磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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416 オバマのグリーン・ニューディールは失敗する?

2009年01月25日 | ライト小説
あかねさんシリーズ002
男が女de女が男


九、タイム・ゼイ・ワラ・チェンジング……




416 オバマのグリーン・ニューディールは失敗する?


ブッシュ時代のエタノール……。

バイオ・エネルギーを推進したブッシュ。

しかし、石油価格は下落が続き、エネルギー価格も影響を受けている。

儲かるからと、バイオ・エネルギーに投資した農場の経営者たち、そして工場をつくった人たちは泣いているという……。

だから、オバマも失敗するかもしれないという……。

--はたして、ブッシュは政治家として、ヴィジョンがあったのだろうか?

まず、石油危機でもなかったのに、石油危機を産みだした……。

こんな手法をつかったところも、無視して、ある一部分だけを切りだしてくる。

これでは、都合のいいことばかりいっている右翼や左翼のイデオロギーの人たちと似たようなものではないだろうか?

科学というのも、条件式によって、すべて変化するものだ……。

その条件式を無視して、奇妙な論理にもっていく……。

たとえ、現政権の批判や非難をしていたところで、ただのガス抜きである確率も高いように思えてくる……。

つまり、信用できないというわけだ。

--ブッシュとオバマの異なる点。

オバマはロビィストという、癒着屋を相手にしないということ。

ブッシュは石油業界などから、多額の献金をうけていた。

金持ちたちの犬といわれていた……。

わが国の総理はブッシュの犬といわれていたが、ブッシュも犬!

犬ばかりがいる世界……。

ホームレスくらいか? 人間は?

--ブッシュはバイオについても、国民が石油高で困ったが、石油価格を下げることもできなかった犬……。

飼い主は金持ちたち……。

そして、モンサントというモンスター企業があらわれる。

カナダなどでは、アメリカと同様にモンサントの遺伝子操作された種は使われていた。

しかし、カナダでも、それに疑いの眼をもってきた……。

その時、巨大産業のモンサントの新しい畑!

バイオ・エネルギーが考えられたのではないか……。

--モンテサントは、世界の飢餓にたいして、それを克服できる技術は遺伝子操作と話してきた……。

ところが、新しい畑が儲かりだす……。

そうしたとき、高騰した穀物を止めるようなことはしなかった……。

世界の飢餓なんて、この企業が考えていたなんて、まったくのブラックジョークだろう。

原爆開発にも参加した、死の産業が、そのようなことを考えるわけがない!

金儲けのための「美しい農業」だったのだろう……。

--ところが、オバマには、このような産業がバックにあるとはきかない。

株式も投資なら、世の中の役に立つだろうが、投機では困ったことになるという……。

ブッシュは投機が止められるのに止めなかった……。

産業界がバックにいるからである……。

そして、多くの人が泣いた……。

オバマは投機を止めるような口ぶりである……。

だが、それでも成功するとまでは、まだ言えないだろう……。

--アメリカはソフトエネルギーの後進国のようにいう人たちもいる。

しかし、風力発電の基本技術もアメリカの航空技術から生まれた……。

太陽電池も開発している……。

今は日本より遅れているが、そんなに大差があるわけでもない……。

もちろん、すぐには無理だろうが……。

--オバマはまともな民主主義をしようとしている。

日本はマスコミにしても、民主主義などしようと思っていない。

この言葉が含蓄があるのと思うのだが……。

「民主主義は、多くの人々が恐れるがゆえに失敗した。
 知的で健康で自由な人々に満ちた世界、そんな世界は、富と幸福は非常に限られているので不可能だ、と人々は信じている。望ましくないとしても……。
 そのようなあらゆる矛盾をもつ世界を守り育てること、さらには再生することは可能だが、しかしそれを可能にするのは資本や利潤や富や金ではない。
     --W・E・デュボイス」

アメリカ人は、ニューディールや、南北戦争、植民地から独立したアメリカを思い起こせばいい。

彼らは短い歴史かもしれないが、民主主義の歴史がある。

--民主主義はあらゆる価値を高めることができる。

すべての人の力を高めるのだから!

オバマがいっていたように、大きな政府、小さな政府より、政府としての機能をはたすことが大切だろう……。

だが、日本にはそれがない……。

腐敗政治を続けているのは与野党ともに同様であり、それを誤魔化すのも同様……。

日本共産党も、同様である……。戦後の赤狩りでさえ、きちんと対応できていないという……。

--歴史と伝統を重んじないものには、民主主義は理解できるものではない。

稲葉はそう信じている……。

そして、日本人が米騒動や、百姓一揆を思い出したら、明治維新のようなことはおきるかもしれないとも思っている……。

だが、それを力づくでも阻止しようとする者たちもいることだろう……。

そう思うのは稲葉だけではないだろう……。

しかし、戦争に敗けた結果あたえられた、見せかけの民主主義では駄目なのだ。

「美しい」では、とうてい役に立たないだろう……。

だけど、米騒動や一揆にもどらないと、民衆の自律がないなんて……。

条件式があまりにも、貧困すぎる……。

困ったものだ、やはり我が国は……。

そして、総理のことをポチなどといっているマスコミはガスぬきだろう……。

人間扱いしろ! そんな感じがでないと、今はおかしいのではないか?

いやはや、間違ってしまった。

マスコミは業種では、一番の勝ち組であった……。

そのために、国民はアメリカの2~3倍の電気料金を払わされているという……。

彼らも越後屋マスコミなのである!

ガス抜きをして、影では「○○さん、あんたもワルじゃのう……」といっているのではないか?

--それが稲葉の考えである……。








閑話休題

まだ、なにもわかっていない

そんなことに熱をあげるより、

しないといけないことは、

山ほどあるのでは?

--わが国のマスコミは……。

どうも、困ったものである……。

しかし、いまだに、

ヒトラーのようなギャグで

笑っている大衆にもうんざりである……。

「いじめ」世代がどんどん大人に

なっていく……。

--民主主義は、

そんなに簡単なものではないだろう……。









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