葬祭業コンサルティング日記

船井総合研究所において、葬祭業を専門にコンサルティングを行っている前田亮の気付きやマーケティングに関することを発信

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「良いお客様」とお付き合いする最低条件

2011-10-25 22:28:58 | その他
先日お邪魔したゴルフ練習場の社長から面白いお話をお伺いしました。
その社長は、会社を継がれる前、金融機関に勤めていた経験があり、その時のお話です。

住宅ローンの営業で地域のお宅を廻っていたその社長は、あることに気付いたそうです。

例えばマンションを廻る際にも、挨拶を全員が普通にしてくれるマンションと、誰もしてくれないマンションがある。
挨拶をしてくれるマンションの方が大体資産価値が高い。

というのです。言い換えれば、挨拶を当たり前にしてくれる人たちは所得が高い傾向があるということでした。

所得の高い人が挨拶が出来るようになる
挨拶が出来るから所得が高くなる(傾向がある)

この2つのどちらかで考えれば、間違いなく後者でしょう。挨拶が出来ればそれだけで所得が高くなるわけではありませんが、できない人でそういったところまで行くのはなかなか難しいのかもしれません。

ここでお客様商売をしている側が考えなければならないヒントがあると感じました。

「良いお客様」にきていただくには、当たり前に挨拶が出来なければならないということです。

毎日のように「当たり前」に挨拶を交わしているこの客層に対しては、出来ていることが当然。出来なければ「不快」になってしまいます。この「不快」は、お客様を店から遠ざける原因にもなります。

つまりこのような人たちに対して「不快」な想いをさせない最低限のレベルをつけなければ、こういった層のお客様は来続けてはくれません。


よくこんな言葉を聞きます。

「うちの会社は客層があまり良くなくて・・・」
「いい客層のお客様は競合に取られてしまう・・・」

こんなとき、ふと考えてみるべきは、他社がどうこうではなく、自分達の会社のレベルがちゃんとそういったお客様の対応が出来るレベルにあるかどうか。

それを計る最もシンプルな部分が「挨拶」だということですね。


やはり現場からの学びというのは、すばらしいです。


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