

ヨシオ:キャンパスの例を使って言えば、俺たちが拝んでいる神さんたちは、皆キャンパスの絵の中で絵描きの方を見てるんや。つまり正面や。そしてキャンパスに描かれた他の全ての人々は、絵描きの方ではなくあっちこっち違う方向を見てるんや。だからいろんな神さんたちは私たちのように正面を向きなさい、そうすると私たちを創造されたお方を見ることが出来ますよ。と言って神様の方を指差しながら俺たちを導いておられるんや。

ポニョ:あゝそういう役割をされているんか。そのキャンパスに描かれた物質世界が余りにも魅力的なので、それらに気を取られて、おいら達を描かれた大元の神さんを見ることが出来ないから、そっちじゃないよ、こっちだよと言って指差されているんやな。では、絵を描かれたご本人であるサイババさんの場合はどうなんや。

ヨシオ:絵描きがキャンパスに自画像を書く場合もあるやろ。それと同じことや。

ポニョ:ああそうか。そのキャンパスの中で、他の全ての神さんたちはババが来られるまで大元の神さんはあっちにいますよ。あっちを向きなさいよ。そうすればもう生まれ変わらなくてもいいですよ。とか言ってたのに、大元の神さんである絵描きがやって来て、同じキャンパスの中で君たちを描いたのは僕ですよ。僕が絵描きなんですよ。僕に礼拝して僕にたどり着きなさいと言っておられるんやな。おいら達はもう苦労してあっちを探さなくてもええんや。大元の神さんが俺たちのレベルに降りて来られたから。以前,ババの伝記を連載している時に、ガンガー女神様がババに挨拶に来られたやろ。また、蛇の神様である化け物みたいな大きくて長いナガサンが来られた時もあったな。これらの八百万の神さんも、大元の神さんが来られたので嬉しかったんやろな。わざわざ来るぐらいやから。

ヨシオ:コモリン岬に行かれた時も、海の神さんが挨拶に来られ、大きな波がババを覆ったっと思ったら綺麗な真珠を108個も手土産に置いていかれたな。この世に住んでマーヤーの力に圧倒されて悲喜こもごもの生活を送っている人たちは、ババがこの世に来られたありがたみを全く分かっていない。聖者たちは、大元の神さんである絵描きの姿を見ようとして何十年も、時には何十回も生まれ変わって苦行を積み、やっとほんの少しだけ、大元の神さんの御姿を垣間見ることが出来て至福の喜びに包まれたんや。

ポニョ:でも今、こうして大元の神さんが自ら御姿を現されて、キャンパスの絵の中でウロウロされているんやな。面白い時代やな。
"ハーイ君たち。僕が君たちを描いた絵描きですよ。よろしくね。ほら、手をクルクル回せばこんな奇跡も出来ますよ。死人も生き返らせますよ。僕にたどり着けるためのいろんな英知を教えてあげますよ。今まで明らかにして来なかった転生の秘密や宇宙創成の秘密、大成就などの秘訣などもどんどん明らかにして行きますよ。極めつけは、僕が本当に大元の神さんだって事を明らかにするためにビッグサプライズを準備している事なんですよ。今少しだけ明らかにしようかな。でも、これはビッグサプライズなんですよ。人類に対するビッグプレゼントなんでちょっと明らかにするのは気が引けるな。でも、空に現れるって以前に口をちょっと滑らせて言ってしまったから、それを覚えている巳年のしつこい帰依者が「サイババが帰って来るよ」何てブログを立ち上げて、僕がやろうとしているビッグサプライズを嬉しがって世の中に宣伝しまくっているんで、少し困っているんですよ。嫌だなぁ、ああいう帰依者は。少しだけ漏らした秘密を、あんな風に恥ずかしげもなく無分別に世の中に宣伝して。神の化身も楽じゃないな。ああいう訳のわからない顔の長い帰依者がいると…。ベントフもそうだったけど、ああいうちょっと僕の秘密を知ったからと言って世間にバラしている連中は、早く僕の中に吸い上げてしまおうかな。"なんて言っておられるんやろな。

ヨシオ:ところで顔の長い巳年の帰依者って一体誰やねん。この前の記事で、この世に実在するものは何一つ存在しないって言われたババのお言葉を紹介したけど、この世界には実は一つだけ実在があるんや。それは今ポニョが言ったように大元の神さんが人の姿を取られた時なんや。それ以外の全てのものは被創造物で、創造主である大元の神さんだけが実在なんや。その証拠にその絵描きであるババは、俺たちも含めて、この想像も出来ないぐらい広大な全宇宙を一瞬にして消してしまうことが出来るくらい大きな力を持っておられるんや。

ポニョ:それはすごいパワーやな。それだけの想像も出来ないくらいの力を持たれている神さんを疑って、ただの手をクルクル回してものを出す手品師呼ばわりして批判している人がいるけど、それってちゃんちゃらおかしいよな。

ヨシオ:ババから見れば、ダイアモンドもその辺に転がっている石ころも同じものに見えるんや。人は指輪などをババから欲しがっているけど、ババは自分が持っている宇宙をも創造できる全てのパワーを俺たちと共有したいって思っておられるんや。

ポニョ:なのに、小さい事しか人は望んでいないな。インタビューに呼んでもらえないとか、手紙を受け取ってもらえないとか、目を見てもらえないとか、これだけ帰依しているのに自分の願いが叶わないとか、無視されたとか言って、しょうもない事でババを誤解して、離れていったり批判している人が多過ぎる。

ヨシオ:ババは私から小さいものではなく、もっと大きなものを望みなさい。と言ってられるけど、ババの本性に気が付いていない人ばかりやから仕方が無いな。本当はダルシャンでお姿を拝見させてもらっただけでも大変ありがたいのに。

ポニョ:どれだけ大元の神さんを目の前で見れる事がすごい事なんて分かっていないもんな。過去の全ての罪がぶっ飛ぶぐらい凄いことなのに。

ヨシオ:さっきの話に戻るけど、人ってキャンパスに描かれた絵なんやけど、でも人は神の雛形やから、人は創造主と同じように意思の力で世界を創造する力を持っているんや。それで、絵の中に描かれた自分の周りにある物質世界に魅了されて、自分の想念の力で、自分の中にそのマーヤーである物質世界を複製して取り込んでしまうんや。そして完全にマーヤーの世界に騙されているので、その世界が真実だと思い込んでしまうんや。一度そのように外界から受けた対象物を取り込んでしまうとそれに執着し、その人は、自分が、とか自分のもの、というエゴが膨らんで霊的に進歩するのは難しいんや。

私たちの認知している世界のすべては、実は私たちが創り出しているといわれていますが、それには例外が一つだけあります。
外から人間の中に入ってくるものが一つだけ存在するのです。
それは、外的な対象物に執着することによって発生するエゴです。
この世俗的な欲望を切り取ってしまえば、エゴは自動的に消滅します。
外界から受けた印象を自分の中に取り込んで、それを真実と見なしてしまうのは有害です。
人間は外で見たものを自分の中で複製して作り出すことができるので、自分が再び創ったと勘違いするからです。
ところが、実は、外界で見るものは、すでにその人の中にある(アートマ)の記憶を呼び起こすだけなのです。CWSSBp110


ポニョ:今の御言葉の中で外界で見るものは、すでにその人の中にあるアートマの記憶を呼び起こすだけって言っておられるけど、それって創造主がキャンパスに描かれた絵のことを指しておられるんやろ。

ヨシオ:そうや。何度も言ってるけど、大きなキャンパスに創造主が三界も含めて、大きな絵を描かれて俺たちがその絵の中にいる。そして、同じキャンパスの中の物事に心を奪われて喜んだり悲しんだりしてる。そして俺たちも創造主と同じように想念の力を持っているから、そのキャンパスに描かれた絵を真実と勘違いして自分の中に取り込んでしまう。そして自分の持っている小さいキャンパスにそれらを描いて行くんや。それが、俺たち一人ひとりが持っている内的世界なんや。

ポニョ:ということは、その内的世界は人の数だけあるってことか。

ヨシオ:ババはあまり死後の世界やこの一人ひとりの内的世界について言及されないやろ。だってその内的世界は人がマーヤーに囚われた世界なんや。ババの教えはそのマーヤーを克服して創造主の元に帰って来るように教えておられるから、いちいち何十億もある一人ひとりのマーヤーの世界の事なんてどっちでもええんや。オリジナルの絵は創造主が描かれたキャンパスの絵やから、人は自分が生まれ育った環境や条件でそれを歪曲して、それを自分なりに複製しているだけなんや。

ポニョ:ということは、元々のオリジナルの絵は同じやから、それらの個々人の内的世界にも共通点もあるやろ。

ヨシオ:そうやな。例えば人が死んで肉体から離れたら、日本人やったら閻魔さんのところに行っていろんな犯した罪を裁いてもらうやろ。西洋人やったらそれが裁判所の裁判官に変身するんや。インド人やったら死の神ヤマになるんかな。でも、犯した罪を裁くところは一緒やな。

ポニョ:でも、オリジナルの絵を元にしているとはいえ、人の数だけあるから内的世界は大きな世界なんやろな。

ヨシオ:内的世界と言っても今ポニョが言ってる世界は、「微妙な世界」と言われているものなんや。それは一人ひとりが創り出す小さな世界で、その上にあるのが創造主が描かれた大きな世界である「因果の世界」があるんや。そしてそれらを全て超えて支えている宇宙の最高原理、神の摂理、不滅の真の自己であるアートマがその後ろに控えているんや。

ポニョ:ふーん。絵描きの世界は奥が深いんやな。ということは、この世界は物質世界、微妙な世界、そして因果の世界の三つがあるんやな。

ヨシオ:この事について話し始めるとキリがないので今日はこの辺で終わろか。

ポニョ:なんや、せっかく乗って来たのに。腰砕けのさっぱりわいや。

神の宇宙普遍相は「物質的な世界」と同じものです。
これが心の世界と繋がれば、神は繊細で微妙な姿を取るでしょう。
それが、「微妙な世界」です。
物質的な世界と微妙な世界では感覚や心が働いています。
感覚も心も超えているのが「因果の世界」です。
目の覚めている状態では、感覚と心が激しく動いています。
夢を見ている状態では感覚に左右されることは無いけれど、心の影響はあります。
深い眠りの中にある因果の状態では、心も消え去ります。
物質的な世界は感覚器官と結びついています。
微妙な世界は夢を見ている状態と結びついた、心の世界です。
因果の世界は感覚も心も無い深い眠りの状態です。
深い眠りの状態で、心も感覚も働いていないときに、はじめて形も性質も無い神を経験することが出来ます。SGc3

プラナは、宇宙の生成から消滅までの期間は、31,104x10の十乗倍であると述べている。
これはくしくも光が100年間かけて進む距離と同じである。
宇宙での一秒は、地上の十万年にあたる。
宇宙が一度創造され消滅する間に、この物質世界と二つの霊界は(Bhu,Bhuvah,Suvah)36000回にわたって破壊されそして創造されるのだ。
これは、432x10の七乗年と等しいのです。
これらを称して宇宙の一日と呼びます。そしてそれが百年経たときにこの物質宇宙も霊界も消滅します。
宇宙が消滅した後、時というものも無くなります。
時、空間、物質、等は同時に創造されます。ガルーダプラナP3

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