龍の声

龍の声は、天の声

「霊夢・大三輪の君」

2012-07-17 07:17:54 | 日本

今朝は、恐れ多くも素晴らしい夢を観た。
昨夜、謡曲「三輪」の練習をしていたせいかもしれないが、大三輪の君(おおみわのきみ)の霊夢である。



戦後の復興期、我が家に沢山の人が集まって会合が開かれようとしている。
大広間にはお祝いの膳が沢山並べられている。
若々しい父母たち夫婦の席の前には、誰が座るのかわからない二つの上席が恭しく作られていた。
だが、これが何の祝膳で誰が見えるのか、父母たちは何も知らされていない。


一切万端、すべての準備が整うと大勢の参加者は、こころを鎮め静粛にその時を待つ。


しばらくすると、温かく強烈なオーラーが大広間中に満ち満ちてきた。
「一体これは何なのかな?」
皆が小声で話している。

そして光の玉が溢れてきたときに、初めてその実在に出会った。


何と、神武の白装束をまとわれた天皇皇后両陛下のお出でましである。

えー、父母は思わず平身低頭する。

光の輪はあたりを優しく包んでいる。


そして、陛下のお言葉が発せられた。

「大三輪の君、遥か大和のときより朕が御代まで、永き時代を超えての忠義、ご苦労である」


父母は、驚きながら顔を見合わせた。
感激の涙があふれてくる。

観ればあたり一面には、大三輪一族のご先祖さまが、九重十重に輪をつくり集まっていた。

不思議なありがたい出来事であった。




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