磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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082 洗濯

2007年06月30日 | ライト小説
総理がコジキでコジキがソーリィー

三章、ノー・ファイトバック




082 洗濯


「あいつ、知恵つきやがったなあー。エスケープすることを覚えたみたいじゃん」
「ふん、そうだよなあー」

「ますます、おもしろくなったってわけだよ。今度は生け捕りまで、楽しめるってわけだよ」

「そういうもんですか……、そういうもんですよねえー」
鼻の下を人さし指をこすっている。

これも、また、頭をかくことと同意という人がいる。

もし、今度いじめられるのが自分になったら困るもので、あわせているだけなのだ。

「まあ、今日は明日を楽しみにして、ゲーセン(ゲームセンター)にでも行くか」
「ええ、いっすねえー」
三人は歩き出していく。


沙也加は、公園に来ていた。

ソーリィーたちは公園の水道をつかって、洗濯をしていていた。

「あっ、ソーリィー」

「あっ、いつぞやのお嬢さんですね」
と、気やすく声をかけあった。

「その後は、どうですか」
「どうってことないですよ」

「そんなことはないよ。また、ソーリィーは、自殺しようとした少年を助けたんですよ」
熊谷老人は嬉しそうに話した。

横の道をいく人たち、立派な格好をして、ネクタイをきっちりと締めているけれど、この中で自殺する少年を助けた人もそうはいないだろう。

いや、むしろ、見捨ててしまうのかもしれないなあー、この人たちはと思う。

「自殺しようとした少年?」

「そうだよ、三沢っていう少年だよ」

沙也加は自分の母校の後輩だときいて、さらに深刻な気持ちになった……。







閑話休題

自殺の名所が近所にできたり、

これほどの自殺数になれば、

もはや大手マスコミが伝えずとも、

口コミでも知ります……。

以前、日本では自殺は報道しない。

マインド・ウィルスをふりまくから……。

と政治家。

原爆時のアメリカのプレスコードを、

好都合とした同じ論理ですね。

そして対策はとらなかったと同然でした……。

マスコミも、あんなにセンセーショナルに

伝えるから、後追い自殺が出たとも思います。












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