サイババが帰って来るよ

Count down to the Golden age

ギャングじゃなくて友達なのだ

2016-08-02 00:00:30 | 日記
神を体験したいなら自らの義務と行為を通じて体験しなさい。
それは容易なことではありません。
理想の生き方をするように努力しなさい。
日々の行為に少しも改善が見られないなら、あなたのしている霊性修行は無意味です。1/1/91

ポニョ:前回の記事でババさんが配線のミスを教えてくれたって言ってたけれど、おいらもそんな風にババさんと会話したいな。

ヨシオ:ポニョが気づいていないだけで、いつもババさんはポニョに話しかけておられるんや。こうしなさいよ、とかそんな事をしたらあかんで、とかそれは間違った道やとかいろいろアドバイスされているのに、その忠告を全然無視して自分の好き放題な事をして、カルマを作り、苦しい目にあったり、悲しい思いをしたりしているのがポニョ吉なんや。

ポニョ:でもババさんの声が小さくてそのアドバイスが全然聞こえないズラ。どうしたらあんたみたいに聞こえるようになるんやろうか。

ヨシオ:それは以前説明したやろ。ポニョはアルスリーやからな。なんでもすぐに忘れるんやろ。

ポニョ:家の者にいつも言われるんや。あんたはアル2ハイマーじゃなくてもう一段進行してるアル3ハイマーやって。物忘れがひどいのは子供の頃からなんやぜよ。食べてすぐ寝たらタンパク質が脳に溜まってアルツハイマーになるって聞いた事があるけれど、おいらは子供の頃から、お腹が大きくなったらすぐにどこでも寝てしまうんやぜよ。

ヨシオ:ポニョは食べる事ならなんでも覚えているのにな。さっきの話やけれど、いつも心の中で囁いておられる神様の声を聞きたかったら、先ず神さんに何を聞きたいかハッキリさせる事なんや。この前の俺の経験みたいに音を出させて欲しいと頼んでしまったから、ババは音を出させて下さったんやけれど、正しい頼み方は、配線の間違いを教えて欲しいやったんや。だから、先ず何を神さんにお頼みしたいのかをハッキリさす事や。そして次にその答えが心の深いところから湧き上がって来るまで辛抱強く待つ事やな。ここで短気な人や、すぐに答えが欲しくて待ちきれない人は、神さんからの答えを期待出来ないな。自分で勝手に考えて適当にこの世をさまようタイプの人やな。神さんと付き合うのは辛抱や根気、忍耐、などの性質を持っていないと難しいんや。神さんに聞いた後、半時間もその事に集中して待てば、そのうち答えが自然に湧き上がって来るんや。その時間は人によって違うんや。でも訓練次第で段々早くなって来るんや。それはその人がどれだけエゴを無くしているかによって変わって来るな。

アシュラムの中ではスワミと直接話すことができます。
アメリカにいる時は、答えを求めて祈り、そのあと客観的に探求すれば、30分で答えが得られるでしょう。
何が正しいか分かっている時は、私に聞くことなく実行しなさい。
それがあなたの自信であり、神の力なのです。
すべての人間関係を考慮に入れず、ただその仕事が正しいかどうかを考えるのです。
~まず最初に、何が正しくて何が間違っているか見極めなさい。
それが正しいことであれば、それについてあなたが満足できることし、その確信がなければ、確信を持てるまで何もしないことです。CWSSBp106~7

ポニョ:おいらはちょっとせっかちなところがあるから、ババさんに聞いて二、三分待って何も聞こえなかったら、自分の思ったやり方でしてしまうぜよ。

ヨシオ:でも簡単な事柄であれば別に良いけれど、人生を歩む上で大きな決断をしなければいけない時は神さんに聞かないいけない時ってあるやろ。

ポニョ:そうやな。そんな時でも自分の中にいつもおられる神さんに聞いてみようと思う時ってあまり無いぜよ。

ヨシオ:ポニョだけではないんや。この世に生きている人の大多数は自分の中におられる神さんを無視して生きているんや。そうではなく、常にどんな小さな事でもええから、自分の中にいる神さんと相談しながら人生を歩んで行くってとても大切な霊性修行なんや。

ポニョ:神さんとお友だちのになりましょう霊性修行やな。それやったら出来そうやぜよ。簡単簡単。

ヨシオ:でもないんやで。というのもこの前も何度か記事にしたけれど、人は誰でも多かれ少なかれブラックボックスを持っていて、人に言えないような欲望や野望、また羨望や嫉妬の心を持っていてそのドス黒い欲望などを自分の心の中にあるブラックボックスに大事にしまっているんや。自分ではそのブラックボックスの中身は誰にも知られたくないし、知られていないから大丈夫だと思い込んでいるんやけれど、実は自分の中にいる神さんには、それらのドス黒い欲望などはガラスのショーケースの中に入っている商品のように丸見えなんや。でもエゴを持っている本人はそういう事を知らないから、たとえポニョのように神さんと友達になっていろいろ相談しながら人生を歩みたいなと思っても、自分のブラックボックスの中身だけは明らかにしたくはないから、神さんと本当の友達になれないんや。

ポニョ:そうか。神さんと友達になるって難しいんやな。

人は、自分が神の帰依者だと信じています。
しかし神が自分に対して、愛を抱いているか、一旦立ち止まって神に尋ねてみたりはしません。
それを知りたいと切望する人は稀にしかいません。
こうすることは、まさに霊的に成功を収める為の真の尺度なのです。DVJp22

ヨシオ:ババの若かりし頃のエピソードを以前連載したけれど、その頃、ババと一緒に遊んで楽しく過ごした人でさえ、心に隠し事がなく純粋で、思っている事と、言っている事、そしてやっている事が同じ人でないと神の化身であるババさんと一緒に打ち解けて話したり、遊んだりするのは難しいと言ってたやろ。

ポニョ:そうやったよな。ババはめちゃ繊細ですぐに傷ついてご自分の部屋に閉じこもって長い間出て来られなかった時も一回や二回じゃなかったもんな。

ヨシオ:でも、周りにいる人は自分たちの何が悪くてババを傷つけたか分からないんや。というのもババはその人の心に浮かんだ悪い想念で傷つかれたから…。自分の想念までいつも監視して生きてる人っていないやろ。

ポニョ:いない、いない。絶対いない。そんな事は不可能やぜよ。

ヨシオ:だからババとお友だちになるってめちゃ難しいんや。ヴィジャヤクマーリさんのように前世から良いカルマを持っている人でないとなかなか出来る事じゃないんや。それでも、自分のブラックボックスを心に大事に残したまま、自分の欲望を満たす事の為に、ババに話しかける事も悪くはない。そんな人でも愛の化身であるババはそうされるんや。というかそういう人がほとんどなので、ババは可愛そうやけどな。いつも傷ついておられるんやで。

ポニョ:そういや、アシュラムで大きな神の祝日を祝うために何万人もプーナチャンドラホールに集まって来た帰依者たちを見て、たくさんの帰依者が集まっていますねとババに言うと、ババはどこに帰依者がいるんや。ギャングばっかりやないか。と言われたエピソードを思い出したぜよ。

ヨシオ:本当の帰依者は自分の全てを神様に捧げようとするんやけれど、ギャング帰依者は、神に帰依する事によって自分の欲望を満たそうとしたり、神さんから御利益を受け取ろうとするから、ババは帰依者なんていない。ギャングばっかりやと言われたんやろな。

ポニョ:うーん。確かにその通りやぜよ。本当の帰依者はこの世的な欲望が無いから、自分、自分のものというエゴが無く、綺麗な心で全てを神さんに捧げれる準備が出来た人なんやろな。クマーリさんも前世はクリシュナと一緒に牧場で戯れたかったという願いをずっと持ち続けておられたんやろ。だから、ババさんと一緒に花輪をボール状にしてバレーボールのようにして遊び、その後ババとダンスをして当時のクリシュナと一緒に戯れた牧女ゴーピーたちのような素晴らしい感動的な体験をされたんやったよな。その感動に満ちた奇跡を再掲しよか。
http://blog.goo.ne.jp/saiponics/e/5afcfb9c790c0f052e9e0bee18a4f999
帰依者たちがトゥルシの葉っぱで、花輪を作っているとババはその人たちの間に座り、皆と一緒になって花輪を作り始められたのです。
そして、「誰でも、一番大きな花輪を作った人は僕の足を二回触れてもいいよ。」と言われたので、皆は競争して花輪を作り始めました。
その間、ババは何時ものように冗談を連発されていました。
でも、突然姿がみえなくなってしまったのでした。
それで、皆は花輪作り競争は、ただのババのお遊びだったと気付きました。

人々は、花輪作りをやめてババを探し始めましたが、どこを探しても見つけることが出来ませんでしたが、突然いたずらっ子のようにどこからともなく現れました。
そして、人を驚かすために顔や体にいろいろと塗りたくって、首にはご自分で作られた花輪を巻いておられたのです。
ババは全ての花輪を集めてぐるぐる巻にして、ボールのようにされました。
そして、男ばかりを一列に並べ、女ばかりをその反対側に並べて、ご自分はそれらの真ん中に立って、先ほど花輪で作った幾つかのボールをババの方に向かって投げるように言いました。
そして、みんなは争ってボールをいろんな方角からババに投げつけましたが、ババはそれらを一つも落とすことなく見事に受け取られたのです。
やがて、花のボールはあちらこちらへと飛び回ったので、人の列は自然に丸い円になりました。
そして、そのまま人々はクルクルとバジャンを歌いながら回り始めて、ババも一緒になって踊り始められたのです。

やがて、みんなは踊り疲れて、礼拝堂に戻って行きましたが、みんな、変な酔っ払ったように目眩がして頭がクラクラとしていました。
ある人は、ババと二人で踊ったよ。とかいや、私がババと二人だけで踊ったんだとか言ってもめ始めたんですが、ババは「これは、普通の目眩じゃなんかないんだよ。だって、僕は全ての人と一晩中踊ったんだから。」と言われました。
そして、こうも言われました。
「クリシュナは、ゴーピー(牧女)たち大勢と、体を沢山作り出して、一人ひとりのゴピーとダンスをして遊び、クリシュナは宇宙の創造主自身だということを証明しました。
それと同じことを、今、今日ここで君たちが体験したんだ。この体験は、非常に稀な体験なんだよ。あなたが喜びを感じたことは、最高の祝福だったんだ。だから、空中を浮いているような、そんな気分になったんだよ。甘美な思いは君たちを熱狂的で幸せな気持ちにさせたんだ。
君たちは、本当に幸運だったんだよ。
だって、このような体験をしたいって、君たちは何世代にも渡り、多くの転生を重ねながら神に願って来たことなんだ。
でも、今日のこのような経験は、神の持っている祝福の一つに過ぎないことなんだ。」


この夜人々が体験した不思議で神聖な気分はその後、長く人々の身体から消えることは無かった。


“あなたが神を愛すれば愛するほど、祝福を受けるでしょう。”
もしスワミと語りたいという欲求が熱意を伴って充分強く、あなたの心が静まっていればスワミはあなたと語ることができるでしょう。
しかし問題は、あなたにはその熱意が十分に備わっていないということです。CWSSBp103

https://m.youtube.com/watch?v=s54I-OnW2hE


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