サイババが帰って来るよ

Count down to the Golden age

サイババ物語(37)サイババさんとかけっこの巻

2015-02-18 00:49:51 | 日記
ヴィジャヤ クマーリさんのサイババさんとの神聖な友情

サイババさんと友達のようになって遊ぶのはとてもユニークでした。
一人が手をつないぐと、もう一人はシャツなどを掴んでいつも、ババと常にくっついていました。
ババと話す時は、無垢な子供になって話すようになってしまうのでした。
私たちはいつも、サイババさんの後にくっついて歩いていました。ババと歩いている時、私たちは木の陰や茂みの後ろに身を隠して、「こっちにおいで!」と叫ぶのでした。
ババを呼ぶのに疲れて、茂みの後ろに座り込んだ時、ババは私たちの後ろに突然現れて、「バアー!」と言って私たちの後ろから驚かされるのです。どのようにしてババは、私たちが気付かないようにして、突然私たちの後ろに来られたのかが、とても不思議でした。
ババは「先に行くよ。」と言われたんですが、姿は見えずとも声だけが聞こえるという状態だったのです。でも、見上げると木の一番高いところまで上られていて、大はしゃぎをしながら、私たちを呼んでおられたのでした。
どのようにしてそんなに高いところにまで、一瞬のうちに登られたのか不思議だと思う暇もなく、次の瞬間、もうババは私たちと一緒に歩いておられたのでした。
ババは、いつも活動的で、一瞬たりともじっとされていませんでした。
ババは、何にでもとても強い関心を持っておられたのです。
私たちは皆そろって、近くの丘の上にある、願望成就の木まで登って行きました。
願望成就の木

登って行く途中で、子供達を押したり、年寄りを怖がらしたりして、とても楽しんでおられたのです。
丘を登りましょう

ババはとにかくいたずら好きで、いつも遊んでおられたのでした。誰よりも一番早く木に登れるし、何でも出来たのでした。ババはどこへ行こうと、何をされようと、彼は、私たちのヒーローだったのです。

ある日、ババは私たちと丘の周りを三周して、誰が一番早いか競争しようと言われました。
ババは「用意、ドン」と合図されたので、私たちは駆け始めました。
私たちが二周目を回ったところで、ババはまだ出発点にいて、誰か帰依者の人と話をされていました。
私たちが、ようやく三周目を周り終わり、ゴールに着いて腰を降ろすと、なんとババはもうとっくの昔にゴールに着いてられたのです。ババが一等になったので、みんなでババを担ぎ上げると、まるで、世界中のものを手に入れたように、とても喜んでおられました。
ババが私たちと徒競走されている時に見せた、飛ぶような走り方は、まるでライオンが走っているようでした。
いや、ライオンでもババのスピードについて行くのは難しいかもしれません。
それにババの力は言葉には出来ないぐらい強かったのです。
こういうババの神聖な御業を、ババと一緒に過ごし、そしてそれを体験出来て、とても幸運だったと思います。
後になって、このような事をババと一緒に再び経験出来るなんて、決して想像もできない事になりました。

サンドゥルというところに、王朝が有って、そこの王妃様がある日、夢を見ました。
宮殿

その夢で、その王家が自分たちのグルだと信じている、ヒラライ マハラジとシルディサイババ、そしてサッチャサイババは一つであるというメッセージをもらいました。
それで、プッタパルティにおられるサイババさんに手紙を書き、使いの者をやりました。その手紙には、「ババに会いたいのだが、いつ頃プッタパルティに行けば良いか」という事をサイババさんに尋ねる内容の手紙でした。
その使いの者が、ブッカパトナムからバスに乗ってババのところへ向かっていたところ、前から一台の車が来ました。
その車には、ババが乗っておられたのです。ババはそのバスに、止まるように合図をしました。それでバスが止まると、ババが、王妃の使いの者にバスから降りるように言われました。そして、王妃から預かっている手紙を渡すように言い、さらに手紙の封を開けずに答えを言われたのです。それは「王妃にいつでも、好きな時に来ても良い」と伝えるように言われたのです。そして、ババが乗った車は、そのままマイソールに出かけて行かれました。
王妃様

バスの乗客達は、自分達のバスに、王妃の使いの者が手紙を持って乗っているのを、ババが知っておられたので驚きました。
そして、その後、王様と王妃様は、突然プッタパルティにやって来たのですが、もちろんババはそのことを知っておられたので、彼らが宿泊する部屋から食事まで全てを、既に用意していました。
王様

そして彼らに、ここで一泊するように勧められました。
それ以来、彼らはアシュラム詣でをするようになりました。それに伴い、ペンダントや神像など、たくさんの物質化したものをババから頂いたのでした。

ババも、サンドゥルにある宮殿に招待されました。ババは、大きなクリシュナの像を物質化して、プレゼントしましたが、バスタオルを持って来るように言いました。
そして、その像をバスタオルの中に入れられました。というのも、それはものすごく熱くて、誰も触れることは出来ませんでした。
クリシュナの神像

皆は、ババがバスタオルを持って来るまでの間、どのようにしてそんなに熱いものをババが素手で持つことが出来たのか、不思議がっていました。
ババは宮殿に置いてある王座の椅子を、直ぐに違う場所に移させました。そして、玉座を新しい場所に移した後、王様に頼まれてその玉座に座り、そうすることによってその王室を祝福されたのでした。
王室の皆様

しかしその頃、インドでは王政再編が始まっていて、王室の存続は危機に瀕していました。ババは、王様達に「お前たちはマンガン鉱のビジネスをすれば良い。そうすれば、王室制度が無くなっても、速やかに民間人になって行けるであろう」とアドバイスされました。
でも当時、マンガン鉱のビジネスは社会から余り良く思われていない仕事でした。しかし、ババに帰依していた二人は、迷うことなくそれを始めました。
今では、インドでは知らない人がいないほど、彼らのビジネスは有名になっています。

王様と王妃様は、イスラム教徒のジャバーというお付きの警護人を持っていました。
でも、ジャバーはサイババさんの事を、神の化身だと全く信じていませんでした。
ある日、ババはジャバーをインタビューに呼びました。そして、着ていたローブの胸のボタンを外し、ジャバーにご自分の胸元を見せました。何とそこには、ジャバーが使っている言語で、金色の文字が浮かび上がっていたのです。それは、「アッラーは神だ。」と書いてありました。
ジャバーはそれを見た途端、強烈な霊的なパワーを浴びて気絶して倒れてしまいました。
ババは、彼を抱き起こして額にヴィブティを物質化して塗りました。
その事件以来、ジャバーは奥さん共々、熱心なババの帰依者になったのでした。
サイババさんの御足にに挨拶される王様と王妃


私のサイババさん体験記 ヴェンカタギリの王様
願望成就の木

一二回私は、サイババさんと一緒に願望成就の木のある丘に登りました。そこは、丘の頂上にあってチットラヴァティ川の近くにありました。
ババは、帰依者たちに「どんな果物でもいいから言ってごらん。出してあげるよ。季節外れの果物でもいいよ。」と言われました。
私は、真面目な性格なので季節外れの果物は、頼めませんでした。でも、他の人が季節外れの果物を頼んで頂いた時にそれを少し頂きました。
多くの人々は、何でも自分が欲しているものを望みました。そして、それらを得ることが出来たのです。
と言っても、サイババさんがそれらを直接、手渡すわけではなくて、木にくっついているのを自分で取りに行くんです。
サイババさんは、木からずっと離れたところにお座りになられていて、人々にどんな果物が欲しいか聞かれるんです。それで、人々が口々に好きな果物を言うと、サイババさんは、「じゃあそれを木のところまで行ってもぎ取っておいで」と言われるんです。

神よりも偉大な友はないことを認識しなさい。
人が神の期待に応えることに失敗した時も、神は彼を見捨てません。
それゆえ神は良き友といわれるのです。
神は誰からもいかなる贈り物も求めません。
にもかかわらず、人はそのような良き友をなかなか受け入れないのです。
そうではなく神を良い友人として受け入れる者のみが、神の友情の完璧な意味を理解することが出来るのです。
このような信念こそ真の知識です。14/1/91

https://m.youtube.com/watch?v=JuCxgvz6eC4

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