すぎなの風(ノルウェー編)       ∼北欧の北極圏・トロムソから∼

北欧の中のノルウェー、
北極圏でも、
穏やかで住みやすいトロムソから
お届けいたします。

「書く」ことで、エールをいただく

2008-07-09 | すぎな通信

6月18日(水) より


●「すぎな通信・ひと休み宣言」に

  励ましの言葉

月に一度発行してきたすぎな通信ですが、
69号で「通信・一休み宣言」をしたところ、
お手紙やメール、お電話をいただいています。

69号まで、よくぞ続けた!
子育てや人との場つくりの情報に刺激されていた。
充電して、再開を待っています。
などなど・・・

これまで読んで頂いた上にこのような励ましの言葉。
感謝とともに、「ブログ」で書いていく勇気が出てきました。

●「どうして、ブロク゛を書くの?」

こう私に聞いてくださった方と会って、お話をしました。
ご自分は、ブログに拒否感を持っているが、
「どうなんだろう?」と純粋に聞いてくださっているのです。

「私はあるネットワークで、
日頃の生活でふと思ったことから心の内面まで
書いて発信していたことがあります。

その中から、誰が読んでもわかるようにと編集したものが、
すぎな通信でした。

枠を超えて発信しようとすると、さらに“私”が整理されて、
とってもいい循環でした。

ブログの場合、
読んでくださる人の顔が見えない。
それが、不安だ・・・そう思っていました。
でも、
ブログでも私が不安に思わないような発信ができるのでは?
月に一度の整理が、もっと短いスパンでできるのでは?
そしたら、もっと楽にたくさん学ぶことができるのでは?


それなら、「とりあえずブログで書いてみよう!」

そう思ったんです。

●高齢まで生きて、

   身をもって教えてくれているんだ!

その方と話しているうちに、こんなことが、ひらめきました。

「私たちが高齢になるときは、
高齢者の人数も減り、今のような介護サービスもないでしょう。
今は、新しいライフスタイルを作っていく準備期なのでしょう。

何をすべきか?
どんな力をつけておくべきか?

私は、母と暮らさせてもらっているおかげで
人間の脳や体のことをたくさん教えてもらっています。
母の世代の人たちは、
高齢まで生きて、私たちの世代に身をもって教えてくれる。
そんな世代なのですね」。

こんなふうに話しながら、

私には、何かが腑に落ちる感動がありました。

 

●ありがたい先達

すると、その方はこう言われました。

「あなた、そういうことを書くといいわ」。

いつの間にか、その方は、
私がブログで書くことを応援してくださっているのです。

そこで、私は言いました。

「私の母は、自分の体のことや時代について
いまや客観的に見て、考えて、伝えることはできません。

でも、あなたには、それができる。
ぜひ書いて、私たちに残して伝えてください」。

「そうするわ」。

 

年代こそ違いますが、
「書く」ことを大切にしながら、考え、伝えようとする生き方で
惹かれるものがあるのでしょうか?

大きな敬意を持ちつつも、心おきなく話すことができる。
アドバイスをいただくだけでなく、
話していると、いつも私にひらめきが生まれる。

何とありがたい先達に出会わせてもらっていることでしょう。

「感謝」。

それ以外の言葉は浮かびません。

 

コメント
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