2022年1月30日 <父>
今日の午前中、団地の皆さんと敷地内にある14個の巣箱を回収して、
野鳥の営巣確認を行いました。
皆さんと巣箱づくりを行って設置したのは2016年1月でした。
それから6年、最初に設置した子ども達は高校受験とのこと。
月日の経つのは早いですね。
集会室前で今日の予定を説明した後、1番巣箱から回収します。
安全な場所に設置した巣箱は、子ども達に回収してもらいました。
回収した14個の巣箱を集会室前に並べ、1番から順番に開けて行きます。
3番巣箱を開けます。この後、驚きの声が上がりました。
キアシナガバチの女王蜂がたくさん越冬していました!
可哀そうですが、用意していた殺虫剤で駆除しました。
この後、子ども達はふたを開ける作業が慎重になりました。
最後の14番巣箱は、製作したY君がワクワクしながら開けました。
シジュウカラ(またはヤマガラ)の営巣が確認されました!
よかったですね。コケをたくさん使って作られています。
14個のうち9個でシジュウカラ(またはヤマガラ)の営巣が確認されました。
昨年に続き、今年もスズメが営巣しなかったのが気になります。
このあと、巣箱の清掃、補修、消毒、シュロ縄の取り付けを行い、
再度設置しました。
今年も、多くの巣箱で野鳥が巣づくりをして欲しいですね。
2022年1月30日 東京都稲城市にて オリンパスTG-5
中々、同じ鳥は営巣しないんですね
流石にスズメバチは困りますよね
団地の皆さんとの絆の深さが伝わって来ます。
おはようございます。
いつもながら素晴らしい活動を続けておられますね。
14個の巣箱の内、9個とは確率がすごいですね。
スズメバチはいただけませんが、また来年も楽しみですね。
実際に鳥が出入りしている所は観察できないのかしら?
シジュウカラとヤマガラの巣の違いはあるのでしょうか。
蜂の集団越冬は驚きました。殺虫剤を用意しているのはさすがです。
シジュウカラ(またはヤマガラ)が毎年営巣する巣箱はありますが、
スズメは2年続けて営巣ゼロでした。
集団で越冬していたのはアシナガバチの女王バチです。
スズメバチの女王バチは朽ち木の中などで、単独で越冬します。
コロナ禍で住民同士の交流する場が減っていますが、
今回の企画は良い機会だったと思います。
いつも活動を応援して頂き、ありがとうございます。
オリジナル巣箱の営巣と比べると、日本野鳥の会巣箱の
営巣率の低さが目立ちます。
オリジナルは10個中8個、野鳥の会は4個中1個の営巣です。原因は?
蜂はアシナガバチの女王バチです。働きバチより大きいため、
スズメバチと間違えやすいかもしれません。
営巣時に確認したいのですが…。なかなかチャンスがありません。
時々、放置されている巣箱を見かけますが、残念ですね。
巣箱の営巣状態も確認の合わせて、年1回のメンテナンスは必要です。
シジュウカラとヤマガラの巣の違いは、専門家に訊いたことがありますが、
難しいようです。
アシナガバチの女王蜂が集団越冬は、何回か経験しているため、
殺虫剤はいつも用意しています。
冬期の巣箱回収なので、蜂の動きが鈍く危険性はありません。