磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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平和読本・ながさきへの旅

2006年12月25日 | 読書日記など
『平和読本・ながさきへの旅』
    長崎の証言の会1983年、1992年18版

なかなか、よくまとまった小冊子だと思います。
秋月辰一郎さんなどが書いておられます。



秋月さんはこう書いています。下「」引用。

「ここは歴史の街であるだけでなく、永井荷風が「東洋ナポリ」と愛し、斎藤茂吉が港を囲む「並よろう山々」にひかれるように、詩の街でもあります。教会や寺院の多い魂の街でもあります。」

秋月さんは永井博士の弟子ですが、永井博士も秋月さんも、どちらも医師で歌人といっていいでしょう……。

その美しい魂の街が、軍需基地へかわっていく。

もし、軍需基地でなかったら、長崎も攻撃目標ではなかっただろうとボクも思います。

戦艦“大和”や“武蔵”をつくった所でもあるようです。

そして、それは住民には知らせられることはなく、戦後そんなことがあったのかと知ったと書いてありました。

「見ざる、言わざる、聞かざる」のスパイ防止法が徹底していたそうです。


永井隆博士が救護所をおかれた三ツ山には、養護老人ホームがあり、高校生や大学生が体験談を聞かれたそうです。


石碑など、原爆遺跡のことも書かれてありました。





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