磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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銀幕の昭和 「スタア」がいた時代

2007年01月29日 | 読書日記など
『銀幕の昭和 「スタア」がいた時代』
  筒井清忠・編著/井上理砂子、板倉宏臣、
       中澤まゆみ・著/清流出版2000年

帯に書かれてあります。下「」引用。

「街角に映画館があったころ、銀幕のスタアたちがきら星の如く競い合い、撮影所には監督やスタッフの熱気が渦巻いていた。黄金期の日本映画には、夢、憧れ、感動、娯楽……が満ち溢れていた。」



以下の映画スターのことが書かれてあります。

月丘夢路
澤蘭子
山本富士子
西岡善信
本多省三
高田浩吉
東千代之介
淡島千景
富司純子
京マチ子

あの永井隆博士の『長崎の鐘』に出演された月丘夢路さん。

月丘夢路さんも宝塚出身の女優さんのようです。

同期には越路吹雪さんがおられたようです。下「」引用。

「コーチャン(越路さん)は、大人というか要領がよくて、とても少女とは思えない大胆な発言をするの。」


月丘夢路という名前は『少女の友』から、ご本人がつけられたようです。

『長崎の鐘』のロケーションのことが書かれてあります。

そのとき、熱気でムンムンしていたそうです。

永井隆博士との交流もあったようです。下「」引用。

「生活のためにものを書くってのは、つらいですね」とおっしゃるんですよ。自分の身体は動かない、奥様は亡くなった、子どもさん二人はまだ小さい……。だから、書くことが生活の糧になるわけですね。なんだかジーンときてしまって……。「月丘夢路嬢へ」と書いてくださった絵は、今でも大事に仕舞ってあります。」


それだけでなく、月丘夢路さんは『ヒロシマ』に無料出演。

故郷のためにと出演願望……。政治的に左なので映画会社から反対されたという。



山本富士子さんは京都生まれではなく大阪生まれの方で、高校生のころ引っ越しされて京都に来られたようですね。





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