空気のように振舞う

今日は夕食にとあるおすし屋さんに連れて行っていただきました。
とても美味しく満足しましたが、それより感心してしまったのが大将の気の配り方です。

お鮨を食べる人は、そんなに大量に食べ続けるような人はいません。
少なくとも今日行ったお店にそういう人はこないでしょう。

お客様は美味しいお鮨を食べながら、お客様同士の会話を楽しんでいるのです。

大将のすごいところは、まずよく気が付く。
鮨を握りながらも、飲み物の残量、食事の配分などを見計らってすぐに声をかけてくれます。

しかし驚くことに、そういったことも聞かずにいろんなものを出してくることもあります。

そこには、お客様同士の会話を邪魔しない心配りがありました。

もちろん常連の方に関しては、好みを把握しているのでしょう。
私のような初めての人間には、その日のお勧めを出してくださっていました。

まさに”空気”のような接客をする大将でした。

この対応は、どんな業種であっても、どんな職種であっても見習わなければなりません。



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