素老日誌 6月15 日(水) より
今日いただいた「柏葉あじさい」。
葉っぱの形が、ほんと「かしわ」もどきです。
形も天にすっと伸びるようで、
もえぎ色がにじんだ白が
とっても爽やかで涼しげです。
13日(月)から母の食事が変わりました。
ゼリーから、ペースト食へステップアップ!
口の開け加減はさほど変わっていないのですが、
新しい方法が増えました。
な、なんと「注射器」登場!
嚥下(えんげ)のリハビリの先生が、
嚥下機能を促すためにも
開けにくい母の口にある程度の量を入れる方法を考えてくださいました。
幸か不幸か、
母の歯の治療をできなかったために
母の前歯に一本分隙間がある。
そこに、注射器の管を突っ込むと
ちょうど舌に当たり、
母は、チュウチュウと吸い始め、
ぐっとピストンを押し込むと「モグモグ・ゴックン」
こりゃ、すごい!
ただし、
食べ物を認識して口を開ける練習も今まで通り必要。
それで足りない量の食事を鼻からチューブで入れる。
と、まあ、こんな具合です。
「あせらずに根気よく」という時期で、
私が昼食担当させてもらっていますが・・・。
時間がかかる、かかる!(1時間が限界でーす!)
今はどういう働きを刺激する必要があるか?
そのためにどこをどのように刺激するか?
と・・・
ほっぺの筋肉を緩めたり、
ほっぺを引っ張った隙間からタイミングよく舌の上に乗せたり、
口の力が緩むのを待って口に傾けたり、
注射器を使ったり・・・
それを母の様子を見ながらするのですが・・・・
むずかしい~~~~!!(できるものなら、だれか代わって~!)
今は毎日嚥下のリハビリの先生が、見に来てくださいます。
自分がやった方が早いでしょうに・・・・
ニコニコと見守ってくださってます。(仏さんのようです)
「在宅」になったときの練習として指導してくださっているのでしょう。
ありがたいことです。はい、ほんとに。
母も・・・
目をパチクリしたり、
「うーん、うーん」言ってます・・・^_^;
しゃーないわー!
そのうち慣れるから、ごめんな!
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