猫ずきです

体験したことや感じたことを日記調で書いています。老若男女をとわずにわかるよう書いていますので奮って書き込みしてください。

品川きゅりあんの第九

2012-11-20 | 音楽
   

  先週の大雨の土曜日に大井町にある品川きゅりあんに第九を聞きに行った
  大盛況で2時間前から整理券を配布
  開演は17:30でほぼ満席

  ステージが狭いのが気になるがとても感動的な演奏でした


     指  揮:松岡 究
     演  奏:品川区民管弦楽団
     合  唱:品川音楽文化協会合唱団
     ソプラノ:松尾 香世子
     アルト :寺谷 千枝子
     テノール:小貫 岩夫
     バリトン:初鹿野 剛

                

  松岡氏のプレトークが5分くらいあった
  第一楽章から第三楽章までを否定してやっと第四楽章にたどり着く
  第四楽章では、今までを否定し続けるが人間の声を用いて至高の世界を目指す
  その語り口がとても指揮同様わかりやすかった

  金管・木管楽器がところどころで失敗するが、全体的にはよく練習されていました
  一番驚いたのは、80歳過ぎのおばあちゃんがコーラスに加わったことでした
  アルトの最前列で一生懸命歌っていました
  男性陣の最前列もどう見ても白髪のOBで70~80歳程度
  ところが歌い出すとすごい迫力でした
  ソロのひとたちも頑張っていました
  特にソプラノの松尾さんがよく聞こえてきました

  曲は全体的にミデイアムテンポ
  指揮はわかりやすく、相手のいいところを引き出すのが上手という感じでした
  第四楽章はあっという間に終わり、拍手喝采
  とても印象に残るすばらしい音楽会でした
  来年もまた来たいと思います