磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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165 文明に支配されたくない!

2008年05月16日 | ライト小説
あかねさんシリーズ002
男が女de女が男


八、浮気は女の甲斐性よ!




165 文明に支配されたくない!


文化はあくまでも、「人民の人民による人民のための文明」があるとしたら、そこはどんな世界なのだろうか。この異次元世界のうちにそんな社会があるのだろうか。

多くの人たちが「文明に支配された奴隷」となっているとしたら、その社会はどんなに民主主義を標榜していたとしても、そこは民主主義ではなく、文明という重い鎧いを来た封建的な社会となるのではないだろうか。

ある意味、マインド・ウイルスということで考えれば、完全にウイルスに犯された人たちが、「文明に支配」されているのではないだろうか。

そうなると、意外に偉い人たちというのが、「文明に支配」されているのではないだろうか。

彼らの意志はどうなっているのだろうか。茜は気になった。

--京都は伝統ある街である。
しかし、彼らが「文明に支配」されているかといえば、茜はそうは思わない。

古いものの中にも、いいものがあり、それを知っているからこそ、彼らはその伝統を守っているし、彼らも自分の創造性をそのなかに見いだそうとしてる。

古いものを守るだけでは、それは伝統にはならないと京都の職人たちは言っている。

まさに、「文明に支配」されていない証拠ではないだろうか。

文化を文明よりも重んじている京都らしい話だろうと思う。

しかし、これも政治家や一流と勘違いしている人たちには通用しないらしい……。

中根は廊下でオカネスキーに出会った。

「どうしたのよ。仮装行列の練習!」

「グッド・イヴニング! 研究の結果でありますよ」

「インディアンの恰好をしたり、僧侶の恰好をしたり、いったい、何の研究よ! まったく人騒がせな人だわ! こんどはスカート?」

「スカートというよりも、伝統あるスコットランドの衣装ですよ。これが男たちの正装です。健康にもいいんですよ」

オカネスキーは研究室で、コンピュータで何度も計算を繰り返した。

その様子を見て茜は大笑いした。

次は何でくるんだろう!







閑話休題

<四川大地震>中国、
日本を初の人的援助
受け入れ国に決定
【毎日新聞】5月15日12時58分配信


--日本も地震国。

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