猫ずきです

体験したことや感じたことを日記調で書いています。老若男女をとわずにわかるよう書いていますので奮って書き込みしてください。

演奏会

2013-08-17 | 音楽
     


   堀米 ゆず子はもうベテランのヴァイオリニストだ
   ベルギー在住だが、時々日本に来て演奏を聴かせてくれる
   生で聞いてみたい演奏家のひとりだ

              

   今回新聞に載っていたのは彼女の新しいプロジェクトのこと
   バッハとブラームスの作品を年2回、3年間かけて行うという
   
   東京の白寿ホールで春と秋に行われる
   企画としても面白いのは、演奏曲目と演奏家の数
   最初はピアノ5重奏からはじまり次にソナタ、最後は無伴奏ソナタとなる
   次第に演奏者の数が減り、最後は堀米ひとりとなる
   最後に集中しなくてはならないし、聴衆もラストは固唾を飲んで熱心に聴くことになる
   見て楽しく聴いて楽しい演奏会なら是非行ってみる価値はある
   チケットは取れるかどうかわからないが電話をしてみよう



              

アマル(希望)

2013-08-16 | 音楽
     

  きのうの日経新聞に良い記事が出ていた
  イスラエルとパレスチナの2つの地域の若い演奏家がデュオを組んで活躍しているという
  上の写真のふたりである

  髪の毛の長いのがパレスチナ出身のハロニさん
  髪の短いのがイスラエル出身のコールベルクさん

  2008年のノルウェーのオペラハウスで初共演をして、すぐに意気投合したそうだ 


                  

  国際的には問題が多い
  国境の画定や聖地エルサレムの帰属問題
  パレスチナ難民の帰還など

  彼らの演奏する曲は幅広く古典から現代まで
  プロコフィエフやラフマニノフには定評がある

  デュオの名前は「アマル」
  アラビア語で「希望」を意味する

  素晴らしい音楽は政治や国家の壁を乗り越える
  そういう信念を世界中に発信してゆく

  こういう活動をどんどん取り上げて話題にしてほしいし
  少しでも問題が解決する方向に進んでほしいものだ
  そして、ふたりの音楽を是非聴いてみたいと思う


                  

ピアノの音

2013-08-14 | 音楽
      

   突然、朝日カルチュアーセンターからハガキが届いた
   内容を見てみると、「ホロヴィッツに捧ぐ ピアノの音」とある

   ホロヴィッツが来日して弾いたスタインウェイのCD75モデル
   多彩な音色でサロンで弾くにはもってこいのモデルだった

   そのピアノの構造や調律師の役割などを高木 裕さんが説明し、
   後半はそのモデルでピアニストの長富 彩さんが弾いてくれる
   そういう企画なのですぐに申し込んだ

   曲はリスト、スカルラッテイ、ラフマニノフ、シューマン、メンデルスゾーンなど


                   

   そういえば先日目黒のパーシモンの小ホールで聞いたミニ・オペラの伴奏のピアノもスタインウェイだった
   ところが、しっとりとした響きでプッチーニのオペラにぴったり合っていた
   地味だけどすごく軽やかな響きだったのを覚えている
   え、これがスタインウェイ?と思った

   そんなわけで8月31日の土曜日に解説と生のピアノの音をしっかりと聞いてくる
   きっと楽しい講座だろうなと思い今から待ち遠しい限りだ


                   

オペラプレミアム2013

2013-08-12 | 音楽
          

   新聞の神奈川版に面白い企画があり、すぐに電話予約をして
   そのチケットを土曜日に東急の青葉台駅近くのフィリアホールまで取りに行った

                  

   前半はワグナーと3人の女性たちが交わしたラブレターの朗読を聞く
   朗読してくれるのは、代表的アナウンサー松平 定知と山根 基世のお二人
   これが聞きたかった

   後半はヴェルディのアリアをサイ・イエングアンが歌ってくれる
   仮面舞踏会、アイーダ、運命の力、オテロ、椿姫などから

   とてもいい企画だ
   平日30日の夜だが、なんとか仕事が終わって間に合うので行って見る

   今年の新しいテーマはとにかく多くの朗読を聞くこと
   そして60歳を過ぎたら、朗読会に入りライフ・ワークのひとつとすることである
   今はその勉強期間だと思っている

                  
                  

ロビー・コンサート

2013-07-27 | 音楽
     


   きのう会社の隣にある素敵なホテルに寄ってきた
   会社のひととの待ち合わせの時間まで30分あるので、ロビーでくつろいでいた
   すると18:30にロビーが暗くなってきた
   どうしたのかと思っていたら、ソロ・コンサートが始まるという
   場所を移動して、じっくり聴いていた

                 

   ヴォーカルの女性とギタリストがいた
   JAZZやボサノヴァを30分聴かせてくれた
   どうも月一回やっているらしいことがわかった

   疲れた身体にスーと音楽が入ってきた
   ブラジル音楽のボサノヴァはポルトガル語だった
   スペイン語より柔らかいポルトガル語がとても心地よかった
   このアンニュイな感じが涼しさを呼ぶ

   アントニオ・カルロス・ジョビンの曲などが聴きやすかった
   ブラジルはサンバの強さとボサノヴァのやさしさに包まれているように感じた

   たった30分ではあったが、ロビーの椅子に腰かけてとても良い思いをした
   ボサノヴァが歌えたらいいだろうなと思う金曜日の夜だった