夜泣き屋_ブログ店

僕がいなくなったときに、ウチのチビたちが楽しめるような、「ウチのチビたちのためだけの千夜物語」を目指します

ep196 「かわいそうな我が家の子供たち」

2009-02-05 22:54:31 | 教えちゃる
【かわいそうな家の子供たち】
 私の友達からメールをもらいました。
「ウチの子(小学校高学年)がギターを演奏している様子をインターネットにアップしたので、見て欲しい。」
という内容でした。言われたURLにアクセスすると、その子がステージでギターをソロ演奏している動画でした。
 たしか6年生だったと思うのですが、小6とは思えないほどの、大人顔負けのうまさでした。
「・・・すごいなぁ~。」
っと思いながら、我が家のテレビに目をやると、ファイナルファンタジーX(10)のコンティニュー画面になっていました。プレイ時間が60時間と出ています。
「60時間もゲームしてんのか~。・・・そういや、あの友達んちは、ゲームはさせない主義って言ってたなぁ~。テレビゲームは与えずに、エレキギターを与えたんだなぁ~。」
 「友達がみんな持っている、ウチの子だけゲームを持っていないとかわいそう。」っていう理由で、ゲームを買い与えました。そして、カードゲームも買い与えました。ウチの子は、与えられたカードゲームとテレビゲームにたくさんの時間を費やしました。

 そして、今、ウチの子の中に何が残ったのでしょう。これに携帯を加えれば、「カードゲーム」と「テレビゲーム」と「携帯のメール」に多くの時間を費やしていたことでしょう。
 そして、何が残るのか。

 何も残りはしません。

 お金をどこにつぎ込むかというと、えげつない話になりますが、そうではなくて、子供の時間を何につかわせるか・・・という話です。

「夏目漱石の【坊ちゃん】など、小学生の頃に触させておきたい作品」「スポーツチームに入って、健康な体づくりと、チームワークをはじめとする人間関係をつくる力や、忍耐力や元気を養う練習」「ピアノやギターなど、音楽を楽しんだり演奏したりする技能や心情」「絵を描いたり楽しんだりする力」「外国語を話す能力」「武道を通しての心身の鍛錬」「料理を作ったり、工夫したりする楽しみ」・・・などなど、私の家の子供には、何も与えられていないという現実。

 かわいそうなのは、【ゲームを持っていないこと】なのか、それとも、【何にも残らないことに『子供の時間』を浪費させる習慣をつけさせてしまったこと】なのか。

・・・ちょっと後悔している私であります。

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