呂俶の「一言雑談」

大好きな小説『吸血鬼ハンターD』(菊地秀行氏・著)の自作イラストや、日々のよしなしごと録。写真・絵の転用はご遠慮下さい。

初めて行きました、辺野古のフェンス

2015-12-10 11:12:15 | ちょっとそこまで
しかも、偶然。何だか不思議で…。

今年もあと20日あまりとなりましたが、今月のシフトもかなりな鬼仕様(^_^;)。
昨日ようやく「1日ちゃんとお休みだぁ~っっ!」っと、友人を誘って北部へドライブ。
久々のお天気がまた嬉しくって〃〃♪。

特に目的地は決めていませんでしたが、大好きな県在住写真家さんのブログで拝見した北部東海岸に自生するという“オキナワギク”を探してみることに。
何時もは国道を利用するので入ったことなかった名護市の東海岸側、浜辺を探しながら久志地区を車で散策。

道々見かけた民家や史跡、海岸線がホント懐かしい雰囲気で、気持ちもほっこり♪。

祝女殿内(ノロドゥンチ)とあるので、この地域の神事に関わる方のお宅だったのでしょう。
今でも綺麗に守られ、大事にさせている様子が遠目に拝見しても良く分かりました。


遠くに見えるのは石岳かな、久志岳かなぁ。


↑の海岸沿いにわさわさ生えていたアダン林。



ここにはオキナワギクは見当たらなかったので、更に地区を北方向へ。
いつの間にか豊原地区を過ぎ、辺野古地区に入っていたようで、これまた懐かしい建物がっ。


昔はこういう感じの建物あちらこちらにあったなぁ~〃〃っと懐かしく思っていると、更に素敵な家並みがっっ。コンクリート瓦家に角出しコンクリート家、通りに面して山のように洗濯物を干されているお宅、通りに対してオープンなお宅等々、もう直に雰囲気を味わって頂きたい感じが満載っ。
こちらの3地区散策お勧めですっ。
勿論、お住まいの方々に迷惑をかけないように、行儀良くで(^_^;)。

あまりに素敵なので山盛り洗濯物のお宅写真をばと、思ったのですが友人に止められました。
そりゃそうだ(苦笑)。
自分が行儀よろしくないですι。

当初の目的を思い出し、海へ続いていそうな道をひたすら行くと、
漁港を過ぎた隣に開けた場所が。

漁港方面からこちらに歩いていく人が結構いらしたので、何だろうと車を降りて初めて気が付きました。
ここが、辺野古基地建設反対のシンボルだった辺野古のフェンス跡なんだと。

鉄条網をぐるぐる巻きにして進入防止柵にしてあったフェンスに、それぞれの想いをこめてリボンや横断幕がフェンスを覆い隠すくらいあったフェンスは撤去され、今は更に丈夫なコンクリートフェンスになっています。

TVでは数え切れないくらい見聞きしたあのフェンスか…と何ともいえない気持ちに。
入り口には小型バスも停まり、他府県の方を含めたくさんの方がこの場所に来て写真に納め、去りを繰り返していました。

あのフェンスの先では、この先1世紀使うつもりの新基地が建設されようとしているのだなぁと。
無くしてはいけない、本当にたくさんの自然や漁場や生き物や遺跡や史跡をなかったことにしようとしているのだなぁ…と。

やり場のない気持ちで重くなっていた時、目に飛び込んできたのがこちら。

探していた“オキナワギク”が〃〃。
ちなみに、沖縄県レッドデータブック:絶滅危惧Ⅱ類、環境省レッドデータブック:絶滅危惧Ⅱ類なのだそう。

車を停めた入り口の岩場に何輪も咲いていました。
山花草木の可憐さとかたくましさに、何時も元気を頂きます(*^_^*)。

この時点で、まだ11時過ぎ。
さらに北上ドライブを続けることに。
この続きは、また明日(*^_^*)。


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