チキンカレー

2009年10月11日 | 食事 -

料理は、ストレス解消になる。

初めからつくりあげること、基本にのっとって丁寧に作業をすること、
出来上がりをイメージすること、長時間をかけて心を込めてつくること。
そして「食べる」こと。

料理は、正直「単なる暇つぶし」ではあるものの、なかなか頃合の良い具合で
良い影響を(私自身に)与えてくれる。
この連休は、いろいろと「やること」もあったので、アポは入れず・・・
しかし、すると、なんとなく時間を 持て余してしまうものである。
よって、久しぶりのカレー煮込みタイムとなった。

介護人としての私は、香辛料を控えたギョーザなどを大量に作り、冷凍室に
保管しては・・・・・(当時は)日々の品数の一つにしていた。
一回に、最低80~100個ぐらいは、つくっていたと思う。
父は、歯が悪かったので、ギョーザは「水餃子」か、「スープ餃子」だった。

いろいろと思い出しながら、連休の暇な一人暮らしの時間をつぶしつつ・・・
冷凍庫の補充のため、半日をかけて「チキンカレー」を作った。
スパイスの調合も、意外と気を遣う。
箱に入って、スーパーに並んでいる「固まったルー」は、決して使わない。
骨付きの鳥は、長時間煮込むと、ほろほろに溶けて崩れるぐらい軟らかくなる。
今日の隠し味は、面白くもなく、ごくフツーの「りんごの摩り下ろし」だった。
私は、カレーにフルーツをよく使う。
個人的には柑橘系もよく混入するが、以前ヨーロッパの友人が三種類の果物を
使って、もてなしてくれた時は、びっくりした。
使用したフルーツの中に「柿」が入っていたからだ。
センスや好みなのか・・・(習慣や風土ということはないだろうが)・・・・
「一度やってみよう」と思いながら、未だ“やらず終い”である(笑)。


今回は、まずまずというレベルだろうか。
もう慣れたとはいうものの、食べてくれる人がいないのは淋しいことである。
毎日、三食作っていた頃(介護人時代)を思えば、複雑な心境にも陥るが・・・・
何と言っても、日々の食事は、誰かと一緒に食べるのが何よりである。
だから、家族がいるのに・・・時間がバラバラだったりして・・・、たとえば、
別々に食卓を囲む人々の話を聴くと、ちょっぴり気の毒になる。
そういうときは、やはり「旦那も息子も、好みが違うので大変なのよ」なんて
日々の苦労話にお付き合いをするが、私に言わせれば・・・贅沢な悩みだ。
「家族がいるだけいいじゃないですかぁ!」
そう言いたい気持ちを、ぐぐっと押さえることも、しばしばである。
何事も、一長一短! 私には孤独がある代わりに、自由があり、選択権もある。
隣の芝生は、どうして青くみえるのだろう・・・か。
不思議だねぇ。


しかし、おテテが、まだ香辛料(カレー)くさいんですけれど・・・(笑)


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