夜泣き屋_ブログ店

僕がいなくなったときに、ウチのチビたちが楽しめるような、「ウチのチビたちのためだけの千夜物語」を目指します

ep101 子供の話は、熱心に聞きます・・・の巻

2007-01-06 00:00:53 | 教えちゃる


仕事から帰ってきて、風呂に入ります。(´ー`)
とってもホッとする時間で、ある意味思考が停止する
瞬間です。


すると、次男のシュンタ(小1)が風呂に入ってきます。

「パパ、あのね、ラチェット&クランクの話やけどね。ラン
チャー8ネオのね、レベルアップやけどね、ショックチューン
とね・・・・・・・

・・・・・・・やっぱね、クランクの出てくる惑星があるやん、

・・・・・・・クランクのホバーって、ジェットとプロペラって、
      パパはどっちが好き?

・・・・・・・僕は、飛んだ感じは、プロペラが好き、まぁ、
ジェットホバーは、便利やけどね。。。つづく・・・つづく。」


僕は、お風呂に入ってきて、熱く【ラチェット&クランク】
について語るシュンタを見ながら2つのことを考えていまし
た。

一つは、小さい頃のことを思い出していました。

「あううう、ばっばっばうう、ゆゆううう、ちゃあああうう。」

と僕の腕の中でバブリングをしていた頃の話です。

ハルの時も、コータの時も、シュンタの時も、僕は、バブ
リングを熱心に聞き、そして相槌(あいづち)を打ちました。




「あううう、ばっばっばうう、ゆゆううう、ちゃあああうう。」

『そうね、ああ、そうね。ちょねちょねちょうね。そうね、
そげん楽しかったとね、あああ、よかったね~。』

・・・と。

そんなことを考えているうちに、コータもお風呂に入って
きました。コータはお風呂に来るなり、

「パパぁ、パパは、魔法使いから戦士に転職して、魔法
戦士にするってどう思う?」

こちらもどうやら、ドラクエ、つまりゲームの話です。熱心
にゲームの話を始めます。

本当は、

「くだらんゲームの話ばかりいつまでやってんだ!もうちょっ
と勉強の話とか、そういう実のある話をしてくれ!」

って、言いたいところなのですが、それは口が裂けても言
いません。

バブリングの時からそうです。

こちらの聞きたい話をさせるのではなく、その子がしたい
話をできるだけ熱心に聞く。

この姿勢を崩したことはありません。

たった一つの言葉を聞きのがさないためです。

本当はしたくない話をしてくれる関係でありたいと願って
います。

=======================================

「パパァ、僕、実は悪いことしてしまったっちゃん。」

「パパァ、なんかいじめられて、いなくなってしまいたい気
分になっとっちゃん。」

=======================================
こういう話は、一番人に聞かせたくない話だと思うんです。

だから、よっぽど話しやすい信頼関係がないと聞けない
話です。しかも、親として、聞き逃したくない言葉だと思
っています。

こういう言葉を聞き逃したくないので、くだらないゲームの
話でも、おもちゃの話でも、今朝見た夢の話でも全部
聞きます。時間がなくても聞きます。イライラしてても、
聞きます。

「パパ、ラチェットのプラチナボルトの取り残しがどこにある
か知らん?」

『プラチナボルトかぁ、どうだろね~。』

と、多少知らない話でも、オウム返し(復唱)をして、理
解しようとしている姿勢が伝わるようにします。

【本当に聞き逃したくないたった一つの言葉】は、とても
嫌な言葉で、心からチビたちを愛している私の口からは、
どこが避けても言いたくありません。ご勘弁ください。そし
て、簡単ですから想像してみてください。





今日も、お風呂で、わけのわからん科学の理論の話を
小一時間、聞きました。

【雲がどうやってできるか】

っていう話だったと思います。

よくわからない理論だったので、話を途中で切って、雲の
でき方についてレクチャーしてもよかったのですが、まがい
なりにも、理論立てて説明しようとする姿が見えましたの
で、とりあえず聞いて、

「なんかどっかの博士みたい。すごい事こと考えてるね~。」

って誉めて、

『どう?』

って聞かれたので、

「そうやってできるのかどうか、確かめる方法があるといいん
だけどね~。どうやったら確かめられるか、今度ゆっくり考え
てみまひょか。」

って答えておきました。

本当は、家に帰ってきても、仕事のこと考えておきたいの
ですが、このような理由で、家では仕事のことは極力忘れ
るようにしています。

結果的に、いい気分転換になっているような気がします。

実際、僕に一生懸命話しかけてくれるのを見るのは、
小さい頃、一生懸命バブリングして話しかけてくれてた
頃と重なってみえて、けっこう楽しいし、幸せです。

「あのバブリングの頃も、きっと何か、こんなふうに一生懸命
伝えようとしていたんだろうなぁ。」

って思えるんです。


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