ブレードの交換
今日の作業は新しいブレードの紹介からです。 使っているCircular Saw(電気丸のこ)は付いてきたブレードのそのまま使っていたのですが、コレが全然良くないのです。切り口が酷く荒れるので、今までは少しお大きめに切り、最終寸法にテーブルソーで切っていました。さすがコレだと必要以上の木材を使ってしまうので、取り敢えずブレードを新しいものに交換しました。
こちらが今回購入したブレード。「freud」のLU79R007です。
結論から言いますと、「すげー!」の一言。今まで俺は何をやっていたんだと悲しくなるレベルです。最高の切れ味で、裏面のバリが全くと言っていいぐらい出ない。下の画像が切り口です。
コレだけの切り口だと最近よくあるトラックソーが欲しくなっちゃいます。
トラックソー
実際に大きな合板などはテーブルソーでは切るのが難しく、特に私のショップの様にスペース上の制限がある場所だと、事実上不可能です。それはこの家に引っ越す時点で分かっていた事で、丸のこである程度の大きさまで切ってからテーブルソーでと言う流れでやればいいと思っていました。しかし、この切り口を見てしまうとテーブルソー無しで、トラックソーだけでも良いのではないかと思ってしまいます。 まぁトラックソーを導入するのは現時点では難しいですが、丸のこ+ジグでトラックソーもどきの環境を作ることは出来ると思います。これは収納ボックスを作る過程でも必要となると思うので、週末にでもジグを作ってしまおうと思います。
工程
さて、本題に戻って収納ボックスの作業です。 今回は前回墨出ししたサイドの面を切り出します。
今後の流れとして次のように考えています。
サイド面の作業(側面、底面も同じ工程の繰り返し)
- 墨出し【完了】
- 切り出し(テンプレート)【本日の作業】
- テンプレートの成形
- 残りの3枚の切り出し
- テンプレートに合わせて残りの3枚を成形
よって今日のからのテンプレートを作成していく作業は他の3枚にも影響する工程ですのでかなり重要です。サイド面のパーツは入り組んでいるのでスクロールソーを使います。ジグソーでも良いのですが、使える刃が残っていません。切る場所は裏側にマスキングテープを貼りバリを抑えます。単純なひと手間ですが、結構な効果があります。一枚目の写真の下がマスキングをした切り口。そして二枚目がマスキングテープなしです。
まぁどちらの切り口も更に切っていくのでこの程度のバリだと全く問題ないのですが、丁寧に仕事したほうが満足度が違います。
このようにして墨出し線から数ミリ残して切り出した物がこちらです。
今後工程3のテンプレートの成形をしていきます。外側の直線はテーブルソー、内側の直線はルーターを使おうと思っています。曲線は未定です。
さぁ、週末中にせめてサイド面の工程は仕上げてしまいたいですね。
道具の基本は自分が出せる中で一番良い(高い)物を買うことですね。