サイババが帰って来るよ

Count down to the Golden age

サイババ物語(38)ボート遊びは楽しいなの巻

2015-02-18 00:50:06 | 日記
ヨシオ:1948年の中頃、ババはバンガロールのセティさんの家で、帰依者たちにダルシャンを与えておられました。

そこに、その前の年に息子を亡くして、悲しみから立ち直れない夫婦とお婆ちゃんと娘がやって来ました。
その一家は、セティさんの家にとてもたくさんの人々がいてるのを見て、せっかくババに初めて会ったにも関わらず、サイババさんから余り強い印象を得ずに帰って行きました。
それで彼が、次にババに会ったのが、翌年の七月でした。
彼は、バンガロールにある中等カレッジで歴史を教えているカスツーリ教授でした。

その時にカスツーリは、ババと話す機会が有りました。
ババは、「あなたの仕事はこれから、良い方向に向いて来ます。そして、あなたの娘さんは、あなたの友人のバラチャンドランさんの孫と結婚するでしょう。そして、あなたが大学を退職したら、私と一緒に住んで私の伝記を書くことでしょう。」と言われました。
その後、カスツーリはババと何回か会う機会が有りました。そして次の年には、ババが娘さんの結婚式を執り行いました。その後、カスツーリは、ババと一緒にプッタパルティに居を定め、サイババさんの伝記を書くことになったのでした。
ちょうどその頃、ババは近い将来、帰依者の数が劇的に増え、神の化身としての新たな使命を果たせるように、自らの身体に霊力をより取り入れる事が出来るための調整期に入っていました。

そのために、プッタパルティにあまり帰らずに、バンガロールのセティさんの家で英気を養っておられたのです。
ババは、「私は自分で自分をワザと病気のようにしているのです。」と言われました。しかし、噂が噂を呼んで「もうサイババは終わりだ」とか、「ババの使命がもうこれで終わった。」などと人々は言い始めていました。「ババはこのままサマディになる」なんて言う人も出てきたのです。
それで、スッカンマさん達はババの御足に触れながら、「このまま肉体を捨てて逝くような事をしないで下さい。私たちと一緒に長くこの世界で暮らして下さい。」と頼みました。
ババは、「君たちの悲しみを取り除いてあげようと言われました。しかしながら、このような事は必要な事なのだ」と言って帰依者たちを安心させていました。

カスツーリは、その頃のババの様子を次のように述べています。
「私が初めてお会いした頃のスワミは、体がやっと普通の状態になった頃であったにも関わらず、彼の声は、震えていて力がなく、歩き方もフラフラしていて今にも倒れそうでした。それに、彼のモップのような髪の毛は、その細い首に比べると、大きすぎるように見えました。」

しかし、その年の十一月のサイババさんの誕生日祝賀祭が近づいて来ると、ババのからだも徐々に元に戻って来ました。
そして、ババはプッタパルティに戻られて、その年の降誕祭を帰依者たちと祝われました。
その年は、礼拝堂の建設で明け暮れしましたが、ババは、ほとんどの日々をバンガロールで過ごされました。

しかし、来るべき年はカスツーリ教授と一緒になって、「真、善、美」という伝記や、ヴァヒニシリーズ、そして、月刊誌の発行などを始められたのです。その中で感動的なエピソードがあります。

カスツーリは、サイババさんに是非マントラを授けてもらおうと期待して待っていました。ババは明日教えてあげるよ、と言ってくれたのでした。カスツーリさんは、次の日にババがいつ教えてくれるんだろうかと首を長くして待っていました。でも、その日に教えてくれそうになかったので、カスツーリさんはとても落ち込んで、部屋の隅に立って泣いていました。するとババは「カスツーリどうしたんだい。」と言って部屋に入って来られました。カスツーリさんは、「あなたが今日、私にマントラを教えて下さるって言われたから、こうして一日中待っていたのに、全然教えて下さらないではないですか?」と不平を言うと、ババは「どうしてそんなマントラを教えて欲しいと思うんだい?」と聞かれました。カスツーリさんは、「これからヒマラヤのいろんな聖地へ行き、そこでそのマントラを唱えれば、少しでも神様の近くに行けるではないですか。」と言うと、ババはいきなりカスツーリさんをしっかり抱きしめられました。そして、カスツーリさんに、「あとどれくらい、お前は神様の近くに行きたいんだい?」と聞かれたのです。

1947年にラナジョーティ シングさんは、バンガロールの警察長官に任命されたのをきっかけに、サイババさんを家に招待しました。
サイババさんを迎えに行くために、プッタパルティからバンガロールに向かう途中、ポンディアックという大きな車がガス欠でエンストしました。

ババは何時ものように運転手に水を汲んで来るように言って、その水にちょっと触れました。
そして、運転手にその水を燃料タンクの中に入れるように言いましたが、運転手はそれを断りました。
ババは、ラナジョーティさんの顔を見ました。ラナジョーティさんは、運転手にその水を車に入れるように命令しました。
それで、運転手はいやいやながらそれを車のガソリンタンクに注ぎ込みました。
そして、サイババさんは運転手の横に座り車のエンジンをスタートさせました。
もちろん、車は何の問題もなくバンガロールに着きました。
後ほど運転手は「ラナジョーティさんとサイババさんは、気が狂っていると思いましたよ。」と回顧していました。
その後、ラナジョーティさん一家は、ババを伴って、バンディプールの森へ行きました。そこでババは、ラナジョーティさんに大きなダイヤモンドの指輪をプレゼントされたのです。
でもその指輪は、ラナジョーティさんが亡くなると同時に、宙にかき消えるようにして無くなったのです。
また、その森でcrotonという低い木があり、ババはシーツをその木にかけるように言いました。
そしてサッとシーツを取ると、なんと大きなリンゴが、その木にたわわになっていたのでした。
その後ババは、ラナジョーティさんの息子さんであるハヌマンさんにも、バナナを物質化されて食べるように言いました。というのも、彼には子供がいなかったからなのです。
でも、次の年ハヌマンさん宅に男の子が生まれたのでした。

ババは、ある時、ラナジョーティさん一家とウーティという避暑地に出かけられました。
そこから、ヴィジャヤクマーリさんの家族へ手紙を書いて送られました。
僕たちはここでとても素敵な時を過ごしているんだよ。毎日のようにあちらこちらへと出かけるんだけれど、決まって小さなボートに乗って湖に漕ぎ出すんだよ。

そこの景色はとてもきれいで、僕の目を釘付けにするんだ。そんな時、僕は決まって君たちの事を思ってしまうんだ。もし君たちも一緒にここにいたらもっと楽しいだろうなって。
ウーティに行く時に、僕はたくさんの象や鹿やいろんな動物を見たよ。


私のババとの神聖体験 クリシュナンマさん
ある日の夕暮れ時に、ババは突然丘のてっぺんにおられました。私たちは、丘の麓に集まって腰を下ろしていました。
次の瞬間、彼の身体の周りが明るくなりそれは光の輝きとなって、大きく輝き始めました。
ババは、私たちに向かって僕が見えるかいと、叫んでおられました。
その後、その光はだんだん明るさを増し、眩しくて目を開けて見てはいられないぐらいになったのです。
ババは、このような光りを三度もその夜に見せてくれました。そして、三度目に見せてもらった光はくるくる回っていたのでした。
三回見た光のうち、最初の光だけがババの姿をその中に見れましたが、他は眩しすぎてババの姿は見えませんでした。


あっと驚いたババの奇跡
水が噴き出たよ
ある日、ガンガーを見たいですか。とある帰依者に聞かれました。そして、つま先で地面をこすられました。するとそこから泉のように水が吹き出てきたのでした。

“どんなものでも石から植物、植物から動物、動物から人へと進化しようともがいています。
人から動物への後戻りをしてはいけません。
光り輝く神の方に向かって昇っていくのです。TEOLp75”

https://m.youtube.com/watch?v=3H5UsToXXC4

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