葬祭業コンサルティング日記

船井総合研究所において、葬祭業を専門にコンサルティングを行っている前田亮の気付きやマーケティングに関することを発信

声をかけるタイミングで心をつかむ

2009-11-07 20:52:37 | その他
出張で全国各地を廻るのですが、福岡にも足を運ぶことがよくあります。
家内が好きなこともあり、福岡に寄るといつも辛子明太子を買って帰ります。

しかし、いつも困るのが「どれを買ったらいいのか」ということ。

私はいろいろと試したがりなので、同じ商品を買うことができません。
ですから、毎回違うのを選ぶのですが、そのたびに迷っています。

だからこそ、店員さんに話を聞きたいのですが、この定員さんの声のかけ方で、その店で買うかどうかが変わってくることが多くあります。

店に入ったとたん、声をかけてきて、「この商品はこの値段でこのボリューム。すごいお得ですよ。」といきなり売り文句をまくし立ててくるところ。

残念ながらそういうお店では私は買いません。

こちらが商品を2つ3つ手に取りながら迷っているときに、「この商品とこの商品の違いはこれなんですよ」といったアドバイスをくれる店員さん。

こんな店員さんがいるお店で私は買います。

違いは何かというと、「自分主体」か「お客主体」かです。

前者のお店は、明らかに自分主体。お客様のことははっきり言って無視です。
ですから商品以前に気持ちよくありません。

後者は、相手が迷っているタイミングで手を差し伸べる、完全なお客主導です。

これは接客が発生するどんな商売においても大事なルールだと思います。

相手が求めていないものを一方的に伝えることは、相手に不快感を与える恐れがあると思います。

相手が救いを求めるそのタイミングで、ずばりアドバイスしてあげる。
これが接客の極意なのだと思います。



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