磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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016 汚職にまみれた政治家たちと言葉の嘘!

2007年04月25日 | ライト小説
総理がコジキでコジキがソーリィー

一章、アイムソリー




016 汚職にまみれた政治家たちと言葉の嘘!


「汚職にまみれた政治家なんて、われわれのことなど何一つ考えてはくれないさ。自分の欲望をかなえるために、政治家になっているんだから、期待ができない」

沙也加は耳が痛い。

自分の父がもし、こんなひどい世の中をつくっている政治家なのである。まともな人間性をもっていたら、それは苦痛でしかないだろう。

「総理、ホームレスがいるのは、これは先進国病だそうですが、どう思われますか」

「発展途上国にもいるだろうよ」
相手にしていないで、うどんを食べることが肝心なホームレスのソーリィー。

食べ終わったホームレスは話す。
「先進国病といえば、それは問題にならないとしたら、まったくあきれたものだなあー」

「政治家と今どきの女子高生とは似ているところがあるぜ」
「政治家と今どきの女子高生?」

「そうだよ、今どきの女子高生も売春のことを、援助交際といっているんだから、それなら罪にならないってさ。自分の母親だって、エッチしてお金をもらっているってさ」

ニタニタ、下品に笑っている老人。

「同じことだなあー。言葉に騙されているよー」
「援助交際も売春だよなあー」

「そして、メグ牛乳なんて名前だけど、昔は雪印という会社だったんだ。むちゃくちゃな会社で、そんな会社の製品は誰も買わないだろうから、名前をかえたんだ」

「人間というのは、名目に騙されるのものだよ」
老人が笑う。

「雪印という会社は、はじめは違う会社名だったんだけど、雪印の方が売れるから、そうしたんだよ」

「そうかー。そうだったかもなあー。ちかごろは、横文字が流行っているのも、そのためだろうねえー」


言葉によって、問題を隠すことができる。
これだから、言論とは大切なものである。

言葉に騙されないようにしないといけない。

ホームレスと援助交際は関係がないと思われるかもしれないが、家出した少女たちもホームレスであったりする。

ところが、暴力団関係者などにより、少女たちは援助交際させられるのである。

でも、これは売春だという人たちもいるかもしれないけど、どちらにも同じことだと沙也加は思う。

そして、援助交際などと書く大手マスコミの人がその客であることがよく伝えられる……。

売春をしたことには変わりがないのである。







閑話休題


大河内さんの息子さんはいじめで自殺。

大きな社会問題となりました。

大河内さん一家は、忘れることなく、

地道に、そして人間らしく、

暮らしておられるようです。

13歳の遺言











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