磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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232 公平

2008年07月22日 | ライト小説
あかねさんシリーズ002
男が女de女が男


八、浮気は女の甲斐性よ!




232 公平


「それしても、市場原理というのは、おかしいでごさるね」

「あッ、わたしもここの世界の稲葉さんにならったわよ」

「公平が不公平だったりもするでござるよ……」

「公平ということも、いろいろ複雑に考えるみたいね」

「あきれたものでござるよ」

「そうなの?」

「世の中のためにならない、亀を下駄がわりする漫画本と世の中のためになる脱原発の本が同じだなんて、公平ではござらぬよ」

「オカネスキーはその漫画家きらいね」

「卑怯でござるよ。てめえは、傲慢かましておいて、相手が引用しただけで、盗用とぬかすでござるよ。言論の自由がござるよ」

「社会のためにならないマンガと、社会の役に立つって、どこで線をひくの?」

「それがダメでござる。傲慢かまし続けている政治家どもか、官僚が決めるでござる……。そうなったら、社会の為になるのは、傲慢かましている方でござるよ」

「どこの社会かしら?」

「永田町の一部の社会が、日本全土に呑み込まれているようなものでござるよ」

「稲葉さんは、自動車をたくさんうるセールスマンと、売らないセールスマンに同じ給料をあげたら、公平じゃないって、話していたわ」

「それは間違いでござるね。欠陥車をたくさん売りつけるセールスマンは環境破壊を手助けしたでござるから、罰金をとるべきでござる……」

「オカネスキーって、本当にへそ曲がりね。だから、おもしろいんだけど……」

そして、信用できる人物だとも思っている。

「いえいえ、自分の売っている商品の価値もわからず、ただ売りまくったなどという、ふとどきなセールマンは、市中引き回しのうえ、ボランティア活動をすべきでござるよ」

「でも、本当にお金のことだけではいけいなわね」

「当たり前でござるよ。公平というものにも質を問うべきでござるよ」

「そうだと私も思うわ」

「人間の命を金にかえて食っているヘッジファンドというハゲタカは、打ち首獄門でござるなあー」

「オカネスキー。江戸時代じゃないのよ」

「江戸が、え~どーでござるね」

「あきれた! でも、経済テロリストのせいで何人が殺されたのかしら……」








閑話休題

NHKで原田真二が、

いい歌をうたっていましたね。

イマジンもまあまあよかったけど

(ボクはレノンのファンなので手厳しい)、

持ち歌「広島からはじめよう!」

のほうがずっとよかったと思う。

ナガサキから、ネバダから、

ビキニから、その他いろいろから、

はじめようと、重ねていけば

かなりいけると思った……。

オペラ好きなもので、それを想像して楽しんだ。

けど、日本にはいいミキサーを知らない。

中島みゆきのCDも外国での方が音がいい。

でも、彼女の曲は根性が入っているのが好きだ。

音は気にならない……。










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