オーガニック農HOWの日記

食べる側からの農への取り組み。EM自給菜園的生活の日記です。

小さな春が、そこかしこに・・・

2010-03-05 09:28:32 | Weblog
ここ何日か晴れる日が少ないなぁ~。
この時期、山も里もたっぷりの恵みの雨をいただいて土を川を琵琶湖を潤しているのですものね!
水の心配のないというか、もうそこらへんは水路だらけです。いつも水が流れているのが当たり前になっていますが、ありがたいことです。
ひと雨ごとに春が近づき、里の田畑は薄緑色の草に覆われます。
イナカに住んでいいなあと思える時期です。

ところが、毎年春が来ると憂鬱もあります。
地元民は除草剤をじゃかすか使って草を枯らします。
特に琵琶湖に近い田んぼがですよ!田植えの前になると、
美しい緑萌える田んぼの畦はあっという間に茶褐色に変身してしまいます。
草刈の手間より除草剤は撒くだけですから農家は楽なのでしょう。

琵琶湖にどれだけの農薬が流れ込んでいるのやら、
ため息はでますが、かと言ってそれを止める手立てもないし・・・
何とかならんもんでしょうかね~。

有機農業の推進はJAが動き出さないことには・・・
大半の農家は楽する農業を追い求めているわけですし、喜んで誇りに思って農業をやっているわけでもない。
有機農業に理解を示そうという気もなく、
「病虫害どうするねん?草だらけで手がかかってしゃあないやろ?収量が少ないし売り先もないしなあ」
農家のじーさんらは、自ら渦中の栗を拾うようなことはしないですもんね。

都会から来られる方々、畦のヨモギやツクシは除草剤がかかっているかも知れないのでご注意ください。

画像は漆の銘々皿、沈金の土筆の絵です。
葉っぱは、山菜ではなくスープセロリの葉でございまーっす。
ミニミニ苺の発泡スチロールハウスの隅っこに植えていましたが、高安さんとこからいただいたEM米ぬかボカシペレットを撒いたら、あーらら、育っているではありませんか?
今夜のスープに入れましょう。

東京のマキさんからコメントありましたが、どんなところでも小さな自然は存在しますし、庭でもベランダでも春を感じてみましょうね!




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