・私は 何のためにこの世に生まれてきたのでしょう。
・私は なぜこの世に生まれてきたのでしょう。
そんなことを考えたことはありますか。
この世に生を受けた私たちは宇宙の一部であるという真理を知りたい。
人間には それぞれに持って生まれた人生の目的や義務、真理があると言われており、それをヨガでは「ダルマ」と言います。
それを実現するために人間という肉体を宇宙から与えられ、一人ひとりに必要な才能や能力を持ち合わせています。
それに気づくことで自己承認欲が満たせれ、自己潜在能力を必要なタイミングで発揮することで実利や財を与えられ有益な人生を送ることができるのです。
また、このような創造性豊かな流れを「ダルマの法則」と言いいいます。
生まれた独自の素質や特別な才能を他の人たちに与えることです。
そして、私たちが自分の独自の才能を他の人たちへの奉仕と混ぜ合わせとき、すべての目的のうちの究極の目的である、自分のスピリットのエクタシーと歓喜を経験するのです。
「人生の目的の法則」はサンクリット語で「ダルマ」の法則と呼ばれています。
「人生の目的の法則」は、宇宙(=神)が私たちにある目的を果たすために物質化(人間化)したものといわれています。宇宙の純粋な可能性の場とは、本質的には神性で、宇宙(=神)が人という形をとって目的を果たしているのです。気功と宗教との根本的な違いはここにあります。私はキリストも釈迦も空海もみんな宇宙である神を敬い一気功師として活動して多くの人々を救っていたと思います。宗教とは後にその後継者たちがそれぞれを神や仏として祭ったにしかすぎないと思っています。
だから今、生を受けている世界中のすべての人が宇宙の一部であり、神の一部ですべてが繋がっているのです。その真実を世界中の人々が知れば、宗教戦争やそれ以外の戦争もこの世から無くなるでしょう。
ダルマの法則によると、この宇宙に生を受けた人間には必ず独自の才能と、その才能の独自な表現方法をもっています。もちろんあなたも世界中の誰よりも上手にできることがあり、この世界には一人ひとりの独自の才能と独自な表現方法のために、独自のニーズが存在しています。それらのニーズがあなたの才能のクリエイティブな表現と合わさったとき、豊かさを創造する火花が起こるのです。ニーズを満たすためにあなたの才能を表現することが、無限の富と豊かさを創りだします。
しかしながらこの才能に気づかないまま一生を終る人が殆どです。偶然に自分で氣づく人もあれば、他人がその才能に気づかせてくれることもあります。自分がこの才能に気づくためには自分には独自の才能があると心にとめておくことと、自分の祖先のルーツを知ることによって、その可能性は高くなります。
最近、受験生を持つお母さんからよくこういう相談を受けます。「私の子供が勉強しなくて困っています。いまのままでは一流の学校に無事合格できるかどうか心配です。」これに対して私はこういう回答をメールで返しています。「私自身も昔は勉強嫌いで殆ど勉強らしい勉強はしないで遊んでばかりでした。そのため一流の学校へは入れませんでした。しかしもし私が学生時代に必死になって勉強していたら、その時ですべてを燃焼してしまって今の私はなかったでしょう。今、私がこうして気功のことを勉強できているのも、その当時、両親が私に対して一言も勉強しなさいと言わなかったお蔭です。今はもう両親とも亡くなっていますが、今でもそういう両親に感謝しています。
」
「人生の目的の法則」には、三つの構成要素があります。
①最初の構成要素は、一人ひとりが、真の自分とは物質的な表現方法(人間としての姿)をとっているものの、本質的にはスピリチュアルな存在である、ということを自分自身で見つけるためにここにいるだけだと告げています。私たちは、時々スピリチュアルな経験をする人間という存在ではありません。むしろその逆で、時々「人」の経験をするスピリチュアルな存在なのです。あなたが「エゴ」に走っているとき、あなたは「人」としての経験をしているのです。しかしながら宇宙(神)はその状態であるとき「老化現象」や「病気」などの罰を与えるのです。
私たちは一人ひとりが、自分のハイヤーセルフ、または自分のスピリチュアルな「自己」を発見するためにここにいます。それが「人生の目的の法則」の最初の遂行アイテムです。
私たちは自分の内側に、生まれ出たいと願っている神か女神の胎児がいることを自分たちの自身のために見つけださなければなりません。そしてそうすることによって自分たちの神性を表現できるのです。
② 「人生の目的の法則」の二つ目の構成要素は、私たちの独自の才能を表現することです。人生の目的の法則によると、一人ひとりの人間に独自の才能があります。あなたには、独自に表現された独自の才能があるのですが、あまりにも独自なためにこの地球に存在する他の誰ももっていないか、同じ種類の表現方法をとっていないのです。
これは、この地球に存在する誰よりも上手にできること、上手にできる方法をあなたがもっているということです。
そのひとつのことに取り組んでいるとき、あなたは時間が経つのを忘れます。あなたがそのひとつの才能(なかには一つ以上持っている人もいます)を発揮しているとき、あなたを時間を超越した意識状態へと連れて行ってくれます。これも気功術の一種です。だからその間は当然、あなたの体は老化現象を起こしていません。
③「人生の目的の法則」の第三の構成要素は、人類への奉仕、サービスです。人類はすべてみえない糸(意図)で繋がっています。あなたはあなたに繋がっている人類に奉仕するために、自分自身に問いかける質問は、「どうすれば役に立てるでしょうか? どうすれば出会う人すべての助けになるでしょうか? 」です。自分自身の才能を表現する能力を人類への奉仕と結びつけたとき、あなたは「人生の目的の法則」をフル活用することになるでしょう。そしてそのことがあなた自身の精神性の経験、つまり純粋な可能性の場と結びつくことで、あなたは永遠の豊かさを手に入れることになります。
※「カルマの法則」
「カルマ」とは、行いや業のことをいい、自分のとった行いは必ず自分に返ってくるというシンプルな仕組み。
良い行いをすればよい結果がもたらされ、悪い行いによって悪い結果が生じるという「カルマの法則」は日本語で言う「因果応報」。