サイババが帰って来るよ

Count down to the Golden age

肉体と欲望

2018-10-11 04:00:35 | 日記
神は人間のうちに存在する識別心という力を通じて働きかけます。
識別力は何が正しく何が間違っているか知っています。
悪い欲望とは、マーヤによって覆い隠された神であり、識別心とは、マーヤによって覆い隠された部分がより少ない神なのです。CWSSBJp163

ポニョ:以前、神様は人の欲望を使って仕事をされるって言ってたけれど、人は悪い欲望も持っているやろ。いつも神様の方に向きたいなっていう欲望ばかりじゃないぜよ。そういう悪い欲望も神さんは使うって事なんか?

ヨシオ:人はもともと神さんやったんや。その神さんが欲望やエゴなどで覆われて、もともとの神さんが見えなくなっているのが人なんや。だからその欲望やエゴを綺麗に取り除いて行くと、もともとの神さんが姿を現してくるんや。人は誰でも欲望を持っているけれど、その欲望が多くなればなるほど、もともとの神さんが見えなくなって来て、人は獣的な性質に覆われてしまい、その人がする事はどれも自己中で、他の人の気持ちや思いを考えない利己的な行動を取ってしまい、また、感覚の喜びに溺れてしまうようになるんや。それを悪い欲望と呼んでいるだけの事なんや。

ポニョ:でも、神さんはその悪い欲望をも使って仕事をされるんやろ。そこんところがちょっと理解できないぜよ。

ヨシオ:この地球に住んでいる人は全部で七十億人もいるけれど、誰一人として感覚の喜びを満たす事も含めて、悪い欲望を持っていない人なんていないんや。誰でも大なり小なり悪い欲望を持っているやろ。だってそういう欲望を持っているから人として生まれ変わったんやから。

ポニョ:それで?おいらの質問の答えになっていないぜよ。

ヨシオ:ちょっと我慢して聞けや。それで神さんはすべての人の中に内在して、その人に生命力を与え、そして取っていかれるんや。人はその生命力を如何に良く使うかは、その人がどれくらいエゴや欲望で覆われているかにかかっているんや。全ての人は、大なり小なり支払うべきカルマを持っているから、その人の人生の途中か、次の人生か知らんけれど、いつかはそれを支払わなくてはいけないやろ。だからそういう時に、神様は悪い欲望を持っている人を利用して、その人のカルマを支払わせるんや。だからこの地球にいる全ての人は一人残らず神の道具という意味で、ババは人の悪い欲望をも利用して人に働きかけるんや。

ポニョ:なるへそ。そういう事なら理解できるぜよ。でも欲望とかエゴって、前から言ってるけれど、人が自分は肉体やと思う所から出て来てるやろ。人はその自分は肉体やと思う意識を脱ぎ捨てたら、そういう欲望などの獣的な性質を取り除く事が出来るっていうけれど、それって簡単な事じゃないぜよ。

ヨシオ:人はこの世界に生きている限り、肉体意識を手放すのは容易な事ではないんや。ヒマラヤの洞窟ではなく、家族などと一緒に生活していれば不可能やろな。でも欲望は徐々に減らしていく事が出来るやろ。

ポニョ:そうなんやろか。おいらは年を取るにつれて、執着するものは減って来たけれど、欲望は逆に増えてきたような気がするぜよ。

ヨシオ:一体何の欲望が増えて来たんや?普通、執着するものが減って行けば欲望も減って来るんやけどな。

今、人間のハートは、怒りや憎しみ、貪欲、妬み、虚栄心といった悪い性質の巣窟になっています。
こうしたネガティブな性質を追い出すことができるのは、愛だけです。
欲望、怒り、貪欲、妬みといったようなものは、肉体への執着と食習慣から生じます。
ですから、人は肉体への執着がないかどうかよく調べ、欲望を抑えなければなりません。「荷物を少なくして身軽になれば、旅は快適なものとなる」と言われています。
人生という旅を快適なものにするために、欲望という荷物を減らしなさい。
肉体への執着は、少しであれば、あってもかまいません。
なぜなら、人生という旅は、肉体の助けがあってこそ始められるものだからです。
家族や友人と生活していれば、肉体への執着を手放すのは不可能です。11/8/2000

ポニョ:増えて来た欲望といえば、もっとバラエティー豊かなオクラをアクアポニックスで植えたいなとかの、小さい事やぜよ。

ヨシオ:そんな小さい事も欲望って呼ぶんか。それよりさっきポニョは肉体意識を捨てるって言ったけれど、肉体を使っていろんな奉仕活動をし、それらを神様に捧げれば、肉体だって神へ融合する為の道具となれるんや。

ポニョ:奉仕だけではなく、祈りを捧げたり、ヴェーダを唱えたりするのにも、肉体がいるもんな。

私は今まで肉体を無視するように言ったことは一度もありません。
肉体は道具であることを常に心に留めておきなさい。
肉体は神を祀る神殿なのです。
決して肉体を軽視してはなりません。
欲望が常に肉体を汚しているわけではありません。
ただ、大切なことは、良い欲望を持つべきです。
私たちには、欲望、怒り、貪欲、執着、強欲、憎悪といった、人を滅ぼす六つの敵がいます。
けれどもあなたは、それらの敵を滅ぼすことが出来るのです。
怒りを例にとってみましょう。
外に向かう怒りは何の役にも立ちません。
けれども、もしあなたが自分の悪い振る舞いや、悪い思い、性癖に対して怒るならば、自分自身の向上を図る事が出来るでしょう。
このように怒りを他の人に向けるのではなく、自分に向けなさい。
次に欲について考えて見ましょう。
制限の無い欲望を追い求めれば、いつも不満を抱いて生きていくことになります。
これとは逆に、あなたが強く神を欲し、神に仕えたいと欲するなら、同じ欲望でもそれは崇高な欲となります。
このように、人が利己的、自己中心的、感覚的、世俗的である間は、確かに肉体は霊性の向上の障害になります。
しかし、肉体を自分の内なる神性を悟るための道具として使うなら、肉体は断じて障害とはならないのです。
実のところ、肉体とは人が神を悟り、体験する為の神様からの贈り物なのです。STPS2p79

ヨシオ:ヒマラヤで修行している苦行者は一人で洞窟に住み、俺たちと違って家住者じゃないので、自分が肉体だという肉体意識から脱するのは比較的容易なのかもしれないけどな。

ポニョ:ババがリシケシュに行かれた時に、一緒に行かれたヒスロップさんが横で見ていたんやけれど、ババが断崖絶壁のクネクネ道を車で走っている時に、突然ここで休憩すると言われて、運転手に車を止めろと言われたんや。そして絶壁に近づいたら、深い崖の下からサリーを着た女性がエレベーターに乗っているようにスルスルと上がって来て、ババに挨拶された話があるけれど、そういうややこしい幽霊か亡霊か分からんような人も、とっくに肉体意識を脱ぎ去っているんやろうな。

ヨシオ:幽霊か亡霊かはないやろ。彼らだってほんの少し肉体意識を持っているからこの世をウロウロ出来るんや。

アートマンをアートマンとして知った人は本当の自分自身の事を知り、アートマンに融合する。
しかし、未だに何らかのやるべきことや欲望を持っていれば、それらが消費され尽くすまで、彼らは肉体を持ってこの世を彷徨う。
そのような人々を、人間の身体を取ってはいるが、同時に少しの神性さを持つ者と呼ばれる。
これもまた、神の意思によって起こる。
その者達は、肉体を持ってはいるが、その姿は霊妙であり、超肉体的解脱を得るまでの間だけその姿を保つのである。
彼らの行為は水に書かれた線のように、それを書いている間しかその姿を見ることができない。
その行為が終わるや否や、その者たちも消えていなくなる。
その者達が行為をしている間だけあなたはそれに気付くが、次の瞬間には彼等は消えていなくなるのだ。SDMp87

ポニョ:おいらに言わせば、彼らは幽霊やぜよ。キモキモやぜよ。いつまで経ってもこの世をウロウロせずに、神さんと融合してあの世に行ってちょうだいって言いたくなるぜよ。だってババと会われた時も、何一つ話さずにリンクの貞子みたいにじっとババだけを見て、ババが「長い間待たしたね。」と言われたのに何も返事をせず、ババの御足に触れた後、またエレベーターに乗ったみたいにして、スルスルと崖の下に消えて行ったんや。キモイやろ。それって。でも一体誰なんやろな。あのキモ女は。

ヨシオ:ほっとけや人の事は。ガンジス川の女神さんかもしれんで。あんまり悪グチを言ったら呪われるで。それより神さんと融合するって言葉では簡単やけれど、実際は難しいやろ。一番良い方法は、神さんって愛そのものやから、自分も愛そのものになれば、融合出来るんや。

ポニョ:その話を以前何度もしたよな。山の事を知るためには、山に行っていろいろ調査するより、山自体になれば良いって。その事をバクティヨーガって言うんやろ。全てのものを神として見て、神への愛を膨らまして行くんや。

「神は愛。愛は神。愛の内に生きなさい。」それはどのようにして可能なのでしょうか。あなたが愛しているのはせいぜい一人か二人でしょう。
もし、あなたが愛そのものとなるなら、あなたは無限となり、すべてを愛せるようになります。
ですから、愛する者になるのではなく、愛そのものとなりなさい。
神は愛の化身ですから、あなたは愛を通じてのみ、神を悟ることができるのです。
月は月の光でのみ見ることができる様に、あなたは、愛を通して愛そのものである神を体験し、その結果、至福を享受出来るのです。STPS2p239

ヨシオ:ポニョのように生まれつき愛がいっぱいある人にとっては、このヨーガは難しくないやろ。というかポニョにぴったりや。ポニョという存在自体がもう神にとても近いもんな。

ポニョ:神さんのところにもう少しでたどり着けるやろか。

ヨシオ:行くってよりも、逆に神さんのところに戻っていくって考えたほうがええんや。というのも人はもともと神さんやって言ってたやろ。その神さんを覆っているいろんな欲望とかエゴを取り去って綺麗さっぱりしたら、もともとの自分、つまり神さんが姿を現わすんや。それが本当のポニョなんや。

あなたは自分が人間であって、神のもとに行くのだと考えてはいけません。
それよりもあなたはもともと神で、人間になったと考えるほうが良いのです。
そのように考えることにより、神のさまざまな属性があなたを通じて現れてくることでしょう。
神であったあなたは人として下界し、そしてまた、最終的にもと来たところに戻っていくのだということを覚えておきなさい。MBAIp94
https://m.youtube.com/watch?v=pnLzcmcVnLw


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