オーガニック農HOWの日記

食べる側からの農への取り組み。EM自給菜園的生活の日記です。

田んぼの季節!にぎやかケロケロ合唱団

2010-05-07 09:20:46 | Weblog
今月に入って初めての雨です。
ということは、5月は晴天が続いてたってこと。

しっとりと里の新緑を濡らす5月の雨っていいもんですね!
あの寒くて陰鬱な高島時雨の季節と大違いです。

ここらの田植えは連休中に機械化でさっさと済ませてますから、
もう蛙さん達大はしゃぎ??
やかましいほど毎日ケロケロ合唱団しています。
蛙も賢く田んぼに水が入ると活動を始めるそうです。

今年は天候不順で、稲の育苗に日照も温度も十分でなかったはずなのに、稲の苗は田んぼに植えられると、何事もなかったかのようにすくすく育ちます。
改めて、稲の生命エネルギーの偉大さを感じます。

東近江の若手農業者のミチヒロくんは有機栽培技術を持っていて、3年前に水稲栽培に初めてEM活性液や上質の資材を使って、秋に収穫したミルキークイーン(お米の品種)はこれまでの最高の味でした。
まぼろしのミルキークイーンと呼んでいますが、
今年もぜひチャレンジしてほしいなぁーー。

EMの使用法を指導したまこりんが首を傾げるほど、ずっと慣行農法の田んぼだったのに、EM活性液を大量に流し込み米ぬか由来のEM有機資材(こつぶっこ大和肥料発売)を投入するとトロトロ層になり田んぼの生き物に満ち溢れていました。

しかし、両隣の慣行農法の田んぼには生き物一匹見当たりません。
これほどの違いを目の当たりにしたのは初めてでした。

両隣の田んぼと水面の色も違うことに気付きました。
そう、水が違っていると光の屈折や反射で水面の色が違うわけです。
農薬や化学肥料を長年使ってきた田んぼであっても一気に微生物資材を大量入れるとまず水が変わる、そうすると生き物は十分生息できる。
フムフムなるほど!でしょ??

じゃあ田んぼの残留農薬とかは?
比嘉先生が、EMは非イオン化、電気を帯びない性質があるから、農薬や化学肥料などに含まれる重金属は水に溶けず下方に沈んでしまうと言われています。日本の田んぼのカドミゥム汚染はWHOの基準をうんと上まっているそうですから、EMを使えばいいこともわかりますよね!
(詳しいことは、WEBエコピュアか、(財)自然農法国際研究開発センター、EM研究機構のHPやお問い合わせでどうぞ。)

EM自然農法も大きな田んぼですからもちろん機械化です。
稲の植え付け後1週間こ水溶性のつぶっこを撒くと水が濁り雑草の種が光合成できなくて発芽しません。
有機栽培は除草が大変と言われますが、この水溶性の資材、代掻き技術と深水管理がしっかりできれば除草効果抜群です。

安全安心おいしいお米を作る、有機農業推進はとて大事なことですが、リーズナブルプライスで販売することを目指す米づくりでないとね。。。
ここんとこを有機農家が理解していないと買う側はいくら安全で安心でおいしいお米であってもそっぽ向きますもん。
お米はご馳走で食べるものではなく、主食で毎日食べるものであることを認識しないことには、米離れになります。

新たに有機農業を目指す人も、付加価値つけて高く売れるブランド米にして・・・など、取らぬ狸の皮算用はやめておきましょうね。

このあいだ、ようこりんから、在原の棚田米(砂地の田んぼ)を少しもらいました。価格は30キロ28000円だったそうです。
(義理で買わなくちゃいけなかったみたい、玄米30キロだと精米でヌカ分1割減るから白米27キロやね。)

「ゲっ!10キロで1万円近いやん!」
そんなお米買えないわねぇ~。
食べ盛りの子供を持つ家庭でなくても。。。。

そのお米炊いてみたのですが・・・・

いつもオーガニックのおいしいお米を食べなれているまこりんには、
特別においしいとは・・・
お米の味に何かが欠けてるな?の感じでした。


いくら棚田で栽培してもおいしいお米になるとは限りません。
たしかに機械化できないから人件費は高くつくでしょうが。
う、う、うーん。













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