磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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原子力読本partII チェルノブイリは警告する

2007年04月25日 | 読書日記など
『原子力読本partII チェルノブイリは警告する』
     神奈川県高教「原子力読本」編集委員会/東研出版1989年


前作は活用されたという。
この本はチェルノブイリ事故があり、原発を止めたいために出されたようです。
日本でも、臨界事故は多発していたようですね。
それは、今年になってやっと伝えられたことですね。



チェルノブイリ事故の経過や原因が書かれてあります。
しかし、隠蔽されたのに、すべて事実が出されたように書かれるのも何だかなあ~と思います。
地震のことは書かれてありませんでした。

この本では、実験をしているとき、事故は起きたという説をとっています。

ヨーロッパの汚染状況。
一番最初に発表したのはチェルノブイリから1000kmも離れたスウェーデン政府。
「公害と原発のあるところに民主主義はない」といわれますが。今ではなくなった東ドイツでは。下「」引用。

「東ドイツ(ドイツ民主共和国)では……
 東ドイツ政府は、「放射能の値がある程度上っているけれども、人体には直接影響はないから安全です」とくりかえし国民に呼びかけた。」


知らずに食べる放射能。

この本には、ヒロシマから偉い学者がいき、チェルノブイリには何の問題もないと語ったらしいということは書かれてありませんでした。

チェルノブイリから広島へ

このことは、まだ、この本が出版されたころには知られていなかったのかもしれませんね。

神奈川県の方が書かれています。
米軍により、核基地化されるヨコスカ。
米軍による基地公害も書かれています。

核兵器にかんする教科書検定についてかかれてあります。
なぜ、きちんと書けないのか?

日本の反原子力運動、
原水禁運動の分裂などが書かれています。


隠された被曝者 岩佐訴訟
「原発で被曝した労働者岩佐嘉寿幸の闘い」

関連サイト

原発を止めるシナリオ。
スウェーデンと西ドイツ、日本のことが書かれてありました。










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