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「全国にある三輪神社」

2024-09-14 08:51:48 | 日本

◎総本社  三輪神社(または大神神社)所在地: 奈良県桜井市三輪1422

日本全国に多数存在するが、その中でも奈良県桜井市にある「大神神社(おおみわじんじゃ)」が最も有名で、三輪神社の総本社とされている。この神社は、日本最古の神社の一つであり、古来より大和国一宮として崇敬を集めてきた。


◎全国にある主な三輪神社

以下、有名な三輪神社を紹介するが、これらの神社は大神神社と同じく大物主大神を主祭神とする神社である。

・三輪神社の主祭神である大物主大神は、国造りの神として、また豊穣の神として広く信仰されている。この神は、特に農業や酒造りにおいて重要視され、また縁結びの神としても知られている。

・三輪神社は、各地で農業や地域の繁栄を祈るために勧請された。そのため、全国に点在する三輪神社は、大神神社の分祀としての役割を果たしている。

・全国にある三輪神社は、地域ごとにそれぞれ独自の歴史や伝承を持ちながら、共通して大物主大神を祀る点で一貫している。

・大三輪神社(岐阜県大垣市上石津町宮)
大三輪神社は、持統天皇の伊勢詣でに関連する伝承があるとされている。この伝承は、692年に持統天皇が伊勢神宮へ参詣する際、三輪高市麿君大納言が随行しており、その途中でこの地に立ち寄り、神社を建立したと伝えられている。

当時の伊勢詣での皇族の旅は、現代とは比べ物にならないほど困難で危険が伴うものだった。持統天皇は、天智天皇の娘であり、天武天皇の皇后としても知られる人物で、天皇としての権威を高めるために、各地で神社を建立し、神道を保護した。
三輪神社の創建時期や具体的な由来については、詳細な歴史が明らかにされていないことが多いのだが、地元の伝承や信仰を元にして発展してきた神社とされている。この地域の豊かな自然や農業に密接に関連しており、地元住民からも大切にされてきた場所である。
また、神社の周辺には、古代からの信仰や歴史的な背景が残る場所が多く、文化や伝統を感じることができるスポットともなっている。地域伝承の詳細については、地域の歴史書や神社の由緒書に記載されていることが多いため、さらに詳しく知りたい場合は、地元の資料を参照することが有益である。


・三輪神社(岐阜県岐阜市長良志段見東2丁目1-1)
・三輪神社(愛知県名古屋市中村区名駅南1丁目4-4)
・三輪神社(兵庫県姫路市三輪町234)
・他、多数あり



<了>





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