磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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心にのこる文学17 虹をみた日-ヒロシマ、少女あきの物語-

2008年11月27日 | 読書日記など
『心にのこる文学17 虹をみた日-ヒロシマ、少女あきの物語-』
   大野允子・作/永田治子・絵/ポプラ社1995年

孫の世代のような人たちを主人公にする……。下「」引用。

「憧れの中学にはいって、憧れの制服を着て夢いっぱいのはずなのに。勉強もする気がしないし親友とも話ができない。あーあ、生きるのにあきちゃった。生への疑問を感じた少女の心の軌跡を、ヒロシマを舞台に描く。」



--宅配というのが出て来ます。
これは、ボクの子供のころにはなかったことです。
郵便局の小包などはありましたが……。

--藤山寛美
この人は昔の喜劇俳優です。
このような正統派のコメディアンはいなくなりましたね……。


ビートルズは子供のころにも聴きましたが、この時代ならも新しいリスナーもうまれたことでしょう……。

--自分史というのも、子供のころには聞かなかったことです。

--『満州公主嶺(まんしゅうこうしゅれい)』という本があるという。

「偽満(うえいまん)」という言葉があるという。下「」引用。

「現在の中国の人々は、かつて存在し「満州国」をこう呼んでいる。そこには日本の侵略行為によって深い傷をうけた民族の憤りが、痛いほど感じられる。
しかし、私たちの「満州」は決して「にせの幻の満州国」ではなかった。そこで生きてきた現実の土地であった。人々の暮らしがあり、喜び、悲しみがあった。国家の意思とはかかわりのない生活があった。」

国家と関わりなく満州へ日本人が住めたのか?
--ボクには疑問です。

広島の本を読む主人公たち。







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